ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

第1回大会!激闘10時間

2010年04月26日 20時53分32秒 | 10’釣行記
〔バスの中は宴会:寝かせろよ!〕
24日(土)PM7:30
何時もの場所に集合です。既にバスも到着しており、皆さんと久々の再開でしたが仕事の関係や他の釣りバスとの競合もあり、参加者は倶楽部が始まって以来の最少人数の13名でした。少し寂しい大会でしたが、バスは予定通りPM8:00には出発。直ぐにビールや日本酒で宴会状態に突入し、会長&幹事長から大会範囲や天気情報、注意事項も聞く耳持たず状態で、バスは目的地を目指します。前日に酒を飲んでいるヨシゾーは早々にリタイヤ宣言して眠りに付こうとしたのですが、みんなの安眠妨害に遭い、結局一睡もせずに目的地付近の駐車場に到着し着替えを始めました。

・・・・・・・眠い。

〔満員御礼:釣り場が無い〕
何度もヨシゾーから
”ごっちゃんです。”と魚を抜いていくアフロ作治は、’10年度の大会規定でヨシゾーとの同行を暗黙の了解として禁止されたため、ヨシゾーは0:30頃に相沼内川左岸で一人でバスを降りて目的地を目指しました。降車位置から海岸までの距離は約600m。しかし、海岸への入り口である船揚場に着き、その海岸で見た物は無数のギョギョライトと動き回るヘッドライト。確認出来るだけで3名はいます。この場所は、まともに竿を出せる場所は2~3箇所しかありません。一番広い離れ磐には一人しか居なかったため、並んで竿を出せるかと思いサラシを漕いで行くも、波があって竿が出せそうな場所がありません。

仕方なく、道具を海岸に置いて周辺をうろうろしますが、まともに竿を出せそうなところが無いのです。
 
結局、平磐先端部の深場は諦め、水深が50cm有るか無いかという船揚場右側のゴロタ場で竿を出すことに。
 
この次点で、既に2:00を過ぎ、体力もかなり消耗してしまいました。


〔決死の大移動:大量の脂肪を燃焼させ!〕
波も結構高くなってきて、千切れた海草や大量の枯れ葉が道糸に絡みつきますが、竿を出して直ぐに30cm級のカジカをゲット!

でも、直ぐに波と海草で釣りにならなくなって来たので、3:00には相沼内川右岸の大移動を決意。道具を仕舞い、ほぼフル装備の道具を一式背負って1kmほど先にある離岸堤を目指しました。
川を渡る前のゴロタ場は枯れ葉の絨毯が厚く堆積しており、歩きにくいったらありゃしない。やっとの思いで枯れ葉絨毯地帯を抜け、小砂利混じりの海岸を歩くと相沼内川に。

相沼内川は思ったより河幅が広く水量があったので、流れの緩やかな場所を探し、まるで秋サケになった気分で遡上したのです(笑)
 
そして見つけた渡れそうな場所は水深が膝下程度。スキーのストックで足場を探りながら慎重に渡ったのですが玉石に足を滑らせ、右手を着いてしまい右半身が水も滴るいい男になることができました(笑)

この時既に体力の大部分を消耗し、大量の脂肪を燃焼させたので、砂浜で大の字状態で休憩しちゃいました。。

10分ほどの休憩後、今度は足を取られる砂浜を延々と歩きます。途中で他の釣り会の方が3名ほど竿を出していましたが、竿先は全く揺れないとの事でした。

そして、やっとの思いで離岸堤まで到着し、波の死んでいる離岸堤の陰で竿を出した時には、既に空は明るくなり、ヘッドライトがお役ご免となる時間となっていました。
 

〔キター!:2匹目ゲット〕

P4250006

竿を3本出し終えた時点で、あまりの水深の無さにホッケの期待は皆無と判断。根物を狙って、テトラ際と波の死ぬ根境に仕掛けを投入。
間もなく、テトラ際に投げていた竿に40cm級の奴がイカゴロをガップリ咥えてあがってきました。

やっと、2匹目ゲットです。
 

〔久々の竿尻上がり:アブゲット〕

P4250009

2匹目のカジカが釣れたので、少し胸をなで下ろしましたがその後はピクリとも竿先は揺れません。離岸堤防の陰から少し離れた根境に移動し、3本の竿を出し終えたとたん、今度は最初に投げたサーフランダーが飛びました!

40cm級アブゲットです!
 


〔6:00~9:00:移動を繰り返すも当たりすら無し〕
1移動1匹。
その後、何度も打ち返すも残りのイカゴロとコマセがだんだん少なくなって来ました。
そこで、またまた移動を決意。しかし、ホッケが避難してきそうな水深のある河口側砂浜は波が高くてダメ。残り時間は4時間ほどあるとは言え、今までの日本海パターンでは夜が明けてからは釣れた記憶が無い。
 
しかし、このままでは魚を5匹提出することが無理と判断し、沖の根境で波が死ぬ水深が50cmも無い浅いゴロタ場を絨毯爆撃して、1投、1移動のカニ歩き作戦を試みることにしたのです。

P4250011

しかし、この作戦に費やした3時間は全く報われる事無く仕掛けだけが消耗していきました。

結局、8時を過ぎた頃から仕掛けをとられた竿を1本づつ片付けて、9時前には大粒の雨が降り出したため、ヨシゾーの気力も雨に流され大会終了です。
 

〔ホッケが居なかった日本海:もしかして〕
日本海での大会は、ホッケで数を揃えカジカやアブラコなどの根魚で重量を稼ぐと言うのが基本なのですが、肝心のホッケが釣れなかったヨシゾーは5匹揃える事が出来ず、どう考えても例年より100点ほど少ない点数だったので、今年は完璧にやっちまったと思ってました。
しかし、降りた場所より1km以上も離れているガソリンスタンドの中でぬくぬくしているヨシゾーは、間違ってバスに置いて行かれないようにバス当番に居場所を伝えるために電話すると、皆さん波が高かったせいで思った場所に入れずに苦戦していた模様。
おまけに、ホッケもほとんど釣れなかったとの事です。

〔棚からぼた餅〕

審査が始まってみると、5匹揃えられた人は4名だけ。
おまけにカジカを釣ったのはヨシゾーだけ!

ん~。

P4250013_2


何とかコケずに済みました(笑)


〔代償は:全身筋肉痛とメタボ解消〕
結局、バスを降りた0:30~10:20までの約10時間で魚の当たりがあったのは3回のみ。
おまけに、うろうろした移動時間や場所探しに費やした時間は3~4時間以上。
食わせ餌として用意したカツオやサンマ、エビにイソメ達は見向きもされず、3匹とも全てイカゴロ。
 
魚の活性は良さそうなのに、どうして魚が居ないんでしょう?

いや~、それにしても厳しい大会でした。
あまりにも魚が釣れないので、釣れた魚の写真を撮る余裕が無く、ほとんどの写真は明るくなってから。おまけに、あきらめの境地に入ったとたんに余裕が出てきて味気ない写真を撮りまくり。

そして、移動を繰り返した代償として、今朝は全身筋肉痛で足もつりっぱなしです(笑)

おまけに気のせいだと思いますが、今朝スーツのズボンを履くと



ベルトが緩い!



 
「メタボ解消で一石二鳥!」(笑)
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ(^ー゜)