

シューマイを含む飲茶3皿とベトナム風パスタ(米紛で作ったきし麺のような太くて平たい麺)とセサミプローントースト(パンの上にすり身状の海老と胡麻をのせて揚げたもの)を注文する。セサミプローントーストはイギリスでも前菜としてとても人気のある一品なのだが、このように食パンそのものの形で出てくるのは珍しい。普通は三角形なのだが、これ(写真)が出てきたときには、チーズ・オン・トースト(イギリスの代表的な軽食)かと思った。
食事の後、ウェートレスで経営者の女性と話す機会があった。青島の出身でスペインには2年半住んでいるとのこと。タイ料理・日本料理も出す中華料理店はこのへんでは珍しくないが、韓国料理はあまりお目にかからない。ビビンバがメニューにある。韓国風焼肉もこの店の自慢料理の1つだそうだ。韓国人のシェフが1人いるということで、それを聞いて、次回は韓国料理を試してみようという気になった。ランチのメニューにある「韓国風海老と野菜のオムレツ」というのはいったいどんなものだろう?
最後は、この時期の昼飯時は客の数も少なくて、蒸し物の飲茶は揚げ物より時間がかかるし、単価も低いので、客数をこなさないことにはあまり採算が取れないのよ、というやけに立ち入った世間話になってしまった。お茶をサービスで出してくれた後、お勘定を頼むと、合計は9ユーロ90センチモ(1300円ちょっと)だった。なんだか申し訳なくて、チップをはずんでしまった。
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