貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市: 石山寺山門左駐車場 ①  石山貝塚の塔と若き藤村苦悩の詩碑!

2023-12-29 10:19:34 | 日記
令和5年12月29日(金)
大津市: 石山寺山門左駐車場  ①  
<山門>
  
 琵琶湖八景 
夕陽「瀬田石山の清流」碑も建つ。
<琵琶湖八景の一つ「瀬田石山の清流」碑>

 前の瀬田川で、
研究室対抗ボートレースにも参加。
大学からよく友と喋りながら
歩いたコース。
<史跡石山貝塚>
<縄文蜆貝塚の塔>

 島崎藤村の詩碑は、
昭和47年(1972)建立。
 元々は密蔵院(現在仁王門先境内)
の旧地。 
 明治26年(1893)
教え子との愛の苦悩から、
教員の職を辞し、
関西漂白の藤村(22歳)が2ヶ月間
ここの茶丈で下宿生活をする。
<島崎藤村詩碑>
  
 その時石山寺に参詣し、
ハムレット一冊を献上。
 石山寺での生活は、
「『春』や『茶丈記』などに著された。」
と記載。
 詩碑は、
「石山寺に
 ハムレットを納むる辞
 より湖にうかぶ詩神よ 
 心あらは 
 落ちゆく鐘のこなたにも 
 聴けや 
 千年の冬の夜ごとに 
 石山の 寺よりひびく
       読経のこえ 」
 と刻印されている。
~つづく。