あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

原爆が若い命をまた奪った

2007-04-27 19:59:37 | 日記
先日、被爆者で日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)事務局次長のNさんが亡くなりました。
3歳のときにヒロシマで被爆、まだ60代前半でした。

原因は急性骨髄性白血病、医師は「放射線被ばくの影響だ」と断言され、原爆症認定申請の準備もされていたそうです。

病気がわかったのが3月31日、亡くなる少し前も元気な姿を見せていたそうです。

ついこの前まで、「被団協通信」の編集長としてさっそうと飛び回り、また被爆証言を各国大使に聞いてもらおうというツアーを発案するなど活躍されていました。
細身の体で、ダンディーなたたずまいでした。

4月初め、原爆症認定行政の抜本的解決を求め、厚生労働省前で被爆者の方々や弁護団、支援者(私たちも)らが座り込み行動をしました。
詳しくは、最近また更新を始めた「原爆症認定集団訴訟・勝利を呼ぶすわりこみ」ブログをご参照あれー

Nさんのあまりに早い死は本当にショックでした。
Nさんは4月3日の座り込み行動・夜のキャンドル集会で、「むかーし作った」という自作の歌「ひろしまの子守唄」と「トマト」を自ら披露してくださいました。
とってもいい声で、しかも思いのこもった曲でした。

この歌、我が友人である若きジャズシンガーがカバーしており、彼女の歌声とNさんの歌声とが私の中で重なり合い、本当に感動的な時間を過ごすことができたのです。

憎いのは原爆です。そしてこれを今尚保持し続け、使おうとする人々。
Nさんだけでなく、原告・被爆者の方々が次々と亡くなっています。
昨日も、近畿原告団の方が亡くなったそうです。


Nさんの訃報に、同じ被爆者の方々も悲しみと怒り、悔しさを抑えきれずにいるようです。
ある被爆者の方が、悔しさをしたためていました。
この文にある壮絶な思いに、またもや衝撃を受けました。


またしても原爆が俺たちのかけがえのない大切な仲間を虐殺した。…
若い命をむごたらしく奪いやがった。畜生!…
まどえ!もどせ!返しやがれ!…
Nが始めたたたかいを俺たちは引継ぎ、発展させ、貫徹するぞ!…
見ててくれ!きっと仇をとってやる。…



写真は4月3日の座り込み・夜のキャンドル集会で歌うNさん

5/15(東京)沖縄返還35周年のつどい

2007-04-26 20:02:25 | 告知
日本平和委員会・東京平和委員会主催の企画のお知らせです。

米軍占領下の沖縄県民のたたかいで、本土復帰を1972年5月15日に果たした沖縄。
しかし沖縄には今なお米軍基地が集中し、新基地建設が狙われています。

沖縄・辺野古のたたかいを交流しながら、エイサーを楽しみましょー!
(エイサー踊り子も募集中)

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5・15沖縄施政権返還35周年に考える
新たな米軍基地建設計画を拒みつづけて10年 いま沖縄のたたかいは?

【とき】5月15日(火)午後6:30~8:30
【ところ】港区・芝公園福祉会館(東京都港区芝公園2-7-3)
 =都営芝公園駅A3出口すぐ、or都営大門駅・JR浜松町駅から徒歩10分未満
【参加費】500円

【スピーカー】
▼大西照雄さん(名護市平和委員会会長)
 「沖縄・辺野古のたたかいと思い」
▼花輪伸一さん(WWF〈世界自然保護基金〉ジャパン自然保護室)
 「豊かな自然を破壊する米軍基地建設計画」
▼川田忠明さん(日本平和委員会常任理事)
 「エクアドルでの外国軍事基地撤去国際大会の報告」

※チラシあります。必要な方は日本平和委員会のHPからダウンロードするか直接ご連絡ください。

I&I PeaceLive→PeaceWalk

2007-04-24 17:30:54 | 告知
5月6日に、ピースライブを東京都江東区の夢の島にて開催します。
この日から8月に向け、全国各地を経由して平和行進が始まるのであります。すごいよー

その出発式でライブをやります。
ライブももちろん豪華メンバーですが、その後夕方まで歩くピースウォークも、サウンドカーなるものを出しますので相当楽しいと思います。
本当に楽しいんだ、これが。

