あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

チベットってなんだっけ

2008-04-26 20:00:47 | 日記
4月26日は大学時代からの友人の結婚式のために長野へ。

オリンピックの聖火リレーと重なりました。

もともと美人な友人は、さらにツヤツヤさらさらの美人になっていて、とってもキレイでした。
お料理もおいしかった。


そいで長野駅に着いたとき、予想よりは少ないながらも確かにいたのであります。
野次馬的な人と、中国の国旗を翻す人と、フリーチベットの旗を翻す人々。
そして警察。

リレー隊がいないときなので、なんとなーくまったり騒然とした様子でした。

とにかくこの話題は、オリンピックを妨害するか否かくらいでしか報道されていない(ような気がする)ので、なんだか中国人ってコワイ…的な雰囲気が見物する日本人の中に漂っている感じでした。
もちろん生卵を投げつけたり、暴力を振るうのはイヤです。
本当にチベット問題を提起したい人なら、そんな手段はとらないはず。
混乱に乗じて、さらに混乱を促す人は残念ながら中国にも日本にもいるのかも。

この問題は、きちんと注意しないと情報が入りません。
私もうっすーーいイメージしか持っていませんでした。

他国からあれこれ言うものではないけど、注目を集めたこの機会が、よい契機となることを期待したい。
中国政府がすんなりとチベットの独立を認めるとは思えないけど。
いや、独立がよいのかどうかなんて、部外者にはまったく判断できないことですけど。

民族対立(といってよいのかな?)の問題はどこでも起こりうるけど、
決して宗教・思想といった価値観の対立の問題だけではない気もします。
つまり生活の場の確保、貧困の問題、これもおそらく関わっているのでは。

オリンピックに対してあまりよい印象を持っていない、というか
オリンピック自体は崇高な理想を持っていたんだろうけど、
最近の商業主義まっしぐらのオリンピックは本当にやめていただきたい。
東京にオリンピックは本当に来てほしくない。すごい大改造されそう…。


オリンピックを利用して、あるいは妨害してチベット問題を提起するやり方は決してよいとは思わないけど、
しかしこういうことでもなければ何も知らなかったであろう私の無知ぶりは反省したいものです。

出産はすごい

2008-04-22 23:50:20 | 映画
シャンテシネで、「プルミエール 私たちの出産」を観た。
本も出ていたので(ランダムハウス講談社)買ってしまった。

世界各地の10人の出産のドラマを紹介するドキュメンタリー映画。

病院どころか助産師の手すら借りない出産、
イルカとともに水中での出産、
砂漠の伝統文化の中で女たちに支えられながらの出産、
貧しさの中で4人目を身ごもり、出産後避妊手術を決意する女性、
北極の遊牧民が一人ヘリコプターで病院に入院しての出産、
出産直前までダンスを続ける女性、
日本家屋で妊婦だけの共同生活を通じて迎える出産、
順番待ちの行列が並ぶ大病院での出産
など。

いろんな文化、思想の中でのいろんな出産がある。
自ら出産の仕方を選べる人もいれば、そうでない人もいる。
選べる状況にある人も、選ぶ方法はさまざま。

とても丁寧に撮影しているので、出産前の不安、陣痛の苦しみ、出産直後の安堵、喜びがじーんと伝わってくる。
見ていて痛々しい場面も多い。
けど感動もたくさん。
それぞれ共通する点としない点とがあってまたおもしろい。

日本や欧米で撮影された出産については、みんな夫が立ち会っている。
イルカとともに出産したメキシコの女性には夫がずっと付き添っているが、仕事はどうしたんだろう、などとても気になる。
暮らしに追われると、出産そのものを楽しむことはできないんだろうな。

出産そのものを楽しむって、前は考えもしなかった発想だが、まさにこの映画を通し、私は楽しんでみたいと思った。

前は結婚はしなくても子どもはほしいなーなんて思ったことがあったけど、この映画に登場する女性にはみんな相方がいた。
ウーン。
子どもはほしいと思いつつも、結婚含めまだ後回しにしたいと思っちゃったりもしている。
でも出産方法にしろ、あれこれ一人で考えてばかりいると、勝手な理想ばかりが膨らんで結局現実に踏み出せなくなるのかもしれない。…。

ドキドキし通しの映画でした。

ベネズエラに行ってきました

2008-04-21 18:15:29 | 日記
そして風邪を引きました。
そんなに暑くもないのにクーラーが効きまくり、さらにホテルには毛布1枚しかなく…病は気から、と思って気合を入れていましたが結局最後に発熱して苦しんでいました。
それも楽しい思い出です。

4月7日出発、16日成田着の日程で、パリ経由にて行ってきました。
ベネズエラ、それは南米、公用語はスペイン語、通貨はボリバル。

4年に1回開催される世界平和大会が今回はベネズエラで行われ、日本平和委員会も代表団を組んで参加しました。
ちなみに代表団はアトランタ経由で、パリ経由は私だけでした。
遠回りなんだけど、でもやはり1人はお気楽で楽しかったです。


大会自体はスピーチ続きのあまり工夫も見られないものでしたが、中身はよかったです。
イタリアやチェコでは、国内の米軍基地撤去に向け、土地の活用法なんかを示しながら住民・自治体ぐるみの運動を広げています。

エクアドルでは、マンタにある米軍基地の使用協定の延長をしないと公約したコレア大統領が当選していますが、これも世論に支えられてのことだということがよくわかりました。
エクアドルからは若くてキュートという言葉がぴったりの女性が発言していました。

いま南米では、アメリカの新自由主義の押しつけに反対し、貧しい者の暮らしを支えつつさらに貧しい者を生まないような政治がすすめられています。
先日もパラグアイでこれに近い新たな政権が生まれました。

今の流れの口火を切ったとも言えるのがベネズエラですが、傍目に見るとチャベス大統領ばかりが目立つのですが当然ながら彼を支えるたくさんの国民がいるということが実感できました。
そしてベネズエラ人はTシャツが好きだということもわかった。
(世論を広げるために)いろんな場面でTシャツをばらまいていた。


なお、チャベスに会いました。ワーイ。
ホテルを会場にした会議に参加するために、ロビーを通ったのでした。
世界中の平和大会参加者がみんな野次馬となり、もみくちゃになって写真を撮りました。握手はできなかった…。


空港の郵便局の青年に、「カミカゼ」についての見解を聞かれました。
お手紙で返事をする約束をしましたが、ちょっと容易には答えにくい…。
でもがんばろう。