命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

お経を上げる意味は…

2017年03月26日 14時48分58秒 | ひと口法話

 

今日は貞観の悟った事をお話しします。

皆様、お経は仏様、ご先祖様の為に上げていると思っていませんか?

私の家は仏壇がないから佛様をお祀りしていないので、お経を上げる必要はないと思っていませんか?

お経を上げて一番喜ばれているのは、どなたでしょうか。

 

私は常に貞観に「お経は先祖様のみ霊のご供養の為ばかりではないよ。

実は、自分の仏性(胸の中間、つまりツボで言うと壇中)にも上げているのだ」と、教えておりました。

所で皆さん、今皆さんに悲しい事が起ったと知らされたとき、何処が一番悲しくなりますか? 

先ほど説明いたしました壇中、つまり胸の中間に悲しいと言う思いが起こりませんか。

その切ないとか、うれしいとか、悲しいという時に一番感じるのは、皆さんの胸の真ん中にあたる壇中ではないでしょうか。

 

その場所こそが、「仏性と言う自分の仏の魂があるところである」と説明しております。

以前、私が白内障の手術でお寺を留守に致しました時、皆様の先祖供養を貞観がいたしておりました。

貞観は私の代わりに供養や法事一切を勤めておりました。

私の代理だということで、一生懸命に心を込めてお経を上げたそうです。

 

毎日のお勤めは、朝食前に葯1時間半ほどお勤め申し上げておりますが、

これに伝授等が入りますと2時間以上はかかりますので、どうしても空腹感が襲ってまいります。

 

数日後、見舞いに来た貞観が、

「いつもはお腹が空いてくるはずなのに不思議とお腹が空かない。

それだけでなく、心が楽しく満たされ、もっと佛様にお経を上げたいという感情が湧いてきたけど、どうしてでしょうか?」と、私に問うてきました。

これに対して私は、「お経は仏様のお食事であるばかりではなく

、自分の仏性にもお経と言うお食事を上げているんだよ。お腹が空かなくて当たり前である。」と言いました。

 

すると貞観は「お義父さんがいっている意味が分かりました」と、嬉しそうに眼を輝かせておりました。

いつも言っている事を実感し、悟ってくれたことに私は非常に嬉しく思いました。

 

皆様もお経を上げる意味が分っていただけたでしょうか

 

南無大師遍照金剛

合掌

 

 

 


お裾分けではなく、お福分けがいい。

2017年03月26日 09時37分52秒 | ご供養

いい言葉ですね。

幸せをお分けする。幸せが減るのではなく、幸せが何倍にかなるんですよ。

何方が言った、お言葉でしょうか。

 

当山の一粒満腹長者供養(霊界施餓鬼会)は、霊界では、なぜ、大評判の供養法なのでしょうか?

それは、供養を受けられた故人が、霊界に、お持ち帰えりになったお供え物を、霊界でお裾分けなさるからです。

これは、霊界においての究極の、お福分けではないでしょうか。

 

一粒満腹長者供養(霊界施餓鬼会)のお供え物には

山主が見えない世界の大師からお授け頂いた修法により、

お供え物一粒ひとつぶに、ご尊霊の功徳を具足なさしめ給うことにより、霊界融通の霊物となる。(ロイ)

この、秘法により、ひと粒食べれば満腹になるという、霊界の食べ物に生まれ変わるからなんです。

 

 

人は 死後どの境涯に行くのか?

故人の生前の業の軽重によって決まります。

自分が蒔いた種とは言え、己が死んでしまっては自分の供養をすることも出来ません。

だから、現世に残った私たちの追善供養が必要になって来るのです。

 

そこで、当山の一粒満腹長者供養(霊界施餓鬼会)の功徳により故人は、

霊界での布施(行)という善行により陰徳を積むことができれば、生前の業をはかすことができるのです。

そして、故人の善行は、施主様には陰徳(霊界の財貨)積みと、なって功徳施主様へと還元されるのです。

 

また、一粒満腹長者供養(霊界施餓鬼会)は、回数を重ねれば重ねるほど、、

故人は霊界に於いての霊格が向上するのです。

つまり、霊界での地位が向上するということは霊界に於いて往来自在と成ると言うことです。

 

故人の霊格及び地位向上より、施主様には運勢が好転するという有難い、お蔭が現れます。

現に、このお蔭を頂かれた方は大勢いらしゃいます。

 

昨日の二十四日には東京から和歌山の橋本まで、お礼に来られました。

今日は山口県から来られました。

一度、陰徳積みの功徳に付いて、くわしくお知らせしたいと存じます。

南無大師遍照金剛

合掌