一目はばからず
平成31年1月15日(火)
今朝も小松市滞在。
多太神社(八幡宮)参拝!
遥か昔、武烈天皇5年(503年)に
創建されたと伝えられている
歴史ある多太神社。
ここには、伝説の兜が奉納されて
いる。
国指定重要文化財で、旧国宝、
斎藤実盛の兜である。
「時代は平安末期、源平合戦のまっ最中。
兜の持ち主だった斎藤実盛は、
平家の武将として戦っていた。
倶利伽羅峠の合戦で敗れ、加賀の篠原
で再び陣を取り戦ったが、木曾義仲軍の
前に総崩れとなった。
そんな中、実盛は老体であったが、
踏みとどまって奮闘し討ち死にした。
その後、義仲がその首を池で洗わ
せると、墨で塗った黒い髪がみるみる
白くなり、幼い頃に命を救ってくれた
実盛の首だとわかった。
義仲は人目もはばからず涙した
という。
続く。