被爆者たちが自ら負った病気を「原爆症」であると国に認めてほしいと裁判を行っています。
裁判は勝ち続きですが、国は行政を改めようとしません。
被爆から60年以上経ち、いよいよ国を動かしつつあります。
去年の4月、命をかけた(高齢で病気を抱えた被爆者にとってはほんとに命がけ)座り込みを行いました。
そしてまた今回、今度こそ首相の面会を勝ち取り、根本からの見直しを求めて再び座り込みをします。
ナント明日から!
夜通しですよーー
ぜひ来てね。
ブログ「
原爆症認定集団訴訟・勝利を呼ぶ座り込み」も更新予定。
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被爆者とともに
原爆症認定集団訴訟全面解決と
核兵器のない世界をめざす
キャンドル集会にご参加を!
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●6月3日(火) 午後6時半~8時
●霞ヶ関・厚生労働省前特設テント前
●黙祷、原告の訴え、弁護団・支援者などのスピーチ、歌・音楽演奏など(出演者大募集!→メールで連絡ください)
戦後ずっと原爆の被害を過小評価してきた日本政府に対して、全国の被爆者が集団訴訟に立ち上がったのが2003年。それから5年間、被爆者は、癌などの原爆症を抱えるからだにむち打って、原子爆弾の恐ろしさを示し、核兵器が人類を破滅させるものであることを訴えてきました。このたたかいが、いよいよ大詰めを迎えています。
地方裁判所で6連敗した国は今年4月、ついにこれまで被爆者を切り捨ててきた原爆症認定基準を大幅に改正せざるを得ませんでした。しかし新たにつくった基準も、依然距離や時間で線引きしていたり、病気を狭く限定しているため裁判で勝訴した被爆者も認定されない可能性があるなど、まだいくつか大きな問題点を残しています。先週出された仙台と大阪での高裁判決では、新基準では認定されない可能性が高い人も含めて原告全員を原爆症と認めました。これは、新基準がまだ不十分であることを示しています。
被爆者の願いはあくまで、原爆被害の実態を正しく反映した認定基準と原告全員の認定です。政府にそれを決断させるために、今週の6月3日から5日まで、全国の原告・被爆者が上京して厚生労働省前に座り込みます。私たちも原告・被爆者のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に座り込み、政府に訴訟の全面解決を求めていきたいと思っています。被爆国である日本政府に、原爆被害の実態を正しく認めさせ、しっかりと責任をとらせることは、二度とヒロシマ・ナガサキの惨禍をくり返さないことにもつながるからです。
座り込み初日の夜には、これまでに亡くなった数十万人の被爆者を追悼し、核兵器のない世界を願うキャンドル集会を開催します。戦争と原爆が奪った一人ひとりの命に想いを馳せながら、平和への願いをキャンドルの火に託し、政府・厚生労働省に私たちの声を届けます。一人でも多くの皆さんの参加を、心より呼びかけます。
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【座り込み行動スケジュール】(※座り込み期間中は、いつでもお越しください)
6月3日 11時半~18時半 座り込み
18時半~20時 キャンドル集会
6月4日 10時~ 座り込み
14時20分 にんげんをかえせ・折り鶴パレード(日比谷公園西幸門集合)
16時半~18時半 総決起集会(星陵会館)
6月5日 10時~15時 座り込み
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★参加できないという人は・・・
◎座り込む原告・被爆者への応援・連帯メッセージを送ってください!座り込み中に読み上げさせていただきます。
→ suwarikomi08@yahoo.co.jp
◎原告全員の認定と被爆の実態にあった認定基準への再改定を求めるFAX・メールを、厚生労働省と首相官邸に送ってください。
・首相官邸 FAX 03-3581-3883 首相官邸HP「ご意見募集」http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
・厚生労働省 FAX 03-3502-3090(健康局総務課) 厚労省HP「ご意見」https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
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【連絡先】原爆症認定集団訴訟を支援する全国ネット
(東京都港区芝大門1-3-5ケイブルビル902日本原水爆被害者団体協議会気付)
E-mail suwarikomi08@yahoo.co.jp