貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

一宇のお堂・・・白鹿伝説

2018-07-12 09:20:19 | 日記
一宇のお堂・・・白鹿伝説

平成30年7月12日(木)

 今朝は猛暑の中休み。

「西日本豪雨で,愛媛県肱川の野村

ダムなど6府県の8ダムの水量が満杯

に近づき、流入量と同規模の量を

緊急的に放流・・・。」

 短時間の豪雨などもある。

 しばらくは河川氾濫、土砂災害に

ほんと細心の注意が必要。

 15県にまたがる179名の死者、

行方不明者61名と,日に日に増え

ていく。

 哀しみに浸っていることは、今は

できない。

 ライフラインの復旧,活動できる

体制、想定できる災害対策など万全が

尽くされることを願うのみ!

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毛越寺の白鹿伝説。

「嘉祥3年(850)、慈覚大師が

東北巡遊の折この地にさしかかると、

一面雪に覆われ、一歩も前に進めな

くなる。

 ふと足下を見ると、地面に点々と

白鹿の毛が落ちている。

 大師は、その毛を辿ると、白鹿が

蹲っているのを見つける。

 大師が近づくと、白鹿は姿をかき消す。

 やがてどこからともなく、一人の白髪

の老人が現れ、

『この地に堂宇を建立して霊場にせよ』

と告げる。

 大師は、この老人こそ薬師如来の化身

と感じ、一宇の堂を建立。

 嘉祥寺と号す。

 これが毛越寺の起こりだそう。

 毛越寺の由来だ。

 なお、

毛越寺の「越」は、慣用音で「おつ」と

読む。

「もうおつじ」が「もうつじ」になり、

現在の「もうつうじ」になったという。

 古代蓮園から菖蒲園へ。



つづく。