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シマオオタニワタリ

2024-08-30 08:49:42 | Weblog

物流業界は、働き方改革による
2024年問題に直面しています。
トラックドライバーの時間外労働は
年960時間に制限されました。
国土交通省の調査によると、トラック
ドライバーの1日当たりの労働時間は
12時間半。運転時間は約6時間で、
荷降ろしと荷待ちの時間がそれぞれ
1時間半かかります。国は、荷降ろし・
荷待ちの時間を2時間以内とするガイド
ラインを示しました。
コマツは、全工場で荷降ろし後の工場内の
運搬は自社スタッフが行うようにしました。
SUBARUは、2024年秋に稼働する北本工場
において、複数人の自社スタッフが荷降ろし
作業をするようにします。従来、トラック
ドライバーによる荷降ろし作業に40分から
1時間ほどかかっていました。荷降ろし作業が
終了すればトラックは速やかに工場から出る
ことができ、トラックドライバーの拘束
時間が短縮されます。
スーパーなどの小売店への納品では、
トラックドライバーに商品の値付けや
店頭での陳列などの付帯業務をさせて
います。ドライバーへの拘束時間が長く
なると、食品メーカーなどサプライヤーが
トラックドライバーを確保することが困難
になります。スーパーなどの納入先に、
作業負荷の軽減を求めています。

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