メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

ワインデイの後に待っていたこと

2016-04-04 03:58:26 | 食文化
昨日深夜に無事シアトルに着きました。
ワシントンDCからシアトルまでは飛行機で5時間半。
時差は3時間。

家に帰り着いた深夜12時は
ワシントン時間では深夜3時です。
つくづく大きな国です、アメリカって。

さて
Whole Foods スーパーの毎週水曜夕方の「ワインデイ」で
5種類の試食をし
5種類のワインをいただき
5種類のレシピを学んだ後の
ほろ酔い加減のメイおばさんを待っていた悪夢とは(笑)?

はい、こうなんです。
空になったワイングラスを大事にくるんでバッグにしまい
さあ、お夕飯の買い物をと思っても
どうしても、どうしてもアイディアが湧いてこないのです。

カートを押しながら広いスーパーを何度も何度もぐるぐる回りながら
いつもだったら、前もってメニューを考えていなくたって
一回りもすれば献立ができあがるのですが

どうしても、どうしても駄目。
スランプになるぐらいに駄目。
途方にくれるぐらいに駄目。

ぐるぐるしている間にどんどん時間は過ぎていくし
早くしないとただでさえ遅れているディナータイムが
どんどんと遅れていくし。

そこであらためて気づいたのです。

満腹の時には食べることを考えられない(考えたくない)。
満腹の時には独創的になれない。
満腹の時にはメニューを思いつけない。
という「料理人の心理学」(笑)。

しかも満腹ばかりでなく、ワインだって5杯もテイスティングしてますからね。
ますます考えが浮かびません。

メイおばさん、潔くあきらめました。
そして思いっきり手抜きをすることにしました。
名誉のために言えば、こんなことめったにないことなんですが(笑)。


すでに出来上がっているワカモレとクラッカー


三種類のカボチャを使ったという目方売りのパンプキンスープ


同じく目方で買うお惣菜、ビーツのサラダ
すぐに食べられる枝豆と、チーズを少々。

けれどもやはり後ろめたくて、一品だけは作ることにしました。
お魚売り場に行き、夫の好きなハリバット(おひょう)の切り身を買いました。

そして、両面に塩胡椒をして
バターで焼いてお皿にのせました。


さすがにこれだけでは素っ気なさすぎますし
あまりにも手抜きで後ろめたいものですから
パセリとケイパーと松の実と胡桃、そして
前日作ったれんず豆のサラダをちゃちゃっと炒め
ワインと醤油で味付けしたトッピングを作ってハリバットの上にON。


これがけっこう美味しかったらしくて、、、(笑)
苦肉の策にしてはまずまずのでき。

メイおばさん、いちおう自分のお皿もテーブルに並べましたけれど
さすがに5皿+5杯のワインデイの後では無理。
ひたすらニコニコと、夫さんが食べるのを見守っておりました。


次回からは気を付けなければ
と思っても、いったいどう気を付けたらいいのかしら。
ま、少なくとも事前に食事の準備をしてから
5+5に臨むことでしょうかね(笑)。

読んでくださってありがとうございました。
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