あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

耳から毛が生えるKさんという方

2008-07-29 22:55:29 | 日記
すごい失礼なタイトルにしてしまいましたが、
群馬に尊敬すべきKさんという方がいます。

上の画像にあるとおり、確かに耳の穴から毛が生えている。
この絵は現在よりもずっと若いころです。

私が勤める平和委員会は、全国にそらもーすごい会員さんがたくさんいます。

Kさんもそのひとり。
元教員。校長なども歴任。
1922年生まれなので、今年86歳。
しかし見た目は元気。
というか強そう。に見える。

この方は兵士の経験や教職員組合、かつて群馬の山奥に作られようとした米軍基地建設反対の運動、などなどいろいろ経験されています。

そいですごいのが、それを記録して本にまとめているのです。
こちらはほんのごく一部。↓


しかもそれらを、特に若い人に知ってほしいと、無料でばらまいたりする。

うちの代表理事である畑田重夫さん(国際政治学者)は、
金を残すな、人を残せ
という名言を残しています(注・まだ元気モリモリ)。
Kさんみたいな実践を言うのだなあ、なんて思ったりします。

このたび平和新聞で、50年を迎えた「国民平和大行進」について記事をつくってます。
そいで最初に行進を始めた西本あつしさんという人について、
知人であったKさんにコメントなどいただきました。
西本さんの当時の日記等々をまとめた「平和行進」という本をいただきました。
在庫少なくて貴重なのに、またもくれちゃった…。

そしてとってもおもろかった。
全国津々浦々を歩き続ける平和行進って、ドラマの連続。
これを最初に行ったときの記録は、涙なしには読めません。

行進の原点が垣間見えます。
人通りの少ないところでも、なにゆえ歩き続けるのか。
一見非合理的に見えるところにも、重い意味があるのだ。

平和大会チラシ作ったど

2008-07-28 06:24:36 | 日記
オールナイトニッペイしてしまった。
徹夜すると、ただでさえ夏の暑さで弱っているおなかが、さらにゆるり。

11月14~16日に神奈川県で「日本平和大会」を開催しますよー。
毎年在日米軍基地がある都市で、実行委員会形式で行っています。

そいでひとまず急いで1次チラシを作りました。
イラストはプロが作っているので、あとはフォントを調整して組み込むだけ…
つうても、イラレでてんてこ舞いだ!
しかもイラスト素材が全部バラバラ!
しかもパソコンが一歩遅い!
そんな中、夜明けの完成を迎えました。
明けない夜はないのである。

そして今年はあまりこだわらず、(これでも)サクサクと作りました。
経験とカン、と言ってみるのだ。

このチラシを手にしたみなさん!
または手にしないみなさん!
11月に神奈川で会いましょーーー!

靖国行って平和行進行って

2008-07-24 22:17:22 | 日記
暑い暑い毎日ですが、電車の冷房はひどい。
家は暑いけど、肌掛け1枚だとちょっと冷える。
そんなこんなで、おなかに影響が来ている今日この頃です。
そいで食欲もなくなり、最近は毎日そば屋(チェーン店の)とか「なか卯」とか。
味わうことをせずに、何かに追われながらかきこむ日々です。
夏って毎年こんなで悪循環です。
貧しい。
悲しい。

そしてこの暑い中、靖国神社を案内しました。
北海道から5人の方々。
汗だくでした。
遊就館は空いていて快適でした。

そしてその後は上野へ移動し、原水爆禁止国民平和大行進の集結集会へ行きました。
これも暑かった。

しかも!
待っている間、コンタクトレンズを落としてしまいました。
一生懸命片目で探しましたが見つからず、
しかも路上でひざまずいてキョロキョロしていても
誰も声はかけてくれませんでした。
別にかけてくれなくてもいいけど、さすが大都会…と思っただよ。

集会後、慌てて購入しました。
まさかの出費にはがっくりですが、しかし靖国も集会も楽しく過ごしました。
平和行進では北海道から広島まで、3カ月近くを歩き続けた方々もいます。
道中のドラマがまたすごいのだ。
今年50回目ですので、道々に核廃絶を願う人々が待っているのです。