チラシを画像にてアップします。また作っちゃったのよー
急いだ仕事ですけどね。田舎チラシですけどね。
データはPDFにて送れますので、必要な方はぜひご連絡ください。





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(以下要項)

 5月6日(日)、東京都江東区夢の島の第五福竜丸展示館前から、2007年原水爆禁止国民平和大行進(東京→広島コース)のパレードが出発します。

◆オフィシャルサイト
http://www.antiatom.org/daikousin07/

 ことし50回目を迎えた国民平和大行進は、原水爆禁止の声で全国の草の根をつなぎ、だれでも参加できる行動として、こんにち8割の自治体を通過し、毎年10万人が参加する草の根行動に発展しています。

 ことしの平和行進は、「すみやかな核兵器の廃絶を」の声を内外にいっそう大きく響かせるとともに、非核三原則と戦争放棄の憲法9条を守ろうとの声を高め、非核平和を願う人なら誰もが参加できる行進、全国すべての自治体を通過し、草の根の平和の願いを広島・長崎へとつなぐ行進として、大きな飛躍をめざしています。

 全国の行進のスタートとして5月6日に、「5・6夢の島国民平和大行進パレード出発集会―都内行進」が国民平和大行進中央実行委員会の主催で実施されます。これに先立ち、平和を願う若者たちが多数集い、ピースライブやピースパレードを企画しています。
 「核兵器はいらない」「戦争はイヤ」「平和がいちばん」というオモイを持っている人は誰でも大歓迎です。ぜひご参加下さい。

*「I&I」は「私の想いをつなぐ」「愛をつなぐ」という意味です。

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♪♪♪Ⅰ&Ⅰ PEACE WALK 2007♪♪♪

【日 時】2007年5月6日(日)
     10:30~ ピースライブ(朝音幸、弁才天、カワムラ 出演)
     13:30~ ピースパレード
【会 場】東京・夢の島「第5福竜丸」展示館前
     東京都江東区夢の島(地下鉄有楽町線・JR京葉線「新木場」下車徒歩10分)
【参加費】無料

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♪♪♪ピースライブ出演者プロフィール♪♪♪

♪カワムラ Kawamura
1974年2月20日広島生まれ。
98年上京し、ストリートで唄いながら本格的なライブ活動を開始。01年「川越好博」・「野田徹」等とアコースティックバンド「はるばる」を結成する。同時期、沖縄民謡唄人「古我地」のバックバンドにギター、バックボーカルとして参加し、沖縄民謡・文化から多大な影響を受ける。バンド解散後も都内を中心に、弾き語りの機動力を活かした精力的なライブ活動を続ける。
◆オフィシャルサイト
http://www.kawa-chan.com/index.htm

♪朝音 幸 Yuki Asane
愛知県瀬戸市出身。10月12日生まれ。B型。
3歳でクラッシックピアノを始める。
立命館大学在学中、音楽サークル「ROCK COMMUNE」に所属し、キーボーディストとしてバンドを組む。
そこで60年代のソウル・ブルース・ロックに出逢い、強く影響を受ける。
卒業後上京。ピアノの弾き語りを始め、ホテルのラウンジ等に出演。ゴスペルやJAZZに興味を持つ。流れるようなピアノとボーカルは、繊細さの中に揺るぎない強さを持ち、深い詩の世界をさらりと歌う。
現在は東京都内・神奈川を中心に活動中。
◆オフィシャルサイト
http://www.asaneyuki.net/index.html

♪弁才天 benzaiten
歌い手としてソロやバンド等の様々なスタイルで音源制作、各地でライブ活動を展開中。

NVS(Natural Vintage Sound)のメンバーとして様々な企画、制作、運営の中心に携わり自身のバンドJA LIV BANDでは、レゲエのルーツやダンスホールのみならず、様々な音楽の
要素をとりいれ自由なジャマイカンサウンドを追求中。
◆オフィシャルサイト
http://id26.fm-p.jp/20/benzaiten/

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♪♪♪ピースパレード・コース♪♪♪
 夢の島出発(13:30) → 東陽町公園 → 永代橋 → 茅場町 → 坂本公園(中央区)→
日本橋→ 八重洲口 → 数寄屋橋交差点 → 新橋駅前 → 西新橋交差点 → 港区役所前到着(17:40)

