貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

うき世隣の ほととぎす

2019-02-13 09:02:32 | 日記

うき世隣の ほととぎす

平成31年2月13日(水)

 水泳の池江選手が白血病!

自分で自分のツイッターに

告白した。

 老いた田舎の元水泳選手でもあった

私にも「ああ!」という溜息が・・・。

 病気を克服して・・・!その後の活躍を

と望むばかり。

 青梅の空も今朝はそんな気分空。

 今朝は、浮世隣の ほととぎす の

鶴仙渓。

 鶴仙渓の最下流で、大きな淵を

なし、奇岩・名瀑に風趣をそろえる

辺りが黒谷で、そこに架かる重厚な

アーチ型の石橋が黒谷橋だ。 

 この石橋は昭和100年に架けられたもの。

 それ以前は、木造の橋で、古くから

多くの人がこの黒谷橋を通って、

小松・那谷寺へと旅立ったそうだ。 

 私はまた遊歩道へ。折り返し。

 自笑の句は、

「川音や うき世隣の 

       ほととぎす」 。

 芭蕉は、道明(どうめい)が淵に

おいて、次の句を詠む。

 加賀山中桃妖に名をつけ給ひて。

「桃の木の 其葉ちらすな 

            秋の風」   

        『泊船集』

 ここが川床だ。

 外国のご夫婦が川床を借りて一休み!

 風流な場所。

 描いたり、句を詠んだり、

いろんなことができる場所。

 地蔵と観音様

往きと還りはやっぱり違う。

同じ小径だが。

 川床でのんびりしたいところだったが・・。

 道半ば!

 


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