貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

平成に別れを!2

2018-03-03 08:24:23 | 日記
平成に別れを!2

 平成30年3月3日(土)

 ひな祭り。

 そう言えば、今年は雛飾りを観る

こともなくひな祭りの日を迎えた。

 日野の百草園の雛飾りを思い出す。



その2



その3



そして、兎のおひな様、お内裏様



ちょっとひな祭りの気分を味わう。


 さあて、平成にお別れ。
 
神 津さんの「平成に別れを告げて」の感動の

溶けぬうちに。



 1ページは、「暮れなずむ頃」。

 奥様である「中村メイコ」さんの詩だ。

 無二の親友だった美空ひばりさんを偲んで

作られた詩だ。

 ひばりさんが亡くなる時の春頃か?

 二人で夕暮の語らい散歩?

 「私は寂しい秋が好き!」

と、ひばりさんが呟く。

 そして、「寂しい秋をもう一度見たい」

と願うひばりさん。
 
 夏も秋も見ないで、一人で去って行く。

 メイコさんの哀しみが伝わってくる。

 その詩に曲を。作曲家の夫のやさしさも

伝わってくる。

 それを琵琶奏者の坂田美子さんが歌う。



 昭和と平成を生き、私たちに元気を

いっぱいくださった天才肌のお二人。

 最近、黒柳徹子さんの「徹子の部屋」

も大好きな番組。

 中村メイコさんも神津善行さんも

よく登場され、いろんな話を楽しく語ら

れる。

 次の曲は、神津さんのお姉さんとの会話

から作詞・作曲された「あの日にもどりたい」。

 80半ばを過ぎ、今は施設で生活されている

お姉さんの願い・祈り。

 「母親に抱かれて眠りたい。

 母親の手のひらに触れていたい。」

という願いは魂の願い。

 誰しもそうなのだろう。

 そして、お姉さんだけでなく神津さんの

本音・本心でもあるだろう。

 「亡くなった両親を思い出しながら

 聴いて下さい。」

と、神津さんの一言が、私の琴線に触れ、

坂田さんの透き通った歌声が全身を包んで

くれた。

 今でも使う。

「痛いの 痛いの 飛んで行け!」

も楽しく、懐かしい!



~つづく。