貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

伊賀市蓑虫庵その3 蓑虫塚と若菜塚!

2023-12-09 10:08:25 | 日記
令和5年12月9日(土)
 蓑虫塚は、黄子園の句碑。
<蓑虫塚黄子園の句碑>

 句は、
「蓑虫の 
   音を聞かはやと 
      この庵」
  黄子園は間組の社長神部満之助。
 観魚荘内本紅蓼氏を師として
句を作る。
 そして、若菜塚。
<若菜塚土芳の句碑>

 当庵の主服部土芳の句碑。
 句は
「卒度往て 
   わかな摘はや 
        鶴の傍」
句意は、
「蓑虫庵の庭にも鶴が降り立つ。                         その鶴のように雪芝の祖母が気高く
年を重ね88歳の米寿を迎えた。
 おめでたいことである。
 そっと静かに近寄って
初春の若菜を摘みたいものである。」
<服部土芳の墓>

 土芳二百回忌に頒布した
土芳自筆の短冊を模刻した句碑。
 昭和5年(1930) 12月、時の庵主菊本璧山が義仲寺の芭蕉堂にならい、建立したもの。  堂内には、芭蕉翁像と服部土芳の位牌を祀られている。            何とも可愛い芭蕉座像。                 その後、なづな塚へ。 
〜つづく