ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

高梁市成羽町吹屋

2021年04月01日 | 写真

【Live Information】


2月7日の日曜に高梁へ行ったばかりなのに、5日後の12日の金曜にまたもや高梁方面へ。
今度の行先は、高梁市成羽町吹屋です。
吹屋には「吹屋銅山」があり、江戸時代中頃から鉱山町としてたいへん賑わいました。
幕末から明治時代にかけては、日本唯一のベンガラ(酸化第二鉄)の産地として非常に栄えたそうです。
現在「吹屋ふるさと村」として保存されているのが、この吹屋集落なのです。


ベンガラは「弁柄」とも書きますが、もともとはオランダ語(Bengala)なんですね。
赤色顔料や研磨剤として重宝されました。
語源は「ベンガル」。インドのベンガル地方で生産されていたということです。



吹屋の街並み。



吹屋ふるさと村に入ると、通りの右側にあるのが「ギャラリーみのや」。
古いグランドピアノと、懐かしい足踏みオルガンがあります。
自由に弾くことができるというので、何を弾こうか考えたすえ、「アメイジング・グレース」を弾いてみました。







ベンガラを使ったコーヒーカップ。ベンガラ色は吹屋のイメージそのものです。



吹屋の町並みのはずれにある「本山山神社」。「もとやま さんじんじゃ」と読むんだそうです。
吹屋の氏神様で、1770年ころに銅山で働く人たちのために創建されたといいます。



神社の境内から見おろす吹屋の町並み。



大きな老木。なんの木なんでしょう。
ずっとこの神社と吹屋を見守ってきたんですね。



吹屋を出てからは、高梁のループ橋へ行ってみました。画面右の山に備中松山城が見えます。



天気が良く、しかも2月中旬なのにあまり寒くない、いい日でした。






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