あいとポッポパーティー

あいをさぐりながら、友人に発信。
あいとへいわのあいは、解せなかったけれど注目のテーマ。

年を越すにあたり。

2005-12-31 19:10:45 | 日記
昨日、同居人とともに家の大掃除をしました。
すっきりして気分がよいです。
先ほどはそばも食べました。
いよいよ年越しです。

就職して3年目の2005年は、つらいこともたくさんありましたが、ようやく自分の歩幅を見出せるのでは、という希望が芽生えた年でもありました。

そして、尊敬すべきお年寄りたちにたくさん出会えた年でした。
お年寄りというのは決して力ないイメージではなく、年を重ねている、という意味のみです。
特別にすごいお年寄りがいたというわけではなくて、これまでも出会っていた人も含め、その人々が歩んできた歴史を、私がじっくりと見、理解することができたということなのだと思います。
もちろん若い人、中年の方々にもすばらしい人は大勢いますが、特に今年はすばらしいお年寄りに出会うことができたと感じています。

お年寄りと会話をしていて、無知を指摘されたりあるいは指摘されない場合でも、知らないことが多すぎて恥をかくこともよくあります。
「君、そんなんじゃだめだよ」と言われてガックシとなることもありますが、その指摘を好機として新たに勉強をして身につけたこともたくさんありました。

まだまだぬるい!
まだ頑張らねばなるまい。というか頑張りどころが違うことがよくあったりします。
自分に課す目標、社会に課す目標、それぞれは2006年になってからまとめようと思います。

年賀状をこれから作成します。
今までは実家のにしむら印刷に刷ってもらっていましたが、今年は初めてパソコンで作ってプリンターで刷ります。まだ何もやっていません。

あぶれ者が企てたニクソン暗殺

2005-12-29 01:18:21 | 映画
本日(28日)は、私が勤める日本平和委員会事務所の仕事納めの日です。
しかし納まりきらないので明日も出勤することにしました。

どうせ明日も出勤するのだからと、今日は思い切って早く帰り、映画を2本も見てしまいました。イン池袋。
「ベルリン、僕らの革命」 と
「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」です。

「ベルリン、僕らの革命」は、よくある青春時代における革命への憧れを描いたものかな、とも思い、あまり期待しないように見ました。
やや予想通り、そうした感はあったようです。
でも思ったほどただの青春映画ではなく、革命への信念をそれなりに描かれているように思いました。

「革命」というと大げさなのですが、社会制度をよりよくしようと、いろんなNGOなどの活動や政治運動をしている若い人は現代にもたくさんいます。
私も平和運動をする身です。
「革命」という耳慣れない単語を用いて、社会変革に携わることを若気の至りのように描く物語は大嫌いです。
実際そうした人も世の中にはいるとは思いますが、多くは一生をかけ、生身の人間と結びつきながらがんばっているのです。
マ、この映画はそれほどではなかったけど…。

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」主人公のサム役を演じたショーン・ペンがとてもよかったです。
演技者ですなあー。
個々の関係で見れば、もしサムのような人がそばにいたら私は苛立ちの方が勝るかもしれません。
しかし現代社会における不器用者が、いかに生きにくいかよく表していると思いました。

アメリカでの9・11事件を予見、との評もありますが、それでは問題点を矮小化するのであまり比較するものではないと思います。

2本とも、池袋の「新文芸坐」という映画館で見ました。連続上映。
ともに、資本主義社会においては必ず生まれうるあぶれ者を描いています。
というか、そのように主人公に語らせています。
「ニクソン暗殺…」の主人公は、あぶれ者としてリアリティがありました(実話に基づいているからかもしれませんが)。
冷や冷やする映画でした。


写真は、11月末に神奈川で開催した日本平和大会中、宿から見えた桜木町の夜景。本文とまったく関係ありませぬ。

あきらめていなかった

2005-12-27 02:07:54 | 日記
家族への愛は、無条件のものです(私は)。
学生時代からの仲間への愛(と言っちゃうかな? まあいいか)は、裏づけがあります。
学生時代は、顔を覆いたくなるほど反省&自戒すべきことは山ほどありますが、でも実によい経験をたくさんしました。
その中で、できれば一生モノと思いたい仲間を得ています。

その仲間の一人、沖縄で中学教員をしているUくんに、先日私が沖縄へ取材へ行った際に会いました。
いつもは夜10時半に寝ているという彼ですが、夜更かしをして付き合ってくれました。

