命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

死んでも生前の不祥事は、解消されません。

2019年03月05日 20時13分48秒 | ご供養

以前、二霊の霊界施餓鬼一粒満腹法要を申し込まれました。

父親とその子供をおもわれる故人様のご供養です。

 

墓石には、お父様のお名前は、彫られておりますが、

子供様は、お名前が彫られておりません。

このように俗名の分からない方のご供養は初めてです。

 

本来であれば、お断りするのですが、

お申込みくださった方が、ご供養に熱心な方で、

毎月、霊界施餓鬼一粒満腹法要をされておりますので、

ご供養をお受けいたしました。

 

戒名を読み上げ、ご供養いたしますと、

お父様がお出でになられましたが、お子様は来られない事情があるようです。

 

お父様の霊から

「不肖の息子でございますので、深く追及しないでください。」と言われました。

生前の行ないにより、お墓に名前を彫ってもらえなかったようです。

 

最近は、簡単に人を殺すようにな時代になりましたが、

このような事件を起こす張本人は、

親やご先祖様が困るというようなことを考えないのでしょうか。

 

未来永劫、犯した罪が、本人はもちろんの事、

子孫やご先祖様を苦しめることになるのですが…。 

 

加害者のご先祖様からすれば、

「うちの子孫は、なんていうことをしてくれた。」と、嘆き、

代々のご先祖様より、お叱りを受けるでしょう。

 

また、被害者のご先祖様からもお叱りや非難され、

加害者のご先祖様は、肩身の狭い思いをしなければいけないのです。

 

悪いことをしても死刑になるだけと思っていては、大きな間違いです。

今世での裁きを受けたに過ぎないのです。

罪が消えたわけではありません。

 

霊界では、死んでも罪が帳消しになることは有り得ないのです。

悪しき業は、子孫に借金として残るのです。

悲しいことです。

 

しかし、子孫が、

霊界施餓鬼一粒満腹法要をお勤めすることで、

悪しき業が、消える時は必ず訪れます。

 

そのためには何度となく、

霊界施餓鬼一粒満腹法要をお勤めしなければいけません。

それが唯一の方法です。

 

南無大師遍照金剛