ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

襟裳町西庶野、カジカは何処に?

2008年10月20日 16時06分30秒 | 08’釣行記

天気予報や磯波情報では今回も波が高い。しかし、今回目指すは襟裳~広尾方面、何処かに波が死んでいる場所があるはずと、甘い期待に胸を膨らませて行ってきました!同行者は、襟裳の海に憑り着かれている○村くん。

AM11:00にヨシゾー家を出発、途中あちこち寄り道しながら襟裳方面へ車を走らせます。途中の日高の海は先週とは違い、海の色をしていましたが予報どおり波が高い。襟裳市街に着いたときには、山の上の風力発電の風車が物凄い勢いで回転してます。

一抹の不安を抱きながら、視察を兼ねて襟裳岬経由で広尾側を目指します!

岬の手前の西側は波、風共に釣りをするには厳しい状況です。車は岬をスルーして広尾方面へ!百人浜を過ぎて西庶野に入って高台から海を見ると、右側から来る波で岩礁帯の右側は波かぶり。かろうじて左側は大丈夫な気配。おまけに襟裳市街ではあれだけ強く吹いていた風が不思議なことに、全くありません。二人はすぐに準備に取り掛かり竿を出したのは17:00を過ぎてました。思いっきり満潮です。

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右側が波かぶり。左側は何とかなります。干潮時には奥に見える岩に乗りました。

満潮時はどうすることも出来ないので、岸から浅い岩盤の上にイカゴロとコマセの絨毯爆撃で魚を寄せます。なんせ、水深は1mも有りません。

そして、あまりにも反応がないので移動を決意した18:30頃、本日の初ヒットがカジカでした。ま、釣れたと言うよりは、付いていたっていう感じです(笑)

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ピンクの縞模様がセクシーな38cmのメスのカジカちゃんでした。

その後、移動を繰り返すもチビカジカ&ハゴトコ&ガンジのみ。20時を過ぎると水深も浅くなったため、前に出られるか前進して偵察開始です。干潮は午前0時なので、少々早い気もしましたが、水深は既に膝くらいしかありません。って言うか、足元に投げ入れた仕掛けが見えます。

しかし、先端部付近に近づくと明るい時と同じく右側と先端部は波被り、左側は何とか乗れますが、波が右から左に打ち寄せてます。

偵察から戻ると、今まで釣りをしていた基部は既に足首までの水深しかなく、浅くて釣りにならないので、装備一式持って乗れそうな岩に乗り準備に取り掛かりますが、暗くて打ち込む溝が判りません。そして、闇雲に仕掛けを打つも、右から左に流れる波にもてあそばれます。もう少し前に出られれば、深みまで仕掛けを投入できるのですが、なんせイカゴロとコマセを付けた仕掛けなので、飛んでも30m~40m。もう少し前に出られなければどうしようもありません。

その後、岩の上をあちらこちら偵察し、何とかなりそうな場所を探しますが、波が邪魔して前の岩に乗ることが出来ないのです。

22時過ぎ、干潮2時間前にして○村がギブアップ宣言!予報では、21時頃からだんだん波が高くなる予報なので、ヨシゾーも同意。そして、安全な平磯へ移動です。

場所は少し広尾側に寄ったところです。干潮なので、手前に岩が見え隠れしてます。22時半には準備を整え釣り再開。最初に入った場所はゴミが溜まる場所のようで、昆布や海草の切れ端が仕掛けに絡みついてきます。なので、すぐに場所移動しましたが、移動してもチビカジカのみ。

時計の針が深夜0時を過ました。既に移動は6回に達し疲れもピークに近づいてきた頃、ヨシゾーは最後の賭け出て約100m近い大移動を決行!丁度波がある場所と波が死ぬ場所の境をキープしました!まさにこの移動が、起死回生の大移動。となり、眠くてギブアップするまでの2時間で、42cmを頭にアベレージ37cm~38cmのウサギさん9匹を捕獲することが出来たのです。しかし、本日の本命であるカジカは最初の1匹のみ。25cm以下のチビカジカは3匹ほど釣りましたが、キープサイズは音沙汰無しです。

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本日のヨシゾーの釣果。

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サイズ的に少し恥ずかしい”ど~だ”写真。

何時もと違う向きで記念撮影。ウサギは横から、カジカは痩せていたのでお腹を見せずに背中から撮ってみました!

それにしても大移動と小移動を繰り返すこと7回。悔しいかな、もう少し先端付近まで出れたら、釣果も違ったものとなっていたでしょう。そう思うと、少し悔しい釣行でした。ま、初めての場所での真っ暗闇の中、魚が居そうな溝を探すのは容易ではないですね。今後は、朝干の時に勉強しに行こうと思います。

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本日の○村くんの釣果。

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心なしか、元気がありません。

それもそのはず、奴はヨシゾーの2倍のコマセと1.5倍のイカゴロをばら撒きながら、釣果は本命のカジカ無しで、おまけにウサギの数さえヨシゾーの半数にも及びません。今回はヨシゾーの圧勝で、通算成績も2勝2敗のイーブンになりました!

これで、最終戦である噴火湾での例会に全て託されることとなったのです。

で、この後どうしても納得のいかない○村くんは別の場所で一人さびく1時間半ほど竿を振ったのですが、当たりが一度も無いまま、餌切れ終了を迎えたそうです。

その頃、ヨシゾーは車の中で爆睡してました(笑)

それにしても、襟裳も例外ではないくらい暖かいですね。ヨシゾーなんかフリース1枚でも汗かいてましたから。おまけに手を洗うのに海水に手を直接触っても全く冷たくありません。なので、カジカの岸寄りも遅れているのでしょう?

って、カジカが思うように釣れなかったので、勝手に気温のせいにしちゃいました。

 

 

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