あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

アセス審査会に意見を出したった

2012-01-25 21:04:36 | 日記


沖縄・辺野古への米軍新基地建設について、ただいま環境アセスが進行中です。
アセス審査会というものが実施されているのですが、私もそこへ意見を出してみました。

アセスにはいくつか手続きがありますが、とにかく政府としては最終段階に入りました。ずばり年末に、防衛省(沖縄防衛局)が無理矢理に県庁へアセス評価書の書類を押し付けたのが、最近注目された問題です。

辺野古に米軍基地を新たにつくるにあたり、環境への影響を最小限にするためにアセスが必要になります。前提としては、この基地建設自体が住民に反対されているので(県議会も地元自治体もこぞって反対決議をあげ、県民世論調査でも多数が辺野古基地に「反対」)、そもそも事業を進めてよいわけはなく、それを前提にしたアセスも無用なはずなのです。

が、政府はこれらを無視して強行しておるわけです。しかも「オスプレイ」という恐ろしく危険な輸送機の配備を、今まで散々隠してきたあげく、今回のアセス評価書に盛り込んできました。評価書というのは、まさに最終盤なのです。

この段になってオスプレイを「後出し」し、それによって騒音や低周波音などが増加すると言いながら、しかし「影響はない」とあっさり結論づけています。なぜ影響がないのかまったく説明なし。いくら「結論ありき」といえども、あまりにずさんな表記ではないかと思ってしまいます。

そんなこんなを、本来的には今回は市民の意見を募る義務はないのですが、アセス審査会や県知事が意見を受け取る姿勢です。さらに防衛局も、評価書をHPにアップしました。これも画期的なこと。あまりに批判が大きかったためと思われます。

アセス審査会とは、知事が意見を出すにあたり、答申を出す専門家集団です。ここに市民として意見できる仕組みになっていました。
で、その締め切りが明日(1月26日)午前中。あたくしも、素人ながら頑張ってしたため、メールで送りました。

アセスは2種類あります。評価書への知事意見は、飛行場事業にかかわる条例アセスは2月26日、公有水面埋め立て事業に関わる法アセスは3月27日が締め切りです。これに向け、知事への住民等への意見は2月3日が締め切りです。これにもぜひ出すべく頑張ろうと思います。
「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書」に対する住民等の意見の受付けについて

皆さんも、憲法の請願権に基づき、いっちょ書いてみてください。ポイントについてはいろんな新聞で報道もされています。

写真は辺野古浜近くの売店の弁当。


今日、ある友人が亡くなったとの知らせを受けた。あまりにショックで言葉がない。若干26歳。なぜ、という思いをぬぐえない。でも私が知っている限りだが、彼が発していた心をこれからとどめていきたい。

艦載機ノーを貫く、の意味

2012-01-11 19:36:21 | 日記
引き続き岩国におります。
ズバリ、東京より暖かいでしょう!

毎日ニュース作りなど、細々と働いています。


さてあたくし、吉岡みつのりさんを応援しておるのですが、争点は米軍岩国基地への艦載機部隊移駐の問題です。というか、吉岡さんはこれを争点化すべく立候補しました。


やや込み入った話ですが以下に。

現在の福田市長を通さないためにも井原候補(前市長)と一本化できないかという声が、いまだ届きます。しかし現職時代は艦載機反対を掲げていたのに、今回立候補に当たっては争点から外そうとしたり、さらに「市民税減税」「市議会定数削減」まで言い出し、にわか案としか思えない無節操かつ民主主義無視の政策を出し始めた点から見ても、いよいよ井原さんを市長には推せないだろうと思います。

さらに井原さんのそうしたにわか政策が、一部の市民の不信を買ってもいます。市民税減税って、財源はどうすんだ、とか。金持ち減税にすぎないだろ、とか。議員定数削減は問題外ですな。

でも別に、井原さんと対決する問題でもありません。吉岡候補側としては、艦載機など市民生活に大きな影響を及ぼす問題はきちんと争点化すべきなのだと知らせるためにも、ここはとことん主張を広げるときだと痛感してます。

大事なのは、市民の意思どおり(住民投票で示されているとおり)、艦載機移駐はやめること。それこそが目的で、選挙で誰が当選するかで何もかもが決まるわけではありません。もちろん誰が市長になるかで情勢は大きく変わり、吉岡さん当選を目指すのではありますが、つまり世論をきちんと築いていくことが大事なのですな。


てことで引き続きご注目くださいませー

住民投票を力に豊かな岩国をめざす会(岩国の会)
岩平・吉岡光則

今日から岩国逗留

2012-01-08 01:12:07 | 日記


写真は先日作ってみた甘酢漬け。大根やリンゴなど。砂糖を入れすぎたが、我ながらうまかった。

さて本日(7日)より、山口県は岩国市に来ております。去年3月、震災直後に来て以来。来週日曜まで、8泊9日の滞在となります。

ここ岩国で、1月29日投開票で市長選が行われるのであります。これに、うちの平和委員会の仲間である吉岡光則さんが立候補予定です。

岩国では、米軍の艦載機部隊が神奈川から移駐する計画や、米軍住宅を建設する計画などが山積しています。しかし艦載機部隊移駐に関しては、住民投票で反対多数を得ていました。

過去にもこの問題を争点に市長選などが取り組まれていましたが、今回これを争点にしないという動きが。
市民運動や政党などで議論を経て、満を持して吉岡さんが立つことに。

市長は市民が決める問題ですが、争われるべき課題は非常に全国的問題なのです。米軍再編計画の一端であり、民意を無視していいのかという民主主義の問題でもある。

そんなことを浮き彫りにし、きちんと判断できる材料を鮮明にするため、このあたくしも参った次第です。

吉岡光則さんのブログはこちら。
ちなみに立候補する前から書いていたもの。
「岩平・吉岡光則」
http://yosshiyozu.exblog.jp/

さらに、選挙母体の「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会(岩国の会)」ブログはこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/iwakuninokai

核兵器廃絶から

2012-01-06 19:08:39 | 日記
本日、ようやく仕事始め。
上野公園で核兵器の禁止条約を求める署名を集めました。


照ってよく見えないが、うたごえ運動をする友人が獅子舞を踊っていた。
どころか、傘を回したり朗々と歌ったり、あまりの多才ぶりにびびりました。つい見入ってしまった。

ところで、大学の学科やら、私は関係ない柔道部やらの皆さんと新年会をしました。
小学校教諭をする友人が、授業で核兵器を扱ったそうです。戦後60年のときにTBSのニュース23で流れた、被爆者とアメリカの研究者(だったか)との対話も素材にして。

(ちなみにその番組とは→ "ヒロシマ"…あの時、原爆投下は止められた…いま、明らかになる悲劇の真実)

核兵器が何をもたらすかを身をもって知っているために、これはなくすしかないと信念を持って訴え続けた被爆者に対し、何十万という命を救うためには原爆投下は必要だったと、これを正当化し、決して謝罪しようとしない研究者。さらにはやはり、「リメンバー・パール・ハーバー」。

このやり取りが問うていることや、また「責任」の所在についてなど、討論しながら考えさせたそうな。

彼自身もはっきりと答えを持てないらしいが、子どもたちが主体的に考えることを促しながら、自身も考えているそうです。

こうした営みのくり返しって、本当に大切だと思います。もちろん私自身は自分の考えをきちんと論理立てて話せるよう、整理しておかねばと思いました。


てことで、やや遅いですが、本年もよろしくお願いします。