あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

ヤング集合の平和大会

2006-11-29 23:47:32 | 日記
06年日本平和大会in岩国・広島がもはや目の前です。
目前だす!

びっくりするくらい目前でした。
引越しとか、片付けとかしてる場合じゃなかったー!てなくらいに目前でした。
最後の追い込みで、主に私が担当する青年諸企画の準備をしようと思います。


そいで改めまして宣伝。
ぜひお越しください。
さらにいまさらながら、ヤング向けのチラシを作ってみました。興味のある方には直接(郵送でもメールでも)お送りしますのでご連絡ください。

平和大会自体は、国際シンポジウムが12月7~8日、本大会が8日~10日です。
岩国よいとこー一度はおいでー
どなたでも参加できますからね!


以下に企画の詳細を記します(前にも少し紹介しましたけど)。

【青年分科会】歴史認識の共有をとおして未来をひらく
12月9日(土)10時~17時@岩国市民会館小ホール
▼元日本兵の方より戦争の実態の告発
 鹿田正夫さん
 (元中国帰還者連絡会メンバー、島根県浜田市在住)
▼朝鮮半島出身の被爆者の実態、朝鮮半島問題
 李実根さん(朝鮮人被爆者協会代表、広島市在住)
▼近現代史について基礎講義
 山根勝さん(元高校教員、山口県柳井市在住)
▼グループトーク
▼全体討論

【青年交流会】
12月9日(土)18時~20時@岩国市民会館小ホール
▼山口ヤングが送るわたしのくらし・仕事の
大クイズ大会!(豪華景品アリ。かも)
▼広島ヤングが送るコント!いまどきヤングは平和に対し…
▼全国のヤングが送る「私の地域であんなことこんなこと」
▼山口が生んだジャズシンガー・形岡七恵さんライブ
▼ごちゃまぜ交流
▼大物ゲスト来る!かも。

日中毒ガス被害者証言集会

2006-11-22 23:22:38 | 日記
今日、お引越しをしました。
約3年にわたるルームシェアリング生活とサヨナラし、一人立ちをします。
3年の間に、前半1人(というか2人)、後半1人と同居しました。
大変なこともありつつ、多くはとても楽しく、よい経験になりました。共同作業もたくさん経験でき、生活する上で大切にすることが人それぞれ違うことがわかるなど、楽しいものでした。
少しさびしいですが、快適なシングルライフを楽しもうと思います。と言っても大家さんは親しい知人で同じ敷地内なので、心強いものです。

山積みの荷物を尻目に、表題の集会へ行ってきました。「化学兵器被害の解決を目指す共同行動」実行委員会主催です。

敗戦直前、中国へ侵略していた日本軍が、戦争犯罪の追及を恐れて毒ガスなどの化学兵器をそのまま遺棄し、それによって戦後今日に至るまで被害者を生んでいる問題です。

最近では2003年にも黒龍江省チチハル市で毒ガスが入ったドラム缶が見つかり、44人が被毒しました。1人は亡くなったそうです。
これにとどまらず、中国では約2000人が被害に遭っているそうです。
被害者は日本政府に補償を求めて訴訟を起こしていますが、今日はその最終弁論があり、そのために中国から被害者が来日していたのでした。

今日話されたのは季臣さん、仲江さん、丁樹文さん。
日本国内でも放置された化学兵器の被害に遭っている人もいて、今日は茨城県神栖市から参加される予定でしたが、体調が悪化し参加できませんでした。
被毒から自分だけでなく家族全員の暮らしが一変した。寝返りも打てず、とにかく普通の生活を送れない。夫婦生活もままならず、情緒不安定にもなる。時を経るごとに症状は悪化する、…。
人を苦しめ、殺すための兵器ですから、効果的な治療法もないのです。

この化学兵器を国内で製造したという方、また中国でこの手で毒ガスを埋めたという方も参加され、証言をしました。
前者は広島県大久野島の工場で軍属として働いていた藤本安馬さん。
後者は宮崎から満蒙開拓青少年義勇軍として中国へ渡り、自分の手で毒ガスを埋めたという興絽治照さん。

