ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

僕のワンダフル・ライフ

2017年10月09日 | 映画
【Live Information】


 この映画を観に行くなら、ハンカチは2枚必要かな。
 1枚は涙、もう1枚はハナミズ用です。
 映画やドラマで泣かないタイプの人は、、、
 大丈夫です、そのぶん家に帰ったらワンコを構いたくて仕方なくなっているはずです。


 


 5日間で2回観に行きました。
 吹き替え版と字幕版を1回ずつです。
 見終えたら、ワンコと、生きることと、ワンコと過ごすことがもっと好きになっていて、なんか知らんけどだれかに語りたくなってるから要注意です。
 ぼくも、映画館から帰ってすぐに、うちのハチくんと一緒に夕日を浴びに行ってきましたとも!


 


 


 動物と暮らしている人は、動物と人の間で心が通うことを知っています。
 だから一緒に過ごすことに喜びを感じるし、一緒にいられなくなると心が悲しみでいっぱいになるんだと思います。
 そんな人が(自分も含めて)この映画を観ると、、、
 泣けて泣けてしかたないでしょう。
 でもそれだけではないのです。
 劇中そこかしこにでてくる「ワンコあるある」に思わず満面の笑みが浮かぶことでしょう。


 


 


 原作は、愛犬を亡くした恋人のために、W・ブルース・キャメロンが書いた小説です。
 映画評では「犬と人間の極上のラブストーリー」と謳われていますが、ほんとうにその通りだと思います。
 「ずっとイーサンと一緒にいるんだ」と決めたベイリーが、イーサンにもう一度会うために、50年の間に3度も生まれ変わります。
 つまり、ベイリーあるいは「元ベイリー」が生涯を終える場面も3度あるのですが、そのたびにハンカチが必要でした。
 生まれ変わってからの、新しい飼主とのつながりも気持ちが温まります。


 


 「犬と人間の絆」というより、突き詰めれば、犬とか人間とかではないんだと思います。つまり「心」を持ったふたつの生き物の、損得や利害ではない、ただただ相手を思う気持ち、観ているぼくはこれに胸を打たれたんですね、きっと。


 


 現実離れした物語かもしれません。けれど、最初から最後まで、ぼくはまったく違和感なく物語に没頭してしまいました。
 泣いて、笑顔になれる、とても素敵な作品だと思います。
 観終えたあとのぼく気持ちは、「早く家に帰って、うちのハチくんと遊びたい!」、でした


 
 

【僕のワンダフル・ライフ/A Dog's Purpose】

 ◆2017年 アメリカ映画(ユニバーサル・ピクチャーズ)
 ◆監 督 ラッセ・ハルストレム
 ◆音 楽 レイチェル・ポートマン
 ◆原 作 W・ブルース・キャメロン『野良犬トビーの愛すべき転生(英語版)』
 ◆出 演
   ジョシュ・ギャッド(ナレーター:ベイリー/エリー/ティノ/バディの声)
   大人のイーサン・・・デニス・クエイド
   10代のイーサン・・・K・J・アパ
   8歳のイーサン・・・ブライス・ガイザー
   大人のハンナ・・・ペギー・リプトン
   10代のハンナ・・・ブリット・ロバートソン
   カルロス・・・ジョン・オーティス
   マヤ・・・カービー・ハウエル=バプティスト
   アル・・・プーチ・ホール
   エリザベス(イーサンの母)・・・ジュリエット・ライランス
   ジム(イーサンの父)・・・ルーク・カービー
   ビル(イーサンの祖父)・・・マイケル・ボフシェヴァー
   フラン(イーサンの祖母)・・・ガブリエル・ローズ
   トッド・・・ローガン・ミラー
   ウェンディ・・・ニコール・ラプラカ

 
 







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