そしてテカテカの顔で事務所へ戻り、デスク仕事しています。
汗クンクン。

もうすぐ原水爆禁止世界大会があり、
つまりピースエッグ(9月)があり、
つまり日本平和大会(11月)も近づいています。
他にも日常業務であれしなきゃこれしなきゃと何となく混乱している毎日ですが、
なかなかやりきれず自己嫌悪。
まずまず楽しいけど。
そして毎年こんななのだ。

板橋の平和盆踊り

2008-07-21 20:31:57 | 日記
土日は板橋区の平和公園で平和盆踊りがありました。
誘っていただいたので、日曜の夕方から少しだけ顔を出してみました。

夜になるほどに、盆踊りのために人が集まりまくっていました。

祭文化にあまり触れてこなかった私は、お祭は好きだけどもっぱら「見る阿呆」。
東京音頭や炭坑節の合間にオバQ音頭があるのを、ただただ見てました。
というかずっとしゃべってた。

板橋の若い人でつくる平和サークル「ピースブリッジ」がスピーチしてました(=写真)。
私もこのサークルに加えていただいたとか何とか。
地域に平和サークルがあるってすてき。


そして本日月曜は、またもや板橋の若いグループによる、8月の原水爆禁止世界大会に向けた学習会があり、「講師」(というほどでもないけど)として参加しました。
原爆症認定集団訴訟は、なぜ国は長引かせるのか。
戦争体験を、被害・加害の両局面をどうとらえるのか。
など意見が出て、すこーし議論しました。
改めてまとめると、核兵器の現在地が見えてきました。
世界大会を成功させたいものだ。

イシュー

2008-07-19 23:37:09 | 日記
Big Issueにはかわいいイラストが多用されていたので、平和新聞(というか私)も真似ようと、いかにも手描きイラストを新聞に取りいれてみました。
勝手に!

ヘタウマって言ってほしいけど、こりゃーただのヘタでないの、と思えなくもない。

でもたのすいー
精進します。

ピースエッグは9月に北海道で開催します。
メインテーマは「道」なのだ!

「戦争への想像力」

2008-07-14 02:43:30 | 日記
ワホーイワホーイ。
書いた文章が、このたび本になりました。
と言っても共著ですが、単純にうれしいものです。

戦争への想像力 いのちを語りつぐ若者たち
小森陽一監修 新日本出版社

です。7月18日発売予定。


戦争を知らない私たち(若者と言われる)世代が、なぜ、どんな思いで戦争体験の継承をしようとしているのか。
9人が、それぞれ関わっている問題で経験と思想(ちょっと大げさだけど)をまとめました。
私は靖国問題を通して、「戦争できる人間」はどうやってつくられるのか、また「戦争しない道を選ぶ人間」になるにはどうしたらいいか、など考えをまとめてみました。

私が平和の問題に関心を持つようになったのは、高校生のころに被爆者や空襲被害者に出会ったから。その人たちが、私たちに向かって、願いを託すようにして、自身の戦争体験を話してきた姿に直面したから。
戦争には被害者と加害者が存在し、苦しみは何10年経っても生々しい傷として続いているということも知りました。

こうした私の体験自体は、より多くの人にも味わってほしいと思っています。
そこにはものすごい感動があるから。
人間を否定する戦争と、その苦しみに直面しながらも、生命を叫ぶ人々がいる。

今回私が切り口にしたのは、実際に戦地へ赴いた人々の体験です。
私は、戦争にどんなときでも抗い続ける人間になりたいと、願っています。
しかしそれができない状況がかつてあった。
私はどうやったら、私や他の人々が、戦争をしない道を築けるか、また築こうと決意できるか、考えてきました。
稚拙な文ですが、体験者との対話を経ながら、そのあたりをまとめてみたのであります。

他の執筆者の文章は、それぞれ観点もアプローチも違いますが、そこがまたおもしろい。
戦争を体験しない者が、これからも体験しないで済むように、体験者の声をいかに引き継ぐか、いろいろな模索があるのです。


