ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

第160回例会『佐保内・佐保路』の旅ハイキング

2009-10-26 14:41:25 | 万葉関係
昨日25日は、第160回例会『佐保内・佐保路』の旅ハイキングに行ってきました。

集合場所の奈良駅には40名が集まり、少し説明を聞き出発です。

途中、東大寺の屋根が見える場所でパチリと



      とても良い構図でしょう~(本郷貴彦氏提供 )            水面に映っているのも絵になるかな~

「正倉」拝観にはまだ時間が有る。



         少し紅葉しています。                       「正倉」入口 10時になり入る。  

 

                  

                    正倉院(正倉)《国宝》 (本郷貴彦氏提供)


                  


「正倉」はもとの東大寺の「正倉」で、奈良時代以来宝物を収蔵して来た宝庫です。檜造り、単層、寄棟本瓦葺きで高床式に造られています。
間口約33m、奥行約9,4m、床下約2,7m、総高約14mの大きさを持ち、床下には直径約60㎝の丸柱が自然石の礎石の上にどっしり立ち並んで、巨大な本屋を支えています。
宝庫の建築年時については、そのことを直接記録した資料がないので、明確に出来ません。
しかし、種々の資料から考えて、遅くとも天平宝字三年(759)三月以前に出来上がっていたことは確実とされています。
内部は三室に仕切られ、北(正面向かって右から順に、北倉、中倉、南倉と呼ばれています。)
北倉と南倉は大きな三角材えを井桁に組み上げた校倉造りであり、中倉は北倉の南壁と南倉の北壁を利用して南北の壁とし、東西両面は厚い板をはめて壁とした板倉造りです。
また各倉とも東側の中央に入り口があり内部は二階造りとなっています。

                    


                          中の説明図がありました。

      次に行ったのが「転害門」

                   

                         「転害門」(本郷貴彦氏提供)

「轉害門」(奈良時代)国宝創建当時の東大寺の伽藍の偉観を偲ばせる雄大な八脚門。三間一戸、切妻造り。
二重虹梁蟇股(にじゅうこうりょうかえるまた)の妻飾り等細部の美しさもよく残る。佐保路門とも言う。(佐保路に面しているから、佐保路門という)

次に行ったのが「聖武天皇陵」



        【聖武天皇・佐保山南陵】(本郷貴彦氏提供)               【仁正(光明)皇后佐保山東陵】(本郷貴彦氏提供)       

あをによし 奈良の山なる 黒木もち 造れる室は 座せど飽かぬかも  「御製歌」

我が背子と 二人見ませば 幾許(いくばく)か この降る雪の 嬉しからまし  光明皇后

次に行ったのが、「鴻ノ池運動公園」 で昼食



              鴻ノ池公園 (本郷貴彦氏提供)                  『藤原不比等公記念碑』

三輪山遠望・惜別歌 [天智6年(667)3月19日近江遷都]の時(長歌省略)

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなも 隠さふべしや  額 田 王

               

              池の周りを歩いていると、何とスッポンが、何か狙っている様だ・・・(ご愛嬌のワンカット)

R-44の交差点で、歌唱 指導 紺谷外志夫先生




     「赤トンボ」「紅葉」を解説付きで歌う                指導 紺谷外志夫先生

 

    元明天皇・奈保山東陵(奈良坂町)                       団体写真 

最後に団体写真を撮り散会として、バスに乗り近鉄奈良駅まで向かう

今日のハイキングは、薄曇りの万葉日和で~皆様お疲れ様でした。 

ちらほらと紅葉も見られて、心配していた足も何とか持ち、最後まで歩けた事が嬉しかった。