♪赤のサテンのドレス・シャツもすっかりジャズストのいちアイテムとして認知してもらってる感じです。
【Live Information】
天気予報は2日間とも雨だった、今年の倉敷ジャズ・ストリート。
昨夜、無事終了しました。
関係者の末席に名を連ねる者として、来てくださった方々、ボランティアの皆さん、スタッフの皆さん、地域の方々、ミュージシャンの皆さん、すべての方に「ありがとうございました」を言わせてください。
毎年倉敷ジャズストの日は、朝早く会場の倉敷美観地区入りして、散策しながらあちこちで写真を撮るのがぼくの楽しみです。
今年のジャズストは11月1日~2日でしたが、天気予報は、前日の10月31日から3日間連続して傘マーク。おそらく出演者やスタッフは、それこそ1時間置きに天気予報を見ては、やきもきしていたことでしょう。
例年、ぼくがジャズスト期間中に自分のテーマとして決めているのは、「とにかく倉敷ジャズスト関係のタグをつけている人を見かけたら、片っ端から挨拶する」ということですが、今年はそれに加えて「雨なんか降らん!」と思い込むことにしました。
「降ったらイヤだな」とか「降らないでほしい~~~」と思うのは人情だし、よ~くわかります。でもそこには明るさやプラスのエネルギーは見えないですし、降ってしまったらテンションは下がるだけ。だから、自分で勝手に「雨なんか降らん!ワシがそう決めた!」と開き直って、楽しむことだけを考えました。
結果、初日は降ったりやんだりでしたが、異動にはほぼ影響なし。夕方以降本降りになりましたが、それは出番終了後でした。
フィナーレのジャム・セッションで進行役を仰せつかっていた2日目は、夕方から雲がでてきたものの無事終了。と思った直後、なんと機材撤収後に激しく降り出したという、幸運としか言いようのない空模様でした。
ジャム・セッションの終了とともにぼくの神通力が切れたんや!、と威張っておきました。(^^)b
演奏は、1日は、ベース・デュオ・ユニットの「Vivant」の相棒、中村尚美さんと、関西のジャズ・ピアニスト岩崎恵子さんとで組んだトリオ。「本栄寺」「倉敷物語館」「林源十郎商店」の3ヵ所にお邪魔しました。
尚美ちゃん、恵子さんともボーカルを披露したり、ぼくと恵子さんはドラムとピアノを掛け持ちしたり。恵子さんのピアノと尚美ちゃんのベースはやはり圧巻でした。
思いきり演奏も楽しみ、倉敷の街並みも楽しみ、ジャズストの雰囲気も楽しみました。
合間にはお茶しながら大笑いの連続。
阪神方面や尾道からも友人が訪ねてくださったり、なんと姉がいきなりやってきて最前列から凝視されたり。。。(^^;)
2日目は、縁があって、関西のベテラン・バンド「フラット・ファイブ」と共演させていただきました。
ボーカルは、関西ジャズ協会副会長で、屈指のジャズ・ボーカリスト原田紀子さん。ピアノは、かつて小曽根真さんのピアノの先生でもあった川瀬健さん。川瀬さんとは10数年ぶりの再会でした。コルネットの中山聖さん、トロンボーンの亀野徹さん、ドラムスの植村晃さんの面々も、酸いも甘いも噛み分けた、いわば歴戦の勇士です。
素晴らしいバンドでした。皆さんのお人柄も、サウンドもとてもナチュラルで心地よく、気負いや垣根やよけいな欲が全く感じられませんでした。
ベテランといえば、安易に「枯れた味」といった表現が使われますが、キャリアの長さ深さはあっても、決して枯れてなんかなかった。出てくる音はみずみずしい音ばかり、メンバー全員が自分の楽器を通して歌いまくっている。そのうえで全員がトータルな音を聞きながら、的確に自分の役割を十二分に果たしている、そういった印象を受けました。驚異的なテクニックを出さずとも、客席を熱くさせることができる、そして1+1+1+1+1が8にも9にも10にもなる、素晴らしいお手本だと思いました。演奏10分前に初顔合わせしたのがウソのようでした。かけがえのない経験でした。
2日目夜は、美観地区内を流れる倉敷川にかかる中橋で、恒例ジャム・セッションのMCを務めさせていただきました。
思えば3年前のジャズストで、「お祭りだからハデに景気づけしよう」という理由だけで選んだサテンの赤シャツ。この時のステージを見た実行委員でジャズ喫茶アベニュウの松本琢真氏の、「それ良いからトレードマークにしたら?」、この一言がきっかけとなってMC役を仰せつかることに繋がったのが感慨深かったです。
