日本平和大会in沖縄が昨日終了。
日曜のうちに、私は帰ってきました。
現地の打ち上げにも参加できなかったのは残念なのだ。
裏方はそれなりに大変ではあるが、
内容はとてもよかったのでは。
青年分科会も青年集会も、それぞれに素晴らしかった。
沖縄に行っている間に、ある事件の起訴が決まった。
1月、沖縄市で米軍属が起こした交通事故で
19歳の男性が亡くなった事件。
日米地位協定を理由に日本側が裁判権を行使せず、
不起訴となっていました。
これが、「この事件に限り」、
米側の「好意的配慮」によって日本が起訴できることに。
今後も死亡事件やそれ相当の大きな事件については
裁けるようにしたい、とのこと。
前進ではあるが、たかが起訴。
しかもアメリカのご好意によって。
玄葉大臣は「オレはやってやったぜー」としたり顔。
私は沖縄にいただけに、まさに「ワジワジー」でした。
被害者の同級生に、平和大会へ来ていただきました。
「起訴はうれしいが、当たり前のこと」と話していました。
素直に喜べないのは本当に悔しい。
日米地位協定は、これまでもことあるごとに
「運用改善」が叫ばれ、時に実践されてきた。
しかし実質的には運用上も改善されないし、
本当に要求されている「改定」は実施されない。
同級生の新垣さんは、事件を機に
慣れない署名活動や、各所での発言に取り組んでいる。
こういう人との出会いがあったとき、
自分も一生懸命に運動を広げるときだなと思う。
日米安保条約もいつか解消したいけど、
そんなのは置いておいても日米地位協定は
早いとこどうにかしんといかんと、決意を新たにするのであった。