すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【国際親善試合】スコア以上の大きな差がある ~U-24日本 0-1 U-24アルゼンチン

2021-03-27 05:32:58 | サッカー日本代表
「ボールプレイヤー」ばかりの2列目

 この日、4-2-3-1のシステムを取ったU-24日本の2列目には、左から三笘薫、久保建英、三好康児が布陣した。

 だが三笘や久保のような、オフ・ザ・ボールがダメなボールプレイヤーは日本でこそ「うまい、うまい」と持て囃されるが、海外では通用しないのではないか?

 プレスの強度や高度な組織守備など、海外は日本とくらべ守備のレベルが格段に違うのでつぶされてしまうのだ。

足元でばかりボールを欲しがる

 三好も含め、三笘、久保という2列目に入った3人は、スペースでなく足元でばかりボールを欲しがるタイプだ。

 彼らはボールを持つと、自分で何かをやってから(自分で一芸を披露してから)ボールを放そうとする。その間に守備でつぶされる。ひとことでいえば球離れが悪い。

 日本で「うまい」と持て囃されるのは、決まってこのテのオン・ザ・ボールなボールプレイヤーばかりだ。彼らは自分がボールを持っているときは走るのに、オフ・ザ・ボールで走るのをイヤがる。

ずっと同じリズムでプレイしている

 そういう選手が2列目にそろっているので、必然的にサッカーが小さくなる。例えばピッチを横切るダイアゴナルな長いサイドチェンジを入れるなど、大きい展開がまったくない。まるでフットサルを見ているかのようだった。

 トランジションのよさを生かした速いショートカウンターのような機動的な攻めがまったくないし、足元、足元と、ずっと同じリズムでプレイしている。

 これでは敵の守備者は目が慣れて守備しやすい。対策も容易だ。

 また総じて彼らは球際のデュエルがダメで、インテンシティが低い。上品なお嬢さんたちが何かやってるな、という感じ。

 私の目には、三笘などよりも相馬勇紀のほうがぜんぜんいい選手に映る。爆発的で、機動力がある。

 というわけでこの日の2列目をそろえたようなチームでは、日本は海外では勝てないのではないか? と強く感じた。

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