あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

チャリと笛吹の老人

2009-02-18 23:18:04 | 日記
先日、チャリを買いました。
イエー!

昔かわいいのを買って盗まれて以来。

買おうかなあとは思っていたけど、ほぼ衝動買いでした。
重い荷物を持って歩くのがいやだったもので。
タクシーか自転車か!

で、自転車を買ってしまった。



ところで先日笛吹市に行ったとき、またもすんげーじいちゃんに会いました。
すんげーと思ったのは後で電話してからですが。
じいちゃんなんて呼ぶのは、失礼すぎて恐れ多いのですが。

88歳にもなるのに、かくしゃくとしまくってる。
だいたい、ここまで元気に生きている人は、謙虚な人が多い。
いや別に横柄でもよいのですけど。

シベリア抑留の経験をお持ちです。

自衛隊による米軍への給油活動が戦闘行為でないなんて言えるわけがない、とな。
だって戦時中、自分が軍隊にいるときは、まず敵の給油を断てと教えられたんだから、とな。

思い込みで話していないのだ。
戦争反対の動機が自分の体験だけじゃなくて、現代をきちんと見つめた上で、体験とリンクさせて語っていました。

あと伝えようという努力。
自分の考えというのは、簡単に人に伝わるものではないということを自覚している。
独りよがりじゃいけないということを自覚している。

もう、生きているだけでも素晴らしい年齢なのに!
わがままに生きたっていい年齢なのに!

耳もいいので、電話でもああ話しやすかった。

体験を手記にまとめているのですが、その著書をいただけることになりました。
ああありがたい。

アキバに行ったのん

2009-02-16 21:44:33 | 日記
昼間は暖かかったのに、夜は寒くなるなんて知りませんでした。
そんな今夜。

核兵器をなくすことは、戦争やその他の武器をなくす前にも実現可能なこと。
なぜなら、せめて核兵器はやめよう、なくそうという世論は激しく広がっているから。

そんなこんなで、核兵器廃絶のための署名を相当数集めて2010年に国連に持っていくことが、当面の運動の節目としての目標です。
今、いろんな人が頑張って集めてます。


そして今夜、寒風吹きすさぶアキバでメッセージ集めと署名集めをやりました。

ものすごくさぶかった…。

そいでも、サラリーマンらしき人とメイドちゃんがメッセージを書いてくれました。
泣けました。

しかしさぶすぎて、あまり長居はできないなあと思っていたら、警察がやってきました。
ここでやっちゃいけませんと、(すんげー横柄に)注意されました。

そそくさ片付けました。

写真も撮れなかった。

笛吹市平和委員会

2009-02-15 00:16:21 | 日記
笛吹市に行ってきました。
仕事で。

ふえふきしと打ち込んでも笛吹市と出ない。ひどい。

山梨の石和町などが合併してできた市です。
山梨の合併はすごすぎる。
自治体が減りまくり。
議員数も減らされまくり。

この地に新しい平和委員会ができました。
会議はちょっと物足りなさもあったけど、シベリア抑留経験のある人とか、いろんな人が参加してました。

こういう人の経験や、今の気持ちなんかをどんどん聞いてみたい。


ところで石和温泉駅の前に足湯ができてました。
入りたかった…

9条変える前にも

2009-02-12 22:42:08 | 日記
昨日は2月11日。
建国記念日。
神武天皇が即位した日。
誰だそりゃ!


そんな日に、地元で「第35回 住みよい板橋をつくる区民と勤労者のつどい」というのがあり、「憲法・平和問題」分科会で講師を頼まれました。

自衛隊と在日米軍について。

こりゃ大変だ、てことで、直前で自信をなくし、友人に協力を依頼しました。
私は基地被害の実態を中心に話しました。
肝心な部分、日米安保や米軍再編などについては友人が。

ありがとう、友人。


参加者が発言してたんだけど、「9条が変えられたら一体どうなってしまうのか」と。

しかし改めて思うことですが、憲法9条が変えられる前にすでにどれほど9条を逸脱していることか。

無論オムロン、自衛隊はイラクに行ったし、
行っただけじゃなくて米軍の物資や兵員を運びまくった。
だけでなく、日常的には米軍の指導の下で一緒に訓練しまくっている。

基地の中でこっそり(基地の外にもはみ出してるけど)やってるから、その実態はあまりに知られてないのでした。

小牧基地だー

2009-02-10 01:08:14 | 日記
先日、取材のために愛知県春日井市へ行ってきました。

そういえば大昔、春日井の子と文通をしてました。
結局1度も会わずに終わってしまった…。

今回は春日井市平和委員会の取材でした。
いつも感心するけど、平和運動って本当に地道です。

基地被害の告発と改善にしろ、基地撤去を目指すにしろ、核兵器廃絶を目指すにしろ、戦争を止めるにしろ、地域の空襲を記録するにしろ、
ことあるごとに声を出し、より多くの人に伝わりやすいように
表現を工夫したり言葉遣いに注意したり。
たいしたもんです。
涙ぐましい。

