私人逮捕系ユーチューバーが逮捕されました。
私人逮捕には、以下の要件が必要です。
1. 犯人が現行犯、準現行犯人である。
2. 犯人の住所、氏名が明らかでなく、
逃走するおそれがある。
3. 私人逮捕後に、直ちに地方検察庁・区検察庁の
検察官、又は司法警察職員に引き渡すこと。
条件に沿わず逮捕をしてしまうと、逮捕した本人が
逮捕罪や暴行罪に問われることがあります。
正当な理由がなく引渡しが遅れると、逮捕監禁罪に
問われる可能性があります。私人逮捕が適法だと
しても、動画投稿は名誉毀損につながるおそれが
あります。
逮捕されたユーチューバーは、18歳の女性を興行
チケットの転売にかかわったと勝手に罪を着せ、
動画を撮り、モザイクもかけずにYouTubeに投稿
しました。その後、5～6人の男性が不当転売や
パパ活をしていると言い、その様子を撮影しました。
尻馬に乗った男たちも特定して、名誉毀損で
訴えることができないのでしょうか。