セッションをサポートしてくれたのバンドは「Stilbites」。リーダーの金山隆圭君はベーシスト。
実は、実行委員の方から、ありがたいことに「セッションではぜひ皆木さんもベースを弾いてほしい。皆木さんのベースもアピールしたいから」と言っていただいていたのですが、セッションの仕切りで手一杯になることを予想していたし、ベーシストの集まり具合にもよるので、実は「おそらくぼくが弾くことはないかな」と思っていました。
でも金山くんがずっといてくれることで進行役に専念できる、というのは大きな支えだったし、何かあったらなんでも言ってください、とも言ってもらっていたので、安心して仕切り役として動き回ることができました。
とにかくセッションを無事進行させることだけを考えていたので、いまはただただホッとしています。
セッション終了後、いとこ夫婦が手を振りながら笑顔で目の前を通って行ったのにもビックリしました(^^;)
この何年か、倉敷ジャズ・ストリートに関わらせていただいてますが、ジャズストの2日目が大晦日のような気がしてなりません。
打ち上げが、まるで年末年始の宴席のように思えます。
こういう思いを味わえるのは、やはりある種の一体感があるからで、そこにはみんなのジャズストに向ける思いがあるからでしょう。
おかげで今回も感動を味わうことができました。でもそれは、「自分が」やりきったことで得られたものではなかった。いろんな人の気持ちが垣間見えたり、道行く人やお客様が向けてくださった笑顔であったり、気持ちよく自分のベストを尽くすスタッフやボランティアの姿があるからです。
今日がお正月と思って、来年に向けてできることをやっていきます。
それから、いまやトレード・マークと言ってもらえるようになった赤シャツ。
「これが着れなくなったらジャズストに出るのは終わり」と、なんとなく決めていますが、第2期成長期に入ったらしく(汗)、そろそろシャツがキツくなってきた(汗)ので、ヒヤヒヤしています。
真剣に、体型維持を考えねば・・・(^^;)
忙しさにかまけてハチくんのこともほっておいてしましました。
甘えてくるばかりするので、今日はたくさん一緒に遊ぼうと思います。
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【Live Information】
天気予報は2日間とも雨だった、今年の倉敷ジャズ・ストリート。
昨夜、無事終了しました。
関係者の末席に名を連ねる者として、来てくださった方々、ボランティアの皆さん、スタッフの皆さん、地域の方々、ミュージシャンの皆さん、すべての方に「ありがとうございました」を言わせてください。
毎年倉敷ジャズストの日は、朝早く会場の倉敷美観地区入りして、散策しながらあちこちで写真を撮るのがぼくの楽しみです。
今年のジャズストは11月1日~2日でしたが、天気予報は、前日の10月31日から3日間連続して傘マーク。おそらく出演者やスタッフは、それこそ1時間置きに天気予報を見ては、やきもきしていたことでしょう。
例年、ぼくがジャズスト期間中に自分のテーマとして決めているのは、「とにかく倉敷ジャズスト関係のタグをつけている人を見かけたら、片っ端から挨拶する」ということですが、今年はそれに加えて「雨なんか降らん!」と思い込むことにしました。
「降ったらイヤだな」とか「降らないでほしい~~~」と思うのは人情だし、よ~くわかります。でもそこには明るさやプラスのエネルギーは見えないですし、降ってしまったらテンションは下がるだけ。だから、自分で勝手に「雨なんか降らん!ワシがそう決めた!」と開き直って、楽しむことだけを考えました。
結果、初日は降ったりやんだりでしたが、異動にはほぼ影響なし。夕方以降本降りになりましたが、それは出番終了後でした。
フィナーレのジャム・セッションで進行役を仰せつかっていた2日目は、夕方から雲がでてきたものの無事終了。と思った直後、なんと機材撤収後に激しく降り出したという、幸運としか言いようのない空模様でした。
ジャム・セッションの終了とともにぼくの神通力が切れたんや!、と威張っておきました。(^^)b
演奏は、1日は、ベース・デュオ・ユニットの「Vivant」の相棒、中村尚美さんと、関西のジャズ・ピアニスト岩崎恵子さんとで組んだトリオ。「本栄寺」「倉敷物語館」「林源十郎商店」の3ヵ所にお邪魔しました。
