この広い世の中にはたくさんのお金を持っていても、幸福と感じない人もいれば
貧困な生活の中でも、心から幸福と感じて生きている人もいます。
つまり、お金が幸福の原因でもなければ、貧乏が不幸の原因でもないのです。
では、幸福と不幸、何がわけているのでしょう。
それは、ものごとに対してどう対応するかです。どんなことに対しても明るく対応している人は
いつでも幸福ですし、何に対しても不平不満な対応の人はいつまでたっても不幸の底から抜け出せません。
今あるもので十分、こんなに恵まれていてありがたいという心で生きること、どんな環境下でも
それをそのまま受け入れ感謝する。こんな幸福なことはありません。
お金がいくらあって、いい暮らしをしていても、「あれも欲しい、これも欲しい」という心があれば
どこまでいっても満たされることはありません。そういう心は逆に貧しいですね。
貧しい心では幸福はやってきません。
おだやかな心で怨みや憎しみ、嫉妬を抱くことなく、どんなことにも明るく向き合えば充実した幸福感に満たされるでしょう。