また国会でもいろんな政党が協力して(るかどうかはわかんないけど、それぞれ取り組んでいる)この問題について政府を追及しています。
今日も共産党やら民主党やらの議員や秘書、そして社民党議員などからメッセージが届いていました。

戦後61年とか言ってる場合じゃない、と思ってしまいます。
戦争中に被害に遭うのも許せないことですが、戦後60年も経ってなお、戦争に傷つけられるなんて、本当にたまったものではありません。
裁判長に公正な判決を求めるハガキの取り組みもあります。よければ何らかのアクションをしてみてください。

この問題については、海南友子さんの「にがい涙の大地から」という映画をきっかけに、日本でもよく知られるようになりました。まだ観ていない方は、どうにかして観ていただきたいと思います。海南さんもとってもステキな方です。

広島・山口の旅の序章

2006-11-12 21:13:08 | 日記
序章と言ってもこれで終わりかもしれません。

12月に、日本平和大会を岩国・広島共同開催という形で行います。
平和大会とは、在日米軍基地をなくし、安保条約をやめようというのを基本的な柱にしつつ、いろんな平和の関心・課題に答えつつ交流する大会です。毎年開催していますが、今年は米軍岩国基地を囲む岩国市と広島県西部を会場にやります。

そいで詳しいことは後日に回しますが、大会の中で地元ヤングにも活躍してもらおうと、相談のために広島にやってきました。広島と山口のヤングそれぞれと会う旅です。
さきほどまで広島ヤングとご飯を食べていたとこです。

そいで安い宿を探して今たどり着いたのですが、ナント!


お茶受けにバナナが置いてありました!
こんなの初めてだったので、相当に興奮しています。
すごくイキな計らいです。
外国人客も多いからかな。ヘタな和菓子よりは…という。

さらに浴衣の紐もまたイカしてます(写真手前)。

明日は、朝バナナを食べてから廿日市に行き、その後山口市に行ってきます。


[継承とわたし]原爆症認定集団訴訟東京判決に向けて

2006-11-08 12:34:27 | 日記
またもや企画のお知らせです。


東京平和委員会青年協議会は、第2回「継承とわたし」を開催します。
今回のテーマは“原爆症集団訴訟東京地裁判決に向けて”。
ぜひぜひ!こぞってお越しください。

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[第2回 継承とわたし]
 “原爆症集団訴訟東京地裁判決に向けて”
   ~肥田舜太郎さん(医師)と田部知江子さん(弁護士)のお話と交流~
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全国で取り組まれている原爆症認定訴訟、東京地裁判決は年明けにも出る予定です。
ヒロシマ・ナガサキの被爆から61年以上が経過しましたが、放射線は体内からジワリジワリと「被ばく者」の体を蝕み続けてきました。未だ完全に解明されていない放射線の影響は、私たちが思っている以上に恐ろしいものなのかもしれません。

裁判は今幅広い人々・政党などとの連帯が広がっています。原爆症認定訴訟はこれまでいくつか取り組まれてきましたが、多くに勝利判決(原告全員に原爆症を認めさせる)が下されています。しかし日本政府は頑なにこの判決を認めず、被爆者に冷たい行政を改めようとしません。日本政府に核兵器被害の実態を認めさせ、被爆者の生きているうちに彼らの病気は原爆のためであると認めさせるために、私たちの運動と世論がもう一押しすることが必要です。

自身も被ばくしながら多くの被ばく者の治療に取り組み、原爆の脅威を肌身で実感している肥田舜太郎さん。原爆症認定集団訴訟弁護団に加わる若き弁護士の田部知江子さん。
お2人からお話をしていただいた上で、私たち自身が感じたこと、判決に向けていかに声を広げられるかなどを交流・議論したいと思います。