彼は調子がいいところはあるのですが、でもとても努力家で落ち着いた人です。
私費を投入してそろえたビデオレコーダー、編集ソフトなどを駆使して作成した、彼のクラスの海合宿をドラマチックに記録したDVDをもらいました。

隣の芝は青い。
きっとこれなのだろうとは思いつつも、彼の仕事ぶりに感激しました。
私も一時教員を目指した身として、本当にすてきな職業なんだろうと思います。
いくら沖縄といえど、中学生というのはいろいろとうっぷんを抱え、大人と子どものはざまで揺れ、友だち・人との付き合い方にいちいち悩み、悶々とすることも多いと思います。
全員が、学校が楽しいと思うわけでもないかもしれません。
けれどいろんな子がいる中で、それぞれの子を主役にするのも、教師の働きかけ如何だと思いました。

DVDはとてもよい作品でした。
子どもたちの様子を追い、そこに撮影者のUくんが独りごちていたり、話しかけていたり。
授業で見れるよう、50分にまとめているところも笑えます。
DVDという記念に残るものを見て、私の仕事ぶりを振り返ざるをえません。
もちろん私は私で、ようやく最近はマイペースを取り戻しつつあり、日々感動をもって仕事に臨んでいるつもりです(日々は言い過ぎ)。
だけどやはり「いい仕事してんなーー」と、うらやましく見えてしまったりするのです。

エンディングで彼が流したことば。転載(無断で)。


ROUGH
[意味] 大ざっぱ 荒けずり 未完成

ROUGHとはみんなのこと
大ざっぱでいい
荒けずりでいい
未完成でかまわない
ROUGHだからこそ
今 自分をみがけ
今の自分をあきらめるな
今の自分に満足するな
失敗を恐れず
誰のせいにもせず
いつも前向きに
今 自分をみがけ
人間はかわることができる
かわろうという心さえあれば…
 
   ユーリー・スコット教授


実はけっこう笑えますけれど。
学生時代に夜を徹し、今思えば実に観念的な、ご都合主義的な討論を含め、いろんな激論を交わした思い出が重なり、ホロリとくるものでした。
あのころよりも責任感がなくなってしまったな。 とか
一生懸命さが少なくなったな。 とか
学生時代と今の自分とを比べたらきりがありませんが、しかし学生時代があったからこそ今の私があり、この仲間のDVDに感激する私があるのです。
感激できる私でよかったと思います。

気合を入れたいときに、また見たいと思いました。
(本日の日記は、当人にしかよくわからない内容かもしれません。)


写真は、昨夜同居人と楽しんだクリスマスケーキ。サンタの家らしい。


さらば、ポチョムキン

2005-12-25 01:03:10 | 映画
本日は愚痴の日記です。
行こうと思っていた映画が、25日だと思っていたら実は24日でした。
うっかり八兵衛でした。
がっくしです。

エイゼンシュテインシネクラブの例会で、戦艦ポチョムキンなどの上映と、
私と「戦艦ポチョムキン」 新藤兼人氏 (映画監督)、
ベルリン国際映画祭2005の「戦艦ポチョムキン」 山田洋次氏 (映画監督) 、
マイゼル版「戦艦ポチョムキン」を演奏して 林光氏 (作曲家)、
私の舞台における「階段」 朝倉摂氏 (舞台美術家)、
といったそうそうたるメンバーによるお話付きの企画でした。
神保町の岩波シネサロンにて。

今は夢ばかり。
あーーあぁーーーー。
確認しようと思ってホームページを見、今気がつきました。
明日、実際に会場に行ってから気づくよりはまだましでしょうか…。

「ナビィの恋」と平和新聞とパソコン

2005-12-22 23:59:03 | 映画
師走がその名のごとく、まっしぐらに過ぎ去ろうとしています。
日本平和委員会機関紙「平和新聞」新年号の作成が、ようやく終わりました。まだ完成品は見ていませんが、きっとすばらしいできばえでしょう。楽しみです。
見本紙の申し込みが来ないかなー。来ないなー。おかしいなー。

平和新聞作成だけでなく、いろんな会議やらなにやらで、ばたばたとしています。
てんてこ舞いのはずなのによい考えがうかばずにつまづいたとき、よそ事をしたくなります。
今回のよそ事は、ネットで見る「ナビィの恋」でした。

