貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市: 石 山 寺①硅灰石の岩盤の上に建立そして芭蕉堂

2023-12-27 10:47:34 | 日記
令和5年12月27日(水)
大津市: 石 山 寺   ①
<山門は仁王門>
 
  
        
 石山寺は、 
巨大な硅灰(けいかい)石の岩盤
の上に建立。
<硅灰(けいかい)石と多宝塔>

 ご本尊の如意輪観音様は、
八葉の蓮華の形をした
硅灰石の上に座っておられる。
 自然の力と一体化されている
仏様でもある。  
「後の世を
  ねがふこころは
      かろくとも 
    ほとけのちかひ
      おもきいしやな」
 後生を願う私の心等
到底及ばない程、
衆生のあらゆる願いを
聞き届けようという観音様。

 誓願は石山の石のように
堅く揺るぎなし?
 33年に一度の開扉と
紫式部展をセットで見られる
好機に恵まれる。

 1200円也。
 木造の観音像が、
珪灰石の台座に建てられている。
 流石力作である。
 多宝塔も日本最古のもの。

 芭蕉堂と月見堂があったが、
入れないのが無念残念! 
<芭蕉堂と月見堂>

 歴史上いろいろな人が訪れ
風趣を楽しんでいたことも伺われ、
今も揺るぎなし。  
~つづく。