あいとポッポパーティー

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二人目はあっという間(前)

2018-02-18 21:27:00 | お子との暮らし

3年ぶりの更新ー

1月に第二子を出産した。
1人目と全く同じように、予定日より8日早かった。早くお腹の子に会いたかったし、それなりの覚悟をしていたので、ビンゴーという感じであった。

前と違ったのは、出産にかかる時間が短かかったこと。
前は前駆陣痛をまる1日体験し、翌日未明に入院、その日の午後に出産となった。分娩時間は16時間33分。

今回は前駆なしのいきなりの本陣痛。未明に入院、その日の朝には産まれた。7時間であった。

記録的な大雪となった1月のさる日、上の子は保育園を休ませ、一緒に庭の雪かきをした。騒動はその夜から始まった。

妊娠中は前回と違ってほとんど便秘もなく、毎日快調だったにもかかわらず、この日は不調。なんとなく気持ちが悪いし、もういつ出産となるかもわからないので、産科でもらった下剤を夕方飲んだ。

その夜23時ごろ、腹が痛い。これはお通じの予兆か…? あまり痛がるので、相方は陣痛を疑うが、私は便通の前兆だと主張する。が、出ない。

仕方がないので就寝モードへ。0時過ぎに布団に入ると、腹はどんどん痛くなる。
これはお通じじゃない!陣痛だ!とすぐに確信する。トイレのハライタとはレベルの違う、あの痛み。ちょっと懐かしい。

痛みの間隔はいきなり10分ごと。経産婦は15分間隔の陣痛が来たら入院、と教わっていたのに、予兆なしに来てしまったのか。

陣痛アプリとにらめっこしながら、これはもう行くタイミングなのだろうかと、病院に電話する。2時半ごろ。すると「来てください」とのこと。つい、「前駆陣痛もなく、陣痛が始まって間もないのですが」と言うも、それはよくあることとあっさり返され、ですよね〜となった。

相方に見送られ、陣痛110番登録してあったタクシーで病院に向かった。3時過ぎに病院に着き、入院となる。子宮口は3センチほど開いているとのこと。

分娩室に近い2階の個室は4つ全て埋まっていたため、ひとまず1階の相部屋に入る。そのまま陣痛乗り越えグッズを持ち、分娩室隣の小さな和室へ。分娩台で1時間ほど検査等々した後、この和室で一人陣痛と向き合う。

分娩台は3年前からリニューアルされていた。前回の分娩台は固く、それによって尾てい骨の痛みを悪化させたように思うが、今回はフカフカで腰付近によくフィットする。これはありがたかった。

前回は入院から分娩まで16時間以上かかった。その間担当してくださった助産師さんの支えが、今回も大いに生きた。落ち着いて寄り添ってくれ、一緒に呼吸を促してくれた。思い返すと無我夢中の前回だったが、今回は当時の記憶をしっかり活かすことができた。

和室に移り、一人陣痛とたたかう。一人目のときは相方が付き添い、腰をさするなどしてくれた。今回は孤独なたたかいだが、たたかい方がわかっている。むやみに叫び転げていた前回とは違う。リズムよく大きく呼吸して、痛みを散らすのだ。

とはいえ痛い。2人目の妊娠が発覚した瞬間は、なぜか3人持つのもいいかもなあなんて思ったが、このときはもう無理だと思った。陣痛ってこんなにつらかったんだーと、ようやく身を持って思い出した。

助産師さんが顔を出す。子宮口はまだ全開ならず。「いきみたくなった?」と聞かれたが、そういえばまだ達してないなと気付く。

10分ごとだった痛みが、6時を過ぎて5分置きになる。陣痛アプリはとても便利。前回は手書きで、相方に記録してもらったものだ。

助産師さんを呼ぶタイミングがよくわならない。どれくらい耐えたらいいんだろう…。前回の教訓は、そう簡単には産まれないということではあるが。

しかしいよいよ痛みが強く、忘れていた「いきみたい」感覚が出てきた。「これよこれー」と思い、ナースコール。そして分娩台へ。

ちなみに陣痛乗り越えグッズとして持参したおいしいクッキーには手を付けず、ウィダーinゼリーは少し飲んだ。100均で買ったペットボトルに装着するストローは大いに役立った。

続く。

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