令和6年4月27日(土)
潮来市: 長勝寺
私の芭蕉道の一回目
最終の訪問寺となる。
名前も長じて勝るという
偶然の幸運に恵まれる?
<本堂>
本堂は
巨木の間から拝顔という珍しさ。
奥に旧本堂らしき建物もあり。
文治元年(1189)に
源頼朝によって創建される。
江戸時代に徳川光圀が
諸堂宇を修復し、
大獄祖清和尚に住持させる。
<旧本堂>
広い境内には、
源頼朝創建の年号に因む
文治(ぶんじ)梅(ばい)
と呼ばれる古木がある。
<文治梅>
また、
時雨塚と鹿島紀行で
<時雨塚と説明>
<芭蕉句碑>
地元の自準亭(じじゆんてい)
松江(しようこう)との交流を
示す連句の碑がある。
<連句碑>
時雨塚の芭蕉の句は、
「旅人と
我が名よばれむ
初しぐれ」。 鹿島紀行で地元の自準亭松江
との交流を示す連句の碑は、
桃青と曾良の二首が
刻まれている。
潮来、自準亭の松江の句は、
「塒(ねぐら)せよ
「塒(ねぐら)せよ
わらほす宿の
友雀」
《松江 潮来、自準亭》
桃青(芭蕉)の句は、
「あきをこ免(め)たる
桃青(芭蕉)の句は、
「あきをこ免(め)たる
く年(ね)の指杉」
曾良の句は、
「月見んと
曾良の句は、
「月見んと
汐引のほる
船とめて」