本日(というか22日)付の東京新聞トップに
閣議決定回避 米が要求
原発ゼロ「変更余地残せ」
政務官ら訪米時 安保に影響懸念か
という記事が出ている(見出し長い)。
「原発ゼロ」を掲げた新戦略を骨抜きにした野田内閣だが、
その判断の背景に米国からの要求があったという。
政府内部への取材でわかった、とある。
真実だったらあまりにひどい話だ。
米国は先日も、未臨界核実験を実施したことを明らかにした。
米国は原発事業を含む核戦略を手放さず、
これを同盟国に押し付けることも当然の権利だと思っている。
てことで井伏鱒二の「黒い雨」の感想。
読み終わったのはだいぶ前だが。
読んだことがないと言ったら、ある方がわざわざ送ってくださった。
なかなかに衝撃を受けた。
日記だというのに妙に丁寧すぎるのでは、と
初めはその設定に少し違和感を覚えたが
読むうちにその丁寧さにひきこまれた。
私が聞いてきたいわゆる「証言」は
もちろん話す人の視点にもとづいている。
たくさん聞いても、それをつなぎ合わせるのは難しい。
というかつなぎ合わせてこなかったのだと気付いた。
この本が刊行されたのが1966年。
記憶の濃さの違いもかなりあるだろう。
描写や心の機微がとても真実味を帯びているように感じた。
主人公が述べている。
「戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも不正義の平和の方がいい」
この言葉は衝撃的だった。
写真は、今年8月6日早朝の広島の平和公園。
閣議決定回避 米が要求
原発ゼロ「変更余地残せ」
政務官ら訪米時 安保に影響懸念か
という記事が出ている(見出し長い)。
「原発ゼロ」を掲げた新戦略を骨抜きにした野田内閣だが、
その判断の背景に米国からの要求があったという。
政府内部への取材でわかった、とある。
真実だったらあまりにひどい話だ。
米国は先日も、未臨界核実験を実施したことを明らかにした。
米国は原発事業を含む核戦略を手放さず、
これを同盟国に押し付けることも当然の権利だと思っている。
てことで井伏鱒二の「黒い雨」の感想。
読み終わったのはだいぶ前だが。
読んだことがないと言ったら、ある方がわざわざ送ってくださった。
なかなかに衝撃を受けた。
日記だというのに妙に丁寧すぎるのでは、と
初めはその設定に少し違和感を覚えたが
読むうちにその丁寧さにひきこまれた。
私が聞いてきたいわゆる「証言」は
もちろん話す人の視点にもとづいている。
たくさん聞いても、それをつなぎ合わせるのは難しい。
というかつなぎ合わせてこなかったのだと気付いた。
この本が刊行されたのが1966年。
記憶の濃さの違いもかなりあるだろう。
描写や心の機微がとても真実味を帯びているように感じた。
主人公が述べている。
「戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも不正義の平和の方がいい」
この言葉は衝撃的だった。
写真は、今年8月6日早朝の広島の平和公園。