神戸はパーフェクト、完勝だった
J1リーグ第29節が9月29日に行われ、ホームの横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。試合はFW大迫勇也のPKの1ゴールと、MF武藤嘉紀の滞空時間が長いヘッドによる1ゴールで、2-0と神戸が完勝した。横綱相撲だった。
久しぶりに観たJ1は、前線の大迫が相変わらず高度で精巧なポストプレイを繰り返していた。また彼のチームは対角の長いボールを操る、これまた変わらぬ「大きなサッカー」をしていた。一方の横浜FMは、あの嫌らしいくらいの決定力がすっかりなくなってしまった印象だ。まったく試合になってなかった。
神戸のフィニッシュのひとつは速いアーリークロスだ。ほかにも浮き球のサイドチェンジやSBからの対角のロングボールなど、彼らにはやはりワイドなサッカーが似合っている。また前半43分に右CKから、武藤が決めた対空時間の長いヘディングシュートも見事だった。大迫といいコンビだ。
神戸はやっぱり大迫を目がけて、ダイナミックに縦へ速くビルドアップするロングボールを出す攻めが利いている。久しぶりに彼らを見たが変わらない。いや変化がないところが「いい」のである。それだけ絶対的な得意形を持っているということだ。
あんな芸術的なポストプレイをずっと見られるなんて、神戸の市民は本当に幸せだ。それが変わらないことは、「いいこと」に決まっている。あれを変える必要なんてまったくない。
この試合を観て改めて思いを強くしたが、今季は、あのアーティスト・大迫勇也と献身的に戦い続けるその仲間たちにこそ、J1リーグ優勝がふさわしい。大迫は得点王も取り、2冠で完全優勝してほしい。いやそうすべきだ。彼にこそそれがふさわしい。
ついでに言えば、そんな大迫が日本代表に選ばれないなんてありえないことだ。ならばせめて彼のすばらしいプレイにその栄誉を称え、それを表彰する意味でJ1リーグ優勝と得点王を勝ち取ってほしい。
彼にこそ、それがふさわしい。
J1リーグ第29節が9月29日に行われ、ホームの横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。試合はFW大迫勇也のPKの1ゴールと、MF武藤嘉紀の滞空時間が長いヘッドによる1ゴールで、2-0と神戸が完勝した。横綱相撲だった。
久しぶりに観たJ1は、前線の大迫が相変わらず高度で精巧なポストプレイを繰り返していた。また彼のチームは対角の長いボールを操る、これまた