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【お問合せ先】
事務局:核兵器なくそう・世界青年のつどい’07準備委員会(担当:前川)
    〒113-8464 東京都文京区湯島2-4-4
電話・03-5842-6035 FAX・03-5842-6033
E-mail youth@antiatom.org
Web http://www.geocities.jp/youth_against_nukes/index_jp.html

奉納相撲とwam

2007-04-21 09:34:39 | 日記
けっこう前になりますが、島根県の保育士さん2人に依頼され、靖国神社を案内しました。
だんだんと自分の言葉でガイドできる部分が増えてきたのがうれしい限り。

そしてこの日は年に一度の「奉納相撲」の日でした。
偶然だけど。
妙に外国人が多いなーと思っていたら、相撲だった。
コスプレイヤーはまったくいませんでした。

ブルガリアの何とか力士やモンゴルの何とか力士、永谷園のCMに出ている何とか力士、他にも見たことのある力士が何人もいました。
みんな、春風に乗って漂ういい香りがしていました。
シッカロールのような。
たぶん頭につける油の香り。


アンド、女たちの戦争と平和資料館(wam)へも。
こちらはちょうど、「日本軍とインドネシア支配の下で東ティモール・戦争を行きぬいた女たち」という特別展を開催していました。

現代も戦争が絶えないのですが、そこで今もなお、女たちが性の犠牲になっていることを認識しました。
ここまでひどいとは思わなかった。

実はこの日、夕方にお茶の水で「従軍慰安婦」問題について宣伝行動をしました。
そこで、「戦時にはどうしても性の被害はつきまとう。気の毒だけど…」と言った、ある青年がいました。
被害者の声を直接聞いてみてほしい、と思いました。

この展示は間もなく終わりますが、条件のある方にはぜひ見てほしい。
ちなみに6月2日からは「中学生のための『慰安婦』」というのを開催するそうです。
こちらもチェックなのだ。

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靖国神社で奉納相撲
4月13日19時40分配信 日刊スポーツ


 春巡業の靖国神社奉納相撲が13日、同神社で行われた。北の湖理事長(53=元横綱)と横綱朝青龍(26)ら幕内力士が参拝。土俵では夏場所(5月13日初日、両国国技館)で綱とりを目指す大関白鵬(22=宮城野)が大関琴欧洲を寄り切り、朝青龍は大関千代大海を寄り切った。14日には藤沢、15日には横須賀で巡業が行われる。

長崎市長の事件に被爆者は

2007-04-18 22:08:50 | 日記
長崎市の伊藤一長市長が殺害され、ショックのためか今日はずっと心がうわずっていました。
落ち着かないちゅうか。

多くの人に衝撃を与えたと思いますが、特にヒロシマ・ナガサキ、核兵器廃絶の運動に参加している人は動揺と怒りと悲しみと、言いようのない気持ちになっていると思います。

今日、ある被爆者の方と話をする機会がありました。
その方は被爆者団体の役員で、市長とはもちろんナガサキでも、その他いろんなところでともに核兵器廃絶の声をあげてきたのです。

市長のことに話が及ぶと、「あの人は真摯に核兵器廃絶のために尽力していたんです…」と突如目を潤ませていました。
「こんなことが起こる日本は、世界から見ても恥ですよ」とも。


暴力って、どう考えても理不尽だ、と改めて思いました。


写真は2005年5月にニューヨークで開催されたNPT再検討会議に向けた大行動で、路上で出くわしたイッチョー市長(左から2人目)。右端は広島の秋葉市長。

長崎では、前市長も天皇の戦争責任に言及したことを理由に「右翼」と言われる人物に狙撃されています。

こういうことがあると怖いし、萎縮してしまうし、被害に遭うことを想定して行動せざるを得なくなる。
いちいち動揺していたら、それこそ暴力者の思うツボだとわかっていても。
暴力って、正常にものを考え、行動することを許さない行為なのだと実感しました。

復活の学力テストに対して

2007-04-17 13:01:48 | 日記
復活した小中学生対象の「全国いっせい学力テスト」は、今月24日に実施されるそうです。

ベネッセのホームページでは、学力テストをなぜ行なうのか、その利点について述べています。

あんころチームのブログでは、『教育基本法「改正」を問う――愛国心・格差社会・憲法』(大内裕和・高橋哲哉共著、白澤社)の書評という形で、学力テストが復活した背景について触れています。
そこだけ抜粋してしまいます。

