昨日、25日に掃除を兼ねてお墓参りに行ってきました。
いつも三人でお参り、掃除を分担して２０分。
掃除が終わると、ロウソクと線香をつけ、
お茶とお菓子や果物をお供えし、
読経が始まります。
ご先祖様は、
お供えされた品を頂きながら供養を心待ちにしております。
供養墓と五輪塔、真横に並んで建っており、
二カ所に別々のお経をお誦えします。
お正月も近いのでゆっくりお経をあげるつもりでしたが、
余りの寒さに２０分の読経で切り上げました。
それでも「今日は、ゆっくりお経をあげてくれたと喜んでいた」
と聞き、嬉しくなりました。
お墓参りには、1時間ぐらいの時間を要しますので、
お墓が近くなって本当に良かったと実感してします。
お参り行かれる方は、是非お供えものを持参してください。
お寺だから特別というわけではありません。
皆様のお家でも行ってください。
ご先祖様が大喜びしてくださいます。
しかし、お供えにお酒やタバコは御法度です。
家の中がもめる元となります。
お気をつけください。
今年も残りあと、僅かとなりました。
慌てて怪我や事故に遭いませんように。
南無大師遍照金剛
ミカンの種からミカンがなります。
リンゴの種からは、リンゴがなります。
人間の心は、色んな物を作り出す名人です。
辛いことを経験した人の心からは、
優しさという花を咲かすことができます。
悲しみを経験した人の心からは、
希望や勇気をいう花を咲かすことができるのです。
南無大師遍照金剛
足下で踏まれている雑草の痛みを感じたことがありますか。
枝が伸びたとハサミで切られる植物の気持が分かりますか？
気がつかないところで多くの苦しみが存在しているのです。
だから、慈悲の心が必要なのです。
南無大師遍照金剛
本日は、
十時頃から信者様の皆様で本堂のお掃除と、
当山でお祀りしております神様、仏様のお身拭いを行いました。
まず、山主がお性根抜きの修法を。
きれいな緑色のオーブが出ております。
本堂は一年間の護摩焚きにより、みな煤だらけ
お不動様もびっくりするほど煤けておりました。
一度拭いただけではなかなかきれいにならず、
二度三度と拭き、やっと輝きを取り戻ることができました。
お身拭いは仏様がきれいになられるだけでなく、
私たち自身の一年間の穢れもきれいにすることが出来ます。
当山では、お身拭いの後にだけ、一人ずつお不動様の耳元で
来年のお願いごとや誓いを立てることを許されております。
貴重な機会を与えていただき、有り難うございました。
午後4時頃には、ほぼお掃除を終えることができ、
一番最後にお不動様が,元の場所にお戻りになられました。
山主に再度お性根を入れていただきますと、
ご本尊様も神様も皆、一斉に光り輝かれ、
一年に一度のことと、歓喜に沸いておられたそうでございます。
お身拭いが終わると皆様の表情もピカピカ輝いていらっしゃいました。
本日は皆様、お疲れ様でした。
お疲れの出ませんように。
紙垂の謹製
ご来寺されました皆様には、手渡しでお持ち帰りいただきましたが、
当山にお越しになれない方の為に
郵送するための紙垂を謹製いたしました。
今年は、12月に入りましてもお参りが多く
雑用に追われております。
当山では、事始めからお正月用に準備に取りかかりますので
お参りが多いとその分、
仕上げが遅くなってしまいます。
明日は、当山の大掃除の日です。
南無大師遍照金剛
