15日(金曜)万葉関係の人達、15名の忘年会をしました。
場所は「北斎」 御猟鍋(ごりょうなべ)
会長の挨拶が有り、乾杯の音頭で、忘年会の始まり~
お料理の始まる前、脇には、小屋・蓑が有り野菜が入ってる。 前菜
丸い器の中の、鍬の鉄板で焼く ご飯とみそ汁と漬物
両脇には、お野菜が入っており、鴨肉等を焼きタレニつけて食べます。 皆さんビールや、お酒等を飲まれて・・楽しいひと時を過ごしました。
御猟鍋の由来について・・・
鎌倉時代に宮仕え公家たちが、武士とともに洛北の北山へ狩猟に行き、たくさん獲物をとっての帰り道に空腹をおぼえ、雲ヶ畑のさる百姓家にたちより獲物を料理するように命じました。 ところがあいにく鍋にはひびがはいっており役に立たず、百姓ははたと困りました。 そこで一計を案じ、畑を耕す鍬を加茂川の清水で磨き清め、その鍬の上で野鳥の油にて肉を焼いて供しました。 ところが暖色の公家や武士は、その野趣にあふれ、素朴な味に舌鼓をうち大そう気に入りました。 それ以後、北山へ狩猟にいくときまってこの鍬鍋の料理を楽しみましたので、いつしか御猟鍬鍋とよばれるようになりました。