英国は、30日に最後の石炭火力
発電所の運転を終了します。
石炭火力の廃止は、イタリアが
2025年、フランスが2027年、
カナダが2030年、ドイツが2038年
を予定しています。米国は、石炭
火力発電の運転で2039年以降に
温暖化ガス排出の90%を回収・貯留
する予定です。日本の石炭火力への
依存度は3割と先進国の中では高く、
海外から石炭火力からの脱却の
圧力が高まります。
世界のエネルギー関連のCO2排出量は
4割が発電時の化石燃料によるものです。
発電量あたりの排出が多い石炭火力が
7割を占めます。