話題になった映画ですが、私は初めて見ました。
ヤフープレミアムの会員は無料で見ることができたので、つい仕事を置いて見てしまった…(先週末のこと)。

普通におもしろかったのですが、結末にびっくりしてしまいました。
「(恵達は)まだ若いから大丈夫さ~」って、すごいです。

歌はすばらしいものでした。豪華キャストのようです。
沖縄の米軍基地の実態が描かれていない、などの指摘を読んだこともありましたが、私は沖縄の古い風景を伝えるものとしておもしろい映画だと思いました。
恵達が「星条旗よ永遠なれ」を三線で引く場面などは、もしかしたら何かを物語っているのかも。わかりませんけど。

終わったときはショックのあまり悶々としましたが、だんだんとさわやかな気持ちになりつつあります。


そして新聞作成が終わり、昨日は職場の合宿。
温泉&会議でした。

そして本日、中古ではありますがニューパソコンを購入してしまいました。
ジャーン!
ずっとほしいとは思っていましたが、とうとう…。
パナソニックW2(=写真)。W4がうらやましくも見えましたが、やはり高かったのでこちらにしました。
高価な買い物は緊張します。
そして興奮します。

本日のお宿

2005-12-21 16:55:51 | 日記
平和新聞新年号の作成が完了しました。
カラーです。カラー。
美しいこと限りなしです。
しかしまだ完成品は見ていません。刷り上がる前に箱根湯本に来てしまいました。
写真は本日のお宿。職場の合宿です。
すでに風呂に入りました。アー気持ちよかった。

合宿はよいとして、明日事務所に行って新聞を見るのが楽しみでたまりません。
きっとベリー美しい新聞ができるであろう!
見本紙がほしい方はご連絡をください。
ほくほく。


名護のタコヤキ器

2005-12-14 01:00:33 | 日記
岡山で刺され、高知で刺され、沖縄で刺されました。
ダニです。
もちろんきれいな布団がほとんどですが、今回の旅では最後の3泊目に那覇のドミトリーに泊まったら、翌朝首のところに数ヵ所虫刺されの跡がありました。かゆいです。

旅は、来年1月早々にある名護市長選挙に向けた取材をするのが主な目的でした。
住民が長い間止めてきた、辺野古(へのこ)の海への米軍基地建設が大きな争点の1つです。
現象だけ見れば名護に新基地を建設するか否かのたたかいですが、しかしこれは日本の政治、ひいては世界の戦争・平和に関わる大きな問題です。
1つの転換点にできるかどうかの選挙なのです。

取材を通し、住民の米軍基地への怒りと、なし崩しにことを進める日本政府の圧倒的な力に対するあきらめ、他方で基地建設を止めてきたことへの誇り、といった感情が入り交ざっているのを感じました。

名護で泊まったのは、東恩納琢磨さんという方が経営する「ザンヌヤー(ジュゴンの家)」です。
東恩納さんは、辺野古への基地建設反対のたたかいに加わる、でっかい方です。
泊まる夜に、たまたま私が参加したある忘年会で「電気たこ焼き器」をもらったのですが、さっそく宿で「イカ焼き」(衣付きのイカヤキ。タコがないため)をやりました。
東恩納さんがその機械を置いてけとしつこいので、涙をのんで置いてきました(ウソ。一度楽しんだのでもういいかなと思っていたのでした)。
もし皆さんがここへ泊まることがあれば、テーブルでたこ焼きを楽しむことができると思います。

那覇では、学生時代からの友人に会い、楽しい時間を過ごしました。
教員として忙しい日々を過ごしながらも、自分の力をめいっぱい使って子どもを楽しませている(自分も楽しみながら)彼の姿に感激しました。
そういう努力って、本当にすてきです。
私も、自分の仕事ぶりにうじうじするよりも、まずやりなはれ!と自戒&激励したいと思います。


昨日の朝に帰京、そして今日13日は、東京で毎月恒例の沖縄連帯13日行動をやりました。
選挙戦へのカンパにナント5万10円が寄せられたり、署名をくっつけたチラシを配っていたのですが、ある人が「他の人からも集めるので送り先を教えてください」と言ってきたり。しかもその署名を集めてくれると言った人、さわやかなすてきな青年だった…。
先月よりさらに寒さがパワーアップしていましたが、サンタクロースコスプレも登場したし、重い腰をあげてやってよかったなあと思いました。


写真は、名護で食べたゴーヤチャンプルー定食650円。幸せな気持ちになりました。

おーきーなーわーよー 暖かい

2005-12-10 12:37:51 | 日記
昨日の夜から、仕事(平和新聞の取材)のために沖縄にきています。
昨夜は友人宅にお世話になり、本日は真の目的である名護市にきました。
これからインタビューをしにいきます。短時間しかないので、きちんと聞き出せるか緊張しています。