春日井には航空自衛隊の小牧基地と高蔵寺弾薬庫、陸上自衛隊の春日井駐屯地がある。
弾薬庫にはクラスター爆弾なども貯蔵されていますが、そのすぐ隣に人家が密集している。

平和運動を担っている人も、弾薬庫近くにうっかり家を買ってしまったとか何とか。
地図を見ないと、どれほど隣り合わせかわからなかったとか。

弾薬庫って、実はそうとう危険なものだと思うけど、住民には危険性どころかその存在すらあまり認識されていない。
危険なものだと周知しないって、エライ責任問題だと思います。

小牧基地は、県営名古屋空港と滑走路を共用しています。
ここは管制塔を自衛隊が握っています。
自衛隊優先にことが進み、そして事故があれば民間機は足止め。
近年、事故や故障は多発してます。

その滑走路隣の公園へ行きました。
着陸してくる民間機や自衛隊機が間近に見ました。
すげーでかかったです。

イラク戦争で米軍をサポートしまくった、自衛隊の輸送機C130もずっと飛んでました。
最近は編隊を組んだり旋回したり、タッチアンドゴーしたり。
騒音が激しくなってるそうです。


やーやはり実際に見てみるもんです。

NHK 女と男??

2009-02-04 08:19:24 | 日記
実は密かに、「性と生ゼミ」という自主ゼミをやっとります。

先日そのゼミで、1月11日放送のNHKスペシャル「女と男最新科学が読み解く性 第1回 惹かれあう二人 すれ違う二人」をみんなで見ました。

なかなか話題になっているらしい。
そして本も出てDVDまで出すらしい。NHKってやつは。

私自身のいろんな無知もあるのですが、それにしてもほんとかいな、というシーンを多く感じました。

あまりに男女一対を前提にしすぎていないか。
そもそも男、女をどう捉えているのか。
狩猟・採集が主であった原始の時代、家族形態は一対の男女で成り立っていたのかどうか(当時は集団生活だったとしかあまり聞いたことがないけど、実際どうなんだろ)。
今の男、女の会話の仕方・ものの考え方のルーツを、原始の時代にさかのぼるって、考えられるだろうか。遺伝子?脳ミソ? そんなことよりも、各時代にそれぞれが置かれている社会的・経済的背景がルーツなんじゃないのか、と思いました。

たくさんの臨床を重ねて出た結果に対し、その原因の分析がとてもアヤしく感じられました。
説明不足なのか何なのか。

何だか結局、どっかの企業がやりそうな、会話はこうやって進めようセミナー、夫婦長続きの秘訣セミナー、の域に過ぎないような印象でした。

いろんな意味で、「男」「女」に対する固定観念を助長する効果があるように見えました。


でも最新科学って銘うってるし…。

ゼミではいろんな意見がでましたが、疑問はNHKにメールしてみっか、という結論でした。

蟹工船とドレイ工場

2009-02-02 00:18:29 | 映画
映画「蟹工船」を見に行きました。

蟹工船を読んだのは中学生のころで、しかも旧字体だったこともあり、あまり理解もできないし暗いなあーというイメージでした。

この空前のブームの中、マンガを読んだのは去年。
そして映画は初めてでした。


原作のラストは感動のことばで締めくくられます。

「そして、彼等は、立ち上った。――もう一度!」

映画にはこれがない、との前評判を聞いていました。

そして実際ない。
やはり残念です。
労働者たちが、「権利」として処遇改善を訴えるのはすばらしい。
それを勝ち取るためのたたかいだって権利なのだ。

よほどの困難さがある、ということを示したかったのか何なのか。
暗いラストだった…。

他にも原作とのズレを感じられたのは、残念であるのだ。


学生時代に見た、「ドレイ工場」(山本薩夫監督)はよかったなあー。

時代背景も違うから、労働組合への認識も違うんだろうけど(設定として)。
やはり厳しい争議が続いてひどい状況なんだけど、あきらめず団結をする。
その意味まで問うていたような。
何しろ前田吟がサイコーでした。
ひろしはすごい。