何時も北広釣遊倶楽部のバスに乗ってもらっているOさんの要請により、当倶楽部のKさんとヨシゾーの二人がゲストとして「歯釣会」のメンバーとして参加する事となった。
正直なところ、今年はまだ一度も訪れていない苫小牧の砂浜でクロを狙いたかったのと、「医釣会」との対抗戦と聞いていたので参加を迷っていたのだが、”前回の日本海での例会が不発”だったし、”昼飯&温泉付を考えたら、タダみたいなバス代”につられて参加をOKした。
1.驚きの連続に、頭の中が真っ白!
いつもよりかなり早い16:30集合なのと、北広島からは1時間弱もかかる遠い集合場所だったので、迎えに来てもらったKさんと17時にはヨシゾー家を出発。18時過ぎに待ち合わせ場所に着いたら顔見知りのYさんやIさんも居た。
しかし、バスに乗ってみたら歯釣会さんが4名で残りは全て助っ人。おまけに、対抗戦は上位10名の合計点数って聞いていたのに、バスが発車した後に人数を数えたら11名。
結局、歯釣会のメンバーは4名+ヨシゾーと知り合いが4名+別の助っ人が3名!
え?こんだけ(笑)
って、人数の少なさに驚いちゃったけど、大会範囲である須築漁港をバスがあっさり通過してしまった事にも驚いた。
なんせ、バスが何時のまにか須築漁港を通り過ぎたのをYさんが気付いた時には既にバスは藻岩のトンネルの手前。結局、バスがUターンできる場所が無かったので、横滝のパーキングまで行って停車し、そのまま戦闘服に着替える事となった。
しかし、バスは須築まで戻ると勝手に思い込んでいてたヨシゾーは、再びバスが走り出したときには、須築漁港には戻らずに瀬棚方面へ向ったのにも気がつかずに着替えを続けていた。
発車する前に須築まで戻る人が居るか確認してくれた様だけど、最後尾で着替え中のヨシゾーは聞き逃しました(涙)
なので、バスがしばらく走った後にYさんや、Kさんが気がついて「藻岩に入るんじゃなかった?」って言われ、バスが瀬棚方面に向かっており、予定していた藻岩には戻らないという状況を把握したのだ。
頭の中が真っ白!!
なんせ、バスが何処を走っているのかも判らないし、余りにも短時間で現在の状況を把握し、何処に入るか決断するための情報処理能力は、ヨシゾーの脳みそには荷が重すぎたのだ!
なので、避難場所としてbuchiさんが言っていた「嗣内の湾胴」を思い出し、そこにしようかな?と思ったら既にバスが停車してい場所だった。
条件反射的で降りてしまいました(笑)
2.開始30分で心が折れる!
結局、「嗣内」で降りたのは、歯釣会のWさんとIさんとヨシゾーの3名。
ヨシゾーが唯一航空写真で確認している船揚げ横の一本防波堤は波被りだったが、何とかなりそうな感じ。でも、歯釣会の二人は左のゴロタ場湾胴で竿を出すと言うので左側に移動していった。
ヨシゾーはしばらく船揚げ場で竿も出さずに、波被りの一本防波堤で竿を出すか?稲荷岬に戻るか?それとも中歌に行くか?思案していたが、次々と通り過ぎたり、目の前で停車する釣りバスが何台もあるので、とりあえず一本防波堤の先端に三脚だけを置いて、自分がおかれている状況をゆっくり把握する事にした。
なんせ、最近はバスに乗ってから人の意見に左右されて入釣場所を変更して貧果が続いている。このため、今回は絶対に入釣場所を変更しないと言う硬い意志を貫くために、藻岩周辺の航空写真と風・波の状況に合わせたシミュレーションしかしていなかったのだ!
正直、バスを降りた「嗣内湾胴」も一本防波堤くらいしか把握しておらず、何処を探れば良いのかも、周辺の細かな情報は全く把握していなかった(笑)
しかし、降りてしまったので今更どうしようも無い!
一本防波堤を乗り越える波の様子や風の強さと風向きを観察しながら脳みそをフル回転させたが、その際中にも何台もバスが通り過ぎるので、これから歩いてウロウロしても北寄りの強風と波を避けられるポイントは釣り会の人だらけだと判断し、足下と背後に波が襲う一本防波堤先端で竿を出す決断を下したのです。
・・・・・・・・・・・・。
竿先は強風で揺れるだけ。
・・・・・・・・・・・。
突風と足下を洗う波でバランスを崩し、海に落ちそう。
・・・・・・・・・・・。
背後から襲う波の飛沫は、容赦なくヨシゾーの薄毛と心にダメージを与える。
30分もしないで心が折れて撤収。
3.竿先に反応無し・・・・・・・。
途方に暮れる!
既に周りは釣り会の人だらけ。
湾胴の対岸や右側のサラシを含めた周辺だけでも6~7人は居そうです。おまけに、船揚げ場には他の釣会の人が入って、ヨシゾーの真横に仕掛けを投入していた人は既にカジカ2本も釣ってるし、気がつけば目で確認出来る範囲には竿を出せそうな場所がありません(涙)
なので、少しウロウロしながら何とか他の人の邪魔にならない場所を探して移動する事にしました。
結局、歯釣会の二人が竿を出していた湾胴の奥の川を越え、テトラが積まれて行き止まりとなっている場所まで移動し、テトラと渚の狭い場所で、半分海水に漬かりながら、海草でツルツルの玉石の上で、転がりながら竿を振ってました(笑)
左はテトラで行き止まり、右には川の水が・・・・・・・・・・。
目の前の岩の際、遠・中・近。
何処を探っても当りさえありません。
そう、これがヨシゾーの釣行記の全てです!
4.最後まで勝手が判らずバタバタして自爆!
竿を出しても暇な時間が長く、魚らしい魚が釣れないので明るくなってから移動を決意するも、周りは人だらけで竿を出せそうな場所はありません。
最初に竿を出した一本防波堤の波被りだった基部も波が収まったので既に3名が並んで竿を出していますし、先端にはいつの間にかプライベートのルアーマンが竿を振ってます。
なので、稲荷方面へ移動する事にして歩き出しましたが、めぼしい場所には何処も釣人だらけ。
当然、空いている場所に入いっても、釣人も居なけりゃ魚も居ません(笑)
ここも、目の前の離れ岩の側や、海草が付いていて海の色が変わっている場所を攻めましたが、な~んにも釣れません・・・・・・・・・・・。
結局、最後まで魚らしい魚を釣る事が出来ず、幼児虐待で逮捕されそうな30cm前後の小魚を5匹集めて勘弁して貰う事にしました(涙)
おまけに、審査や温泉&食事など、最後の最後まで状況把握に戸惑いながらウロウロ。
温泉を上がってからの食事の時に、バスが出発する前と審査の時に少ししか話が出来なかった、ボナさんとお話ししようかなと思ったら、ボナさんの「医釣会」とは食事は別々だし、何処に居るかも判らないしで、最後まで思惑と行動がチグハグって言うか、この大会のパターンが読めずに 「何をやってるんだろう?」状態です(爆)
おかげで、歯釣会のお役に立つどころか、勝手にバタバタして自爆!
5.でも、悪いことばかりじゃありません!
少なからず、悪いことがあれば良い事もあります!
良い事その1 :「嗣内の湾胴」がどういう所か判った!
良い事その2 :一緒に降りたWさんやIさんとも知り合いになれた!
良い事その3 :毎回ニアミスしているボナさんと初めて会えた!
ま、何時もの様に魚には見放されましたが、
こっちの収穫もなかなか大きいっす(爆)
これは、マゾイの祟りか?