「それから、「改正」法案に新設された「教育振興基本計画」が重大なくせもの!そこに格差社会化を助長する新自由主義改革への抜け道があるのです。というところへ対談はすすんでゆきます。「教育の憲法」といわれる教育基本法は、権力の暴走に歯止めをかけるという日本国憲法の理念にのっとった、教育勅語を否定する理念法なので、現行法にはあえて具体的施策(教育振興基本計画)は書き込まれていなかったのですが…。「不当な支配に服することなく」をとりまく第十条の不気味な文言の変化とあわせて、教育振興基本計画の新設は重大ですので、とくに注目して読んでいただきたいところです。「学校評価制度」「教員免許更新制度」「教育バウチャー制度」、そして2007年4月から実施が予定されている「全国一斉学力テスト」が社会・教育にとっていいなんて、机上の空論であり、市場の空論でもあるということもわかります。教育が「国家戦略」や「統治行為」とされるのはもっての外だけれど、そう考えた場合でさえ、明らかに「改正」は「国策として誤っている」という指摘には、実に説得力があります。」


愛知県犬山市は、全国で唯一この学力テストに参加しないと決めました。
4月15日のしんぶん赤旗日曜版に特集されていたのを読みましたが、生徒が「必要ない」とコメントしているのはおもしろかったです。

そして昨日、京都府京田辺市の児童生徒が、実施しないよう京都地裁に申請したとのニュースが出ていました。
それが個人情報保護法だけでなく憲法や教育基本法を根拠にしているそうです。

これもおもろい。
というかこの9人はどんな議論を経て訴えをしようと思ったのか、とても知りたいところです。

文科省やベネッセなんかの言う「学力」観自体が、子ども不在であり、受験前提であり、「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成」だとか「普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造」なんつうものは特に想定はしていないようです。
法律も変わったし、ハーン?みたいな感じなのかな?

でももし私がつまり子どもだったら、教員だったら…。
どんな態度に出られたか不安になったりもします。

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「全国学力テスト実施しないで」児童生徒9人が仮処分申請
4月16日23時9分配信 読売新聞

 全国の小学6年生、中学3年生を対象に、24日に実施される文部科学省の「全国学力テスト」について、京都市、京都府京田辺市の市立小中学生計9人が16日、テストでの生活習慣に関する調査はプライバシー侵害で個人情報保護法に違反するなどとして、両市に対し、自分たちへのテストを実施しないように求める仮処分を、京都地裁に申請した。
 学力テストを巡る法的な訴えは初めて。
 テストでは、国語と算数(数学)の試験のほか、テレビの視聴時間や家庭にパソコンがあるかどうか、といった調査も実施される。採点集計は民間企業が行い、国がデータを収集、保有する。
 申請では、「特定の個人を識別できる情報が膨大に収集され、民間企業に流されることになる」と指摘し、違法な個人情報の取得にあたるとしている。

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学力テスト中止求め仮処分申し立て 京都の児童、生徒9人
4月16日20時50分配信 京都新聞

 全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日に実施される「全国学力・学習状況調査」(学力テスト)は、プライバシー権や教育を受ける権利を侵害し、違憲だとして、京都市と京田辺市の児童、生徒計9人が16日、両市の教育委員会にテストの中止を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
 原告の弁護団によると、学力テストをめぐる仮処分や訴訟提起は全国で初めてで、「家庭事情に踏み込む質問もあり、国や受託業者がこうした個人情報を収集・管理するのは問題だ」と訴えている。
 申立書によると、学力テストは文部科学省や市町村教委などが実施主体で、国語と算数(数学)に加え、生活習慣や学習環境について問う「質問紙調査」も行う。氏名か、個人特定に結びつく番号を記入させ、採点や集計は民間業者が行う。
 文科省が昨年末に実施した予備調査では、質問紙調査に「自分は家の人から大切にされているか」「先生から認められているか」などの項目があった。弁護団は「プライバシーにかかわる生活状況調査で個人を特定することに正当性はなく、憲法や個人情報保護法に反する。国家による教育内容、家庭教育への介入に当たり、教育基本法にも反する」と主張する。
 申し立て後に会見した保護者は「調査自体に反対ではないが、氏名を書かせるのは疑問。事前の説明もない」と話した。
 申し立てに対し、京都市教委は「学力実態や学習習慣を把握でき、指導の改善にも生かせる有用な調査。氏名の代わりに番号を記入する方式で、個人情報保護には万全を期している」とコメントし、京田辺市教委は「内容を見ていないのでコメントできない」としている。
 学力テストをめぐっては、愛知県犬山市教委が「地方の特色ある教育づくりを阻害する」として不参加を表明している。

