入浴中の死亡者数は、年間１万９千人
いると推計されています。死因は、
転倒などもあり全部ではありませんが
大半はヒートショックによるとみられて
います。年間の交通事故死が3千人弱
ですから、断熱性能の劣る住宅の危険度
がわかります。来年から義務化される
等級4の断熱性能は、25年前の「次世代
省エネ基準」と同等レベルであるため、
欧米先進国や韓国と比べても大きく劣り
ます。
日本政府は、2030年度の家庭部門の温室
効果ガス排出量削減目標を2013年度比
66%減としています。総排出量の46%減
という国際公約を満たすためにも、住宅の
一層の省エネ・創エネ・蓄エネ・再エネが
求められます。