【主なプログラム】
■お話
 □医師が見た被ばくの脅威
  肥田舜太郎さん《1917年生まれ。医師。全日本民医連顧問、日本被団協中央相談所理事長。著書に「内部被曝の脅威」(ちくま新書、共著)他》
 □被爆者はなぜ原爆症認定を求めるのか
  田部知江子さん《1970年生まれ。弁護士。著著に「被爆者はなぜ原爆症認定を求めるのか」(岩波ブックレット、共著)》
■感想・運動交流
 ・訴訟支援の取り組み
 ・被爆体験の継承 など

★豆腐・豆乳(国産大豆使用)販売あります。

【とき】11月25日(土)午後1:30開場、2:00開会(16:45終了予定)

【ところ】巣鴨第一区民集会室会議室2
 ◆アクセス=JR巣鴨駅とげぬき地蔵(高岩寺)方面または大塚駅北口から徒歩10分、清和小学校前
 ◆住所=豊島区巣鴨3-13-12

【資料代】500円

【主催】東京平和委員会青年協議会

【問い合わせ】03-3451-6377(日本平和委員会内)

教育基本法改悪に抗するのだ!

2006-11-02 18:07:11 | 日記
教基法改悪の議論がなんだか知らぬ間に進んでいる気がして、思わず下記のような呼びかけをしちゃいます。

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教育基本法改悪に抗するための勝手な行動提起をします(というほどでもないけど)。

1.平和新聞10月25日号と11月5日号を友人知人にばらまく。(必要なら見本紙差し上げます。コピーもよい)
2.金森俊朗さんや大田尭さんの著書を読む。(相当オススメ。この2人に限りませんけど)
3.署名(http://www.zenkyo.biz/html/menu11/2006/20060428213824.html)に取り組む。
4.衆議院特別委員会の議員に要請書を送る(全教のHPに一覧があります= http://www.zenkyo.biz/index.html)
5.教基法の改悪をとめよう!全国連絡会・あんころ(http://www.kyokiren.net/)などで勉強し、友人としゃべる。
6.各地の集会に参加する(少しアンテナを張れば、今いろんな行動が連日あることがわかります)。
など。

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◆安倍さんが最重要課題とする教育基本法「改正」についての審議が始まり、国会周りでは連日全国から教員やら市民やらが抗議の声をあげています。
政府案が通れば、例えば東京都による日の丸・君が代不起立の教員に対する処分が合法化されることにもつながります。
条文が変わることで子どもや市民が変わる、というよりも、このようなお上次第で大人が萎縮する状態が子どもの生き方に影響を与え、大人もますます自分の頭で行動することがなくなっていくのでは、という気が最近はしています。

◆最近、平和新聞に金沢市の教員・金森俊朗さん(http://www.spacelan.ne.jp/~pine/kanamori_.htm)(10月25日付)と教育研究者・大田尭さん(http://www.kyokiren.net/_voice/ohta&ohmori)(11月5日付)のインタビューを載せました。
金森さんは、「つながり合ってハッピーに生きよう」と言います。これは日本国憲法13条・幸福追求権、そして教基法1条・教育の目的の中身だと言います。

大田さんは、人間はもともと自分流に変わる生き物であり、教育の目的は人間の「学習権」の介添え役だ、と言います。

そして2人とも共通して指摘するのが、現行教基法第10条・教育行政の項目の重要性です。
教育は「国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべき」であり、教育行政は「必要な諸条件の整備確立を目標とし」なさい、とあります。
教育者は自分の判断と責任で直接子ども(市民)と向き合い、そして行政はそのための条件整備に専念しなさいとの意味です。

◆ちなみに大田さんは、基本的には現行法改定派。
60年前の法律が、今の状況に合うはずはない。教育の遂行のためにどんな条件が必要なのかは、私たち自身が行政・企業・多くの市民と議論しまくって考えるべきものだ、と言います。

「どうなるか、ではなく、どうするか、が大切。臣民であってはイカンのよ!」という主張なんです。
そうして必要な教基法の議論を自分たちがしたら、今の政府案の矛盾点がより鮮明に見えるよ、ということ。

◆当然ながら、自分自身の頭で何をどうすべきか、考えなくちゃいけないですよね。