誇り●毛の古本

2007-04-15 21:19:20 | 日記
最近はネットでも古本が買えて、特にイーブックオフなんて相当重宝しています。
でもネットはすでに決まった本を探すとかキーワードで検索するので、おおよそ自分の知った範囲の本を見つけるのに対して、古本屋は未知の本に出会えることがある。

そいで昨日の土曜、神保町であったJCJ(日本ジャーナリスト会議)主催のシンポジウムの帰りに古本屋をブラブラしました。
JCJのシンポが、ちょうど「新書」をテーマにしたものだったので、触発されて新書ばかり買ってしまいました。

神保町の古本屋は、きれいなところが多いような気がしました。


しかし先日、後楽園近くで偶然入った古本屋はすごかった。
誇り●毛。
でなくて埃まるけ。変換したらおかしな字になった!びっくりした!

本が横になって積み上げられ、とても手にとって見ることはできない。
はんてんを着たおじいちゃんが、次から次へとドサドサドサーと本を倒している。(わざとではない)
ぎょっとして見ると「すみません、気にしないで」と言われ、どうやら本を整理している店の人だった。
息子らしい中年男性は、店の奥で帳面付け。
山積みの本の上にはネコ!

この人たち、本を愛しているのだろうかと疑問に思いましたが、おもしろいからいいやーと思い、物色しました。

いくつか買ったのですが、そのうちの1つが関千枝子さん著「広島第二県女二年西組―原爆で死んだ級友たち」。
ぱらぱらとめくり、原爆に遭って亡くなった同級生たち(動員学徒)が靖国神社に合祀されていることにたいする思いが書かれており、購入したのでした。

知らなかったのですが、この本、そしてこの方は有名というか、とても話題になったようでした。
フィ-ルドワ-ク靖国神社・遊就館学び・調べ・考えよう」(東京の戦争遺跡を歩く会 /平和文化) にも紹介されていました。

こういうことを、買った後で知るととってもうれしい。


中国帰還者連絡会の元メンバーで、故・土屋芳雄さんの半生が綴られた「ある憲兵の記録」(朝日新聞山形支局著)もこんな感じ。
しかもこれは100円ワゴンでした。
学生の頃に何の気なしに買い、その内容に衝撃を受けていたら、実は戦争中の自らの残虐行為を証言し続けた方で、いろんなところに記録も残っている方でした。

日本中国友好協会が出したビデオ「証言」3部作にも登場しています。
このページからダイジェストを見ることができるので、ぜひご覧ください。


ダイジェスト版でも見ることのできる土屋さんの言葉。

「命ほどだいじなことはない、そういうことを一言教えてくれたならばよ、生命の尊厳いうものを教えてくれる先生がおったならばよ、誰か、誰でもいい、親でも誰でもいい、誰も一人も、教えてくれる人はいなかった…」

原爆症訴訟・座り込みは終わるがまだつづく

2007-04-04 21:22:18 | 日記
原爆症認定集団訴訟・勝利を呼ぶ座り込みを終えました。
寒かった…
最後の最後でどしゃ降りの中を荷物運搬したのがこたえました。

しかーーーし!
本当に大きな大きな成果を得られました。

政治を動かし、マスコミを動かし、人々を動かし、心を動かした。
そして政府も動かんとしている。


参加された皆さん、そして遠くからエールを送ってくださった皆さん、本当にお疲れさまでした。


詳しい中身はブログ「原爆症認定集団訴訟・勝利を呼ぶすわりこみ」をご覧ください。


ヤーみんなよく頑張りました。
そして私もよく更新しました。ホントに…


写真は首相官邸前でシュプレヒコール!