貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

しのぶぐさと・・・

2018-03-08 08:16:04 | 日記
しのぶぐさと・・・

平成30年3月8日(木)

ひっかけなぞなぞその2

「アルファベットはAから始まるね。

 では、アルファベットの最後の

 文字は?」

 今朝も信夫文字摺へ。

 その前に、「しのぶ」について

考える。語源は?

 調べているうち「しのぶぐさ」に

出合う。うちにもあるなあと忍び撮影。



昔から愛されてきたシダだ。

「しのぶれど 我が意およばず 
  
       くさながむ」 貢人

 近くに、人肌の温もりを持つという

人肌石の歌碑もあった。



「若緑 志のぶの丘に 上り見れば

   人肌石は 雨にぬれいり」

小川芋銭



観音堂で、住職のお経を聴くことが

できる。 

 その後、住職とすれ違い、

「どうぞ、お参りを」と声をかけられ、、

心地よいお参りをする。 

そして、子規の句碑を堪能する。



       
子規の句は、

「涼しさの 昔をかたれ しのぶ摺」

である。



 その後、多宝塔を参拝し、若草

栄える観音様のいろいろな道を

楽しく散策した。



お茶室かと思わせるような休憩所も

あったが、外から様子を見ただけに

した。



蓮池では葉っぱで水面をすっかり

覆い、小花の白蓮がいっぱい咲いて

いた。