ぜひぜひ!みなさん、読んでみてください。

↓わたくし部分の扉。



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戦争への想像力
いのちを語りつぐ若者たち
小森陽一 監修・新日本出版社
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≪語りつぐ「戦争」受けつぐ「希望」――戦争を知らない世代が動き出す≫

残された時間は限られている――戦争体験者と若者たちの想いが重なり合ったこ
の瞬間、「戦争体験」を受けつごうとする若い世代の新たな活動が広がっている
。六十年という時間を越えて、日常生活のただ中で、どうしたら戦争の現実を伝
えられるのか。体験者と出会い、想像し、共感する若者たちの試みに耳を傾けて
みませんか。

第1部 戦争体験を語りつぐということ

【「従軍慰安婦」】
正義と尊厳の回復を求めて―全国同時企画5年間のあゆみ
村上 麻衣(日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委)

【南京事件】
被害と加害から戦争を考える―受け継ぐとは何か
荒川 美智代(南京への道・史実を守る会/撫順の奇跡を受け継ぐ会)

【強制連行・強制労働】
東アジアの出会いと友情―強制連行ワークショップの試み
殿平 真(東アジア共同ワークショップ)

【靖国神社】
戦争できる人間づくり
西村 美幸(日本平和委員会)

【東京大空襲】
街のざわめきに記憶を込める―東京大空襲の声のつなぎ手として
山本 唯人(東京大空襲・戦災資料センター 研究員)

【沖縄戦】
次のスタートラインを目指して―沖縄・虹の会が「戦争」を語るまで
北上田 源(沖縄・虹の会)

【原爆】
ヒロシマ・ナガサキと人間―被爆者から受け継ぎたいもの
布施 祐仁(ヒロシマ・ナガサキを受け継ぐ会/日本平和委員会)

【朝鮮戦争】
朝鮮戦争と現代日韓関係
角南 圭祐さん(ソウル在住フリージャーナリスト)

【イラク戦争】
現代の戦争の体験者として
相澤 恭行さん(NGO「PEACE ON」代表)

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第2部 ≪座談会≫なぜ今、私たちなのか

●「証言」=傷口をひらくこと?
●問われる聴き手の想像力
●「物」をめぐる証言と記憶の蘇り
●なぜ今、私たちなのか
●「体験」を「経験」にかえる
●裁判で「今」の問題に
●これを出発点に

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伝え、伝え合う声の響鳴 小森陽一

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発行 :新日本出版 2008年7月
判型:四六並製 / 240 ページ
ISBN : 978-4-406-05151-4
定価 1,680円 (本体 1,600円)

過剰警備in札幌

2008-07-07 02:53:27 | 日記
洞爺湖で開催されるG8サミットに対し、オルタナティブとして市民サミットが札幌市内を中心に開催されています。
フツーの市民による取り組みですが、警察の警備はものすごい。
本日の日記は市民サミットの中身ではなく、あまりに異様な「警備」風景について。

ズバリ、「過剰警備」でしょう!

6日にはピースパレードがありましたが、ここぞとばかりに大「警備」。
私服の上にメッシュ素材のチョッキを着た「POLICE」から(この人たちはちょっと気楽そう。なんだか自警団ぽい)、


よく見かける青い制服を着た警官から(普段のパレードでも交通整理をしてくれるのはこの人たち)、私服警官、

そしていかつい機動隊たち。
機動隊はさすがに血気盛ん。何か唱和してました。
明らかに威圧しているとしか思えない図です。↓

絶対に暴れないでしょーという人々の周りに、二重になって立ち並ぶ。
市民にアピールするウォークなのに、これじゃ見えないじゃん!
でもその高圧的な機動隊の横を、平和的に楽しそうにウォークする人々がいる光景はなんだか滑稽でおもしろい。

市内には、全国各地から大動員された警察がゾロゾロ歩いています。
警察車両も各地のナンバーが。
大阪、和歌山、岡山はじめ、ナント沖縄ナンバーも。
どうやって運んだんだろう。
税金使いすぎでないか。というかエコとは言えない。