写真は本日の昼食。食べかけです。ソーキソバとジューシーを頼んでしまいました。自分でもなぜこんなにたくさん注文したのかよくわかりませんが、案の定、腹いっぱいになりました。

気合いを入れるためにここで一曲。大好きな、しびれる歌です。

みーんぞくのー(民族の)
いーかりにもゆるしまー(怒りに燃ゆる島)
おーきーぃなーわーよー(沖縄よ)
おーきーなーわーをかえせー(沖縄を返せ)〔返せ(=合いの手)〕
おーきーなーわをーかーえせー(沖縄を返せ)


幾多の12月8日 と 百里の通行証

2005-12-08 23:35:10 | 日記
1941年12月8日は、日本が「太平洋戦争」を始めた日です。
戦争自体はそれ以前からずっと行っており、特に日本軍は中国や朝鮮などに侵出し勝手気ままなことをやっていたようです。

12月8日はジョン・レノンが殺された日でもあるそうです。
友人・Dくんの誕生日でもあったような…(不確か)。

そして2005年12月8日の午後、自衛隊イラク派兵の更なる延長が閣議で決められました。
また来年1年、イラクへの勝手な「駐留」を続けるようです。他国軍の様子を見ながら、もしかしたら途中で撤退するかもしれない、とは言っているのですが、どこまでも勝手な「対イラク政策」だと思います。


先日も少し載せた茨城県・百里(ひゃくり)基地の続報です。
続報というほどのものでもありませんが、写真の「平和の道通行証」が引き出しから出てきたのでつい書きたくなりました。

名刺を兼ねた「通行証」には、

 一望百里
 〈地球平和〉の明証
 憲法九条がわかる
 百里基地のど真ん中
 地球上ただ一ヶ所
 〈くの字〉の誘導路

とあります。
名刺の主は、百里基地の真ん中に居座る平和公園の園長、川井さんです。
この方、(見た目も)おもしろい方です。

2月11日の百里・初午(はつうま)祭では、川井さんが毎年オシャレ杖を振りかざしてあいさつをします。

みさきプリゼンツ・百里ツアー(2月11・12日)はいまだ画策段階ですが、しかし募集は開始。
ぜひともご一緒に!

自衛隊のイラク派兵延長 なの?

2005-12-07 00:51:10 | 日記
アメリカでの9・11事件の直後、アメリカ合衆国はアフガニスタンを攻撃しました。
あれよあれよと言う間に、標的はイラクへ。人々の関心もイラクへ。
アメリカが空爆を開始する2003年3月20日を前後して、反戦の声が大きく高まったのも記憶に新しいところです。

日本も、ここぞとばかりに自衛隊をイラクへ。
進行中の「戦場」に、自衛隊を送ることは長年の念願だったようです。
イラク特措法に基づく基本計画では、イラク派兵に一応の期限を設けつつも、まさに「なし崩し」に期限延長を重ねてここまでやってきました。

12月14日に派兵期限を迎えますが、日本政府は8日にも閣議で延長を決めてしまおうともくろんでいるようです。
今日の夕方、これに反対するためのアピール行動を、JR大塚駅前でおこないました。
通りすがりの人は私たちのチラシをよく受け取ってくれたとは思いますが、そばで配られていたティッシュの受け取りにはかないません。

しかし正直に言って、声が小さい。
なぜ自衛隊をイラクへ送ることに反対しているかというと、自衛隊はイラク人にとって有益なことは何もしていないからです。税金ばかり使っている。
いない方がマシ、というより、いる方が不利益です。
住民のいらぬ反発を買い続け、先日も自衛隊に対する投石行為があったようです。
現在、多くの外国人ジャーナリストはイラクを追い出され、イラクの状況を知るには現地ジャーナリストからのわずかな情報が頼りです。

高遠菜穂子さんという、イラクへの医療支援などを続けているボランティアの方がいますが、高遠さんが発信し続けているブログがあります。
現地ジャーナリストなどからの情報を、日本語にして流しています。
米軍による民衆への攻撃が、途切れることなく続いていることがわかります。信じられないけれど、現実のようです。
イラク・ホープ・ダイアリー

13日には、恒例の沖縄連帯13日行動をやります。
強い米兵を育てるための、新たな基地建設に反対する行動です。


写真は、同居人の歯ブラシ入れ(左)と、うらやましくてつい今日購入してみた私の歯ブラシ入れ(右)。しかし私の歯ブラシ入れには小さな歯ブラシしか入らず、私が今使っているものは入りませんでした。ガックシ。