●8月26日(金) 北京
盧溝橋事件の中国人民抗日戦争記念館へ行く、ハズ、だっ・た、が…。
昨日より記念館が無料開放されていたためにものすごい来場者数で、私たちが到着したときには混雑してとても入れる状況にありません。
仕方なく、盧溝橋だけ見学しました。
盧溝橋は、「燕京八景」の一つに数えられる、美しい橋です。
欄干には500体以上の獅子が、それぞれさまざまな表情を見せながら並んでいます。
800年以上の歴史をもつ橋ですが、獅子たちはあらゆる時代に作られ加えられてきたそうです。
獅子は現在501体と言われていますが、数えるたびに数が違う、との噂もあるらしい。
洪水を防ぐ構造と言い、見た目の美しさと言い、立派な橋です。
しかし、中国でもこの盧溝橋が有名になったのは、1937年の盧溝橋事件、中国で言うところの7・7事件(1937年)から。それまでは、北京の人以外には知られていなかったそうです。
かくいう私も、橋そのものについては今回初めて知りました。
天安門前広場で記念撮影をすませた後、隣接する国家博物館で開催されていた「12・13侵華日軍南京大虐殺史実展」を見学。
南京事件についての本をいくつか読んだことはありましたが、今まで見たこともないようなむごたらしい虐殺の写真が並んでおり、衝撃を受けました。
展示の最後に、日本における南京事件の研究者の紹介がされていました。その中に、我が母校(大学)の教授で、南京事件研究の先駆者とも言える笠原十九司先生もいて、うれしく思いました。私もとても尊敬している先生です。
そしてピースツアーの(平和委員会的な)大きな仕事の一つ、中国人民平和軍縮協会と懇談をしました。
軍縮協会の事務所の応接室を訪ねると、日本平和委員会の事務所とは大違いの、白を基調にしたきれいな部屋でした。お茶もお菓子もおいしく、「いいなあー」なんてうらやましく思ってしまいました。
軍縮協会の役員数人と、私たちツアー団30人の懇談。
日本から、代表して3人に発言していただきました。
日本原水協に代表される核兵器廃絶運動、草の根の平和運動、学校での平和教育の実践といったテーマです。
いずれも、日本の平和運動がいかに一人ひとりと結びついて丁寧に世論を作り上げてきたかがわかる、素晴らしい内容の発言でした。
学校での実践を話したのは私の学生時代からの友人ですが、日本の子どもの問題意識と教員の努力がよくわかるもので、中国軍縮協会の方々も真剣にメモを取り、感激の面持ちでした。
その友人が感想として、「中国の人も、日本には草の根で平和運動をやっている『普通の』人々がいることを知っているから、私たちにやさしいんだと思う」と話していていました。
なるへそ、と思います。
だからこそ、日ごろからの交流が必要なのですね。
写真は、夕食にまで来てくれた軍縮協会の方々。四川料理は辛かった。
盧溝橋事件の中国人民抗日戦争記念館へ行く、ハズ、だっ・た、が…。
昨日より記念館が無料開放されていたためにものすごい来場者数で、私たちが到着したときには混雑してとても入れる状況にありません。
仕方なく、盧溝橋だけ見学しました。
盧溝橋は、「燕京八景」の一つに数えられる、美しい橋です。
欄干には500体以上の獅子が、それぞれさまざまな表情を見せながら並んでいます。
800年以上の歴史をもつ橋ですが、獅子たちはあらゆる時代に作られ加えられてきたそうです。
獅子は現在501体と言われていますが、数えるたびに数が違う、との噂もあるらしい。
洪水を防ぐ構造と言い、見た目の美しさと言い、立派な橋です。
しかし、中国でもこの盧溝橋が有名になったのは、1937年の盧溝橋事件、中国で言うところの7・7事件(1937年)から。それまでは、北京の人以外には知られていなかったそうです。
かくいう私も、橋そのものについては今回初めて知りました。
天安門前広場で記念撮影をすませた後、隣接する国家博物館で開催されていた「12・13侵華日軍南京大虐殺史実展」を見学。
南京事件についての本をいくつか読んだことはありましたが、今まで見たこともないようなむごたらしい虐殺の写真が並んでおり、衝撃を受けました。
展示の最後に、日本における南京事件の研究者の紹介がされていました。その中に、我が母校(大学)の教授で、南京事件研究の先駆者とも言える笠原十九司先生もいて、うれしく思いました。私もとても尊敬している先生です。
そしてピースツアーの(平和委員会的な)大きな仕事の一つ、中国人民平和軍縮協会と懇談をしました。
軍縮協会の事務所の応接室を訪ねると、日本平和委員会の事務所とは大違いの、白を基調にしたきれいな部屋でした。お茶もお菓子もおいしく、「いいなあー」なんてうらやましく思ってしまいました。
軍縮協会の役員数人と、私たちツアー団30人の懇談。
日本から、代表して3人に発言していただきました。
日本原水協に代表される核兵器廃絶運動、草の根の平和運動、学校での平和教育の実践といったテーマです。
いずれも、日本の平和運動がいかに一人ひとりと結びついて丁寧に世論を作り上げてきたかがわかる、素晴らしい内容の発言でした。
学校での実践を話したのは私の学生時代からの友人ですが、日本の子どもの問題意識と教員の努力がよくわかるもので、中国軍縮協会の方々も真剣にメモを取り、感激の面持ちでした。
その友人が感想として、「中国の人も、日本には草の根で平和運動をやっている『普通の』人々がいることを知っているから、私たちにやさしいんだと思う」と話していていました。
なるへそ、と思います。
だからこそ、日ごろからの交流が必要なのですね。
写真は、夕食にまで来てくれた軍縮協会の方々。四川料理は辛かった。
そうです、美幸ちゃんの27歳の誕生日でした。今回の中国ツアーの事務局長として、連日ニュースを発行し、参加者を励ます活躍に、おしみない拍手がおくられました。
世の美幸ちゃんファンのみなさま、ご安心あれ!
<ちばさん
協働の千葉さんが西村さんの先輩とは、本当に世間が狭いというか、なんというか。
これからも宜しくお願いします。
今度、3人で飲みにいきましょうか?
ありがとうございます。27年目のお誕生日を、皆さんのおかげで幸せに過ごすことができました。
廣田さん。
3人で飲み…。おもしろい取り合わせ。
狭いというより、志を同じくする者は集まりやすいのですね。うれしいことです。
いいですねぇ。ホントに今度いきましょうよ!どうよ、みーちんは?いやー、しかしブログを掲示板みたいに使っちゃってすんません・・・。
どうぞ、掲示板に使ってください。
行きますか? と言いつつ、こんなとこで言ってるだけじゃ実現しなさそうだな!