しかしその中で発見したこと。
機動隊が持つ盾の後ろには、地域ごとと思われますがマスコットキャラクターが貼られていました。
ナント!
みなしごハッチだ!(いちばん上の写真)
びっくりしました。ぶさいくで。
イルカのチームもありました。


道路使用申請をして行うデモ行進ですが、今回は記者は車道(といってももちろんデモコース)に出るな、歩道から撮影しろと言われました。
デモ隊とも十分な距離をとり、決して危険なはずはないのに、ちょっと道へ出るだけですぐに注意されました。
私もしょっちゅう注意されました。


そんな雰囲気の中、ある隊列の中で、4人が逮捕されました。
騒然とした雰囲気ではありました。


このときの様子については、現場にいたフリージャーナリストの方がブログに綴っています。
多くのマスコミはこういうことばっかり報道し、さも異様な暴力集団による行動みたいに描きがちですが、現場にいたんだからあの異様さをきちんと伝えてほしい。
あの日の警備隊は、明らかに挑発的だったと思います。
シバレイさんのブログ

これは個々の警察官がどうの、ということではなくて、日本政府は何をそんなに恐れているのか、ということ。
市民の「暴動」を本当に想定しているのではなくて、市民のまっとうなアピールがさらに大きな世論になることを恐れているのではないか。
なんて思わずにはいられない。

まもなくサミットの北海道

2008-07-05 03:11:48 | 日記
今日(4日)から北海道出張です。
7日に始まるG8サミットに向け、大国主導の世界構築でなくて、非軍事で民主的な国際社会と市民の意思を反映させようと、札幌でさまざまな取り組みが予定されています。

わたくし、その取材を目的に北海道入り。

本当は洞爺湖へ行ってみたかったのですが、厳戒態勢のために市民の企画は札幌が主な会場になっているのです。

そうそうたる要人が来るとは言え、相当な厳戒態勢が組まれているみたい。
千歳空港で足止めを食らった韓国の方々もいるようです。
ちなみに私は何なく北海道入りできました。

今日は農民グループを中心とした交流会に参加し、おいしい料理をたくさんいただきました。
いい味だった。
安全なものばかり。
農業って、本当に尊い。
これをつぶすって、どんな神経してんじゃろう。


写真は平和新聞の環境特集号(6月25日付)。
気候変動についての映画を作製中の海南友子さんにインタビューしました。
海南さんもおっしゃっていましたが、今、「戦争なんてしてる場合じゃない」。
私も知りえなかったところで、すぐにでも解決策の執行が求められるいろんな課題があります。


明日は札幌市内でピースパレードがあります。
いろんなグループが来るので、混乱なきよう進めたい。
市民のまっすぐな思いを真摯に表現するパレードにしたいものだ。

カリーとひまわりの日

2008-07-05 02:48:14 | 日記
6月28、29日の土日は日本平和委員会の全国大会でした。
イン秩父。

1年の予算や方針を決めるところ。
全国の会員さんに会えてとっても楽しかったです。
みんな平和運動に地道に取り組んでいて、たいへん勉強になりました。

帰りの駅で、地元の野菜が売られていました。
蕗が安くておいしそうだったので買ってしまった。

そいで初めて自分で炊きました。
蕗って昔から好きなんですけど。
そいで下ゆでして皮をむいたら、ピカピカに光って~
になって、とてもキレイでした。パシャリ。




そして7月3日は、毎年カリーとひまわりの日と決めています。
母の命日に、手を合わせることにも違和感を覚える私なりの、偲ぶやり方。
いつも1人ではさびしいので、友人に来てもらったりしています。

今年は2種類のカリーを作りました。

ひまわりは、いつもは切花だけど、今年は鉢を買ってみた。
そして我が家のわずかな面積を占める土に根づかせてみせよう。

商店街の花屋で買いましたが、出張中はどうしたらよいかなど聞いたらアドバイスしつつ、栄養剤をひとつくださいました。
あーうれしい。
商店街ハラショー!