あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

中国5日目・北京―不可欠の条件としての日中友好

2005-08-25 20:16:42 | レポート
●8月25日(木) 北京

朝から夜まで、一日中会議です。
日中友好協会などが主催する、「日中平和友好交流北京集会」に参加しました。
主催団体のほかに、日本と中国のいくつかの団体が協賛しています。日本平和委員会も協賛団体の一つ、日本からは他に全日本民医連や全教などなどが協賛しました。

およそ300人ほどが参加し、うち1割が中国の人だったようです。
日本から参加する身としては、もっと中国の人に来てほしいとの望みもありましたが、しかし日本の人がこれほど集まって中国の地でこのような集会をもつということ自体が、意義のあることなのかもしれません。

集会はなかなか密度の濃い、というか休憩が少なくトーク続きで飽和状態になりかけてしまいました。私は中国の運動や世論についていろんな人から話を聞いてみたい、との希望をもっていたので、中国側の発言が思ったより少なかったことは残念でした。

しかし幾人かの発言に共通していたのが、「日中友好」がアジア、果ては世界の平和にとって、そして互いの経済発展にとって、不可欠の条件であるという主張です。
日中関係は政治的には冷え切っていますが、中国からはこれほど求められているのか、と感じました。
同時に60年前の日本の侵略とその後の日本政府の姿勢が、日中友好の足かせになっているのも事実です。
日本側の中国人戦争被害賠償請求弁護団の方の発言は、解決の具体的な仕方の一つの実践として勉強になりました。

ちなみに我がピースツアーの団長で、日本平和委員会事務局長も発言しました。
平和委員会が、現在すすむ米軍再編強化とそれに伴う自衛隊増強の動きを止める運動をしていること、しかもこれが日中友好にとっていかに障害となっているか、日本の立場から話しました。


その後、ツアーのオプション企画で京劇を見に行きました。
その前に、ツアー予定外でしたが楽しい夕食。
食事が予定通りとれなかったため、中国の地元民が行く食堂へ行きました。
椎茸&タケノコラーメンと餃子がかなりうまかったです。しかも観光客向けのレストランなんかよりも、よほど安い。
よい経験ができました。

私たちが訪れた京劇の劇場はおそらく外国人向けで、中国語と英語の字幕が舞台の両脇に映し出されていました。
笑いを交えながら、独特の発声と化粧、立ち回りなど、美しい舞台でした。

写真は、開演前に化粧をする京劇の俳優たち。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