尚美ちゃん、恵子さんともボーカルを披露したり、ぼくと恵子さんはドラムとピアノを掛け持ちしたり。恵子さんのピアノと尚美ちゃんのベースはやはり圧巻でした。
思いきり演奏も楽しみ、倉敷の街並みも楽しみ、ジャズストの雰囲気も楽しみました。
合間にはお茶しながら大笑いの連続。
阪神方面や尾道からも友人が訪ねてくださったり、なんと姉がいきなりやってきて最前列から凝視されたり。。。(^^;)
2日目は、縁があって、関西のベテラン・バンド「フラット・ファイブ」と共演させていただきました。
ボーカルは、関西ジャズ協会副会長で、屈指のジャズ・ボーカリスト原田紀子さん。ピアノは、かつて小曽根真さんのピアノの先生でもあった川瀬健さん。川瀬さんとは10数年ぶりの再会でした。コルネットの中山聖さん、トロンボーンの亀野徹さん、ドラムスの植村晃さんの面々も、酸いも甘いも噛み分けた、いわば歴戦の勇士です。
素晴らしいバンドでした。皆さんのお人柄も、サウンドもとてもナチュラルで心地よく、気負いや垣根やよけいな欲が全く感じられませんでした。
ベテランといえば、安易に「枯れた味」といった表現が使われますが、キャリアの長さ深さはあっても、決して枯れてなんかなかった。出てくる音はみずみずしい音ばかり、メンバー全員が自分の楽器を通して歌いまくっている。そのうえで全員がトータルな音を聞きながら、的確に自分の役割を十二分に果たしている、そういった印象を受けました。驚異的なテクニックを出さずとも、客席を熱くさせることができる、そして1+1+1+1+1が8にも9にも10にもなる、素晴らしいお手本だと思いました。演奏10分前に初顔合わせしたのがウソのようでした。かけがえのない経験でした。
2日目夜は、美観地区内を流れる倉敷川にかかる中橋で、恒例ジャム・セッションのMCを務めさせていただきました。
思えば3年前のジャズストで、「お祭りだからハデに景気づけしよう」という理由だけで選んだサテンの赤シャツ。この時のステージを見た実行委員でジャズ喫茶アベニュウの松本琢真氏の、「それ良いからトレードマークにしたら?」、この一言がきっかけとなってMC役を仰せつかることに繋がったのが感慨深かったです。
セッションをサポートしてくれたのバンドは「Stilbites」。リーダーの金山隆圭君はベーシスト。
実は、実行委員の方から、ありがたいことに「セッションではぜひ皆木さんもベースを弾いてほしい。皆木さんのベースもアピールしたいから」と言っていただいていたのですが、セッションの仕切りで手一杯になることを予想していたし、ベーシストの集まり具合にもよるので、実は「おそらくぼくが弾くことはないかな」と思っていました。
でも金山くんがずっといてくれることで進行役に専念できる、というのは大きな支えだったし、何かあったらなんでも言ってください、とも言ってもらっていたので、安心して仕切り役として動き回ることができました。
とにかくセッションを無事進行させることだけを考えていたので、いまはただただホッとしています。
セッション終了後、いとこ夫婦が手を振りながら笑顔で目の前を通って行ったのにもビックリしました(^^;)
この何年か、倉敷ジャズ・ストリートに関わらせていただいてますが、ジャズストの2日目が大晦日のような気がしてなりません。
打ち上げが、まるで年末年始の宴席のように思えます。
こういう思いを味わえるのは、やはりある種の一体感があるからで、そこにはみんなのジャズストに向ける思いがあるからでしょう。
おかげで今回も感動を味わうことができました。でもそれは、「自分が」やりきったことで得られたものではなかった。いろんな人の気持ちが垣間見えたり、道行く人やお客様が向けてくださった笑顔であったり、気持ちよく自分のベストを尽くすスタッフやボランティアの姿があるからです。
今日がお正月と思って、来年に向けてできることをやっていきます。
それから、いまやトレード・マークと言ってもらえるようになった赤シャツ。
「これが着れなくなったらジャズストに出るのは終わり」と、なんとなく決めていますが、第2期成長期に入ったらしく(汗)、そろそろシャツがキツくなってきた(汗)ので、ヒヤヒヤしています。
真剣に、体型維持を考えねば・・・(^^;)
忙しさにかまけてハチくんのこともほっておいてしましました。
甘えてくるばかりするので、今日はたくさん一緒に遊ぼうと思います。
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