貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

潮来市: 長勝寺 芭蕉 時雨塚と連句碑!

2024-04-27 10:42:57 | 日記
令和6年4月27日(土)
潮来市: 長勝寺        
 私の芭蕉道の一回目
最終の訪問寺となる。
 名前も長じて勝るという
偶然の幸運に恵まれる?
<本堂>

 本堂は
巨木の間から拝顔という珍しさ。
 奥に旧本堂らしき建物もあり。
 文治元年(1189)に
源頼朝によって創建される。
 江戸時代に徳川光圀が
諸堂宇を修復し、
大獄祖清和尚に住持させる。
<旧本堂>

 広い境内には、
源頼朝創建の年号に因む
文治(ぶんじ)梅(ばい)
と呼ばれる古木がある。 
<文治梅>
      
 また、
時雨塚と鹿島紀行で
<時雨塚と説明>
<芭蕉句碑>

地元の自準亭(じじゆんてい)
松江(しようこう)との交流を
示す連句の碑がある。
<連句碑>

 時雨塚の芭蕉の句は、    
「旅人と 
  我が名よばれむ          
    初しぐれ」。                                        鹿島紀行で地元の自準亭松江
との交流を示す連句の碑は、
桃青と曾良の二首が
刻まれている。 
 潮来、自準亭の松江の句は、
 「塒(ねぐら)せよ 
    わらほす宿の 
          友雀」         
     《松江 潮来、自準亭》
 桃青(芭蕉)の句は、
「あきをこ免(め)たる 
   く年(ね)の指杉」
 曾良の句は、
「月見んと 
   汐引のほる 
     船とめて」