相手を許せないのは。自分が正しいと思っている事である。
この世では自分が絶対に正しいと言うのは有りえない。
ケチを付けようと思えば誰にでもつける事ができる。
しかし、そんな権利が自分にあるのか。
よく見たら自分もよく間違えるし。失敗もする。
この世には何一つ完全なものはない。全ての物は不完全である。
故に いかにして完全に近づくのかが課題であり
生きる道であり。これが真理である。釈尊の言葉。
不運や不幸の原因て、何処にあるんやろか。
収入の悪いのは社会のせいや。いつも病気がちなのは食べ物が原因や。
あいつさえおらなんだらええのに。借金さえなかったら楽やのに。
嫁がしっかり家庭の切り盛りをもっとやって呉れてたらええのに。
など、きりがありませんね。不幸や不運の元はみな自分の外に有るように思って居ませんか。
他の誰かや、他の何かの故にしていませんか。
他人のアラを自分の不幸、不運の原因にして自分は悪くないと思って居ませんか。
自分が悪く無かったら、私達本当は幸せでせ。不幸などある筈が有りませんで。
愛猫センが18日の午前10時ごろ信者さん出入りの隙に脱走
今現在19日午後4時前未だ帰宅しておりません。
近くの市営住宅の人間が罠を仕掛けていると言う事を聞き捜しに。
愛猫センはなんぼ叱っても礼盤の住職用
座布団の上で寝ています。当山でセンがナンバー２と思って居るのでしょうか
マダラの猫ですが、雌猫で名前は狸の様なので、タヌコと名付けました。
当山に来る猫は捕獲次第、避妊手術の処置をしてから、飼ってもらう様にして居ますが、
飼うのを飽きたから保険所に引き取りに来てもらったとか（涙） 猫の命を何と思って居るのでしょうか。
お釈迦さまのお諭しには、人間も動物も魂の根源は、一つである。
前世の業によって猫の境界に生まれて来たのであって人間だけが何も立派で貴いものではない、
返って動物の方が魂は純粋である。
生きとし生けるものは 皆 一様に魂は尊いのである。
無事に愛猫センとタヌコ帰ってくることを祈っている。願わくば。早く私の手許に帰ってきます様に。
南無大師遍照金剛。
合掌
これから、家の周りに次からつぎとえと、花の季節
黄菖蒲が咲きがけた。地味な花だが
水蓮一名羊草、名の由来、羊の刻「午後２時」に
咲くのでこの様な名がある。花はこれから
茶碗蓮の先走りの葉です。
これから本葉が出て来ます。
本葉と同時に花の蕾が出てきます。
あさざ「ハナジュンサイ」水草
若葉は食用になるそうですが。
わたくしは、食べた事はありません。
蓮の葉に交じって葉の真ん中に白い点があり、
小さい葉っぱです。
お隣のＫさんから高野山の下九度山で山採りした蕨を沢山、お不動さんのお供えに頂きました。
いつも、いつも、本当にありがたいことです。感謝、感謝。
物凄い量で大張りきり、早速あく抜きの藁灰作りです。
蕨の、あく抜きには藁灰が一番いい様ですな
本堂の裏の山菜 擬宝珠「ぎぼし」がこの二、三日の雨で
こんなに大きくなりました。擬宝珠の茎は山かんぴょうの
名で販売されています。わたしは生の茎を油いためにして
食べています。この山菜とよく似た「こばいけ草」と言う
山草が、あるのですが、これは、猛毒ですので気を付けて下さいね。