キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

読み聞かせ

2012-11-19 21:55:14 | 絵本
だんごどっこいしょ (子どもがはじめてであう民話 1)
長谷川 知子
ポプラ社

ざぼんじいさんのかきのき (のびのび・えほん)
織茂 恭子
岩崎書店

GRETA THE GREEN COW
Roger Smith
新世研

          月曜日の午後は近くの小学校に絵本の読み聞かせに行きます。

          今日は上の三冊。定番の民話「だんごどっこいしょ」と最近のほ

          のぼの絵本「ざぼんじいさんのかきのき」という日本物2冊と、イ

          ギリスのちょっと風変りでコミカルな「みどりのめうしグレタ」

          それぞれ地方色が豊かなお話です。

          白黒の絵の「だんごどっこいしょ」は絵本としては長いお話ですが、

          絵がとても愛らしく、子どもたちも、最後のオチまでしっかり聴いて

          くれました。

          「ざぼんじいさんのかきのき」は他の人に柿を分けてやるのが嫌で

          独り占めにしたいばかりに、結局柿の木を切って元も子もなくして

          しまう、なにやら「ガチョウと黄金の卵」風のお話です。これまた、

          おじさんのバカバカしいケチンボぶりに、子どもたちは魅了された

          ようです。

             

          最後の「みどりのめうしグレタ」はイギリスの緑の牧場の緑色の

          めうしお話です。グレタは緑色のミルクを出して、仲間外れにさ

          れていたのですが、一冬雪に埋もれているうちに、真っ白な体

          になり、真っ白なミルクを出すようになりました。他の牛たちは

          妬ましくて緑色になり、緑色のミルクを出すようになりました。

          このオチは、英語でグリーンが妬みの色だというところから来

          ています。子どもたちにはそれはあまり理解できていないよう

          ですが、緑と白の絵のコントラストの面白さで、十分に楽しんだ

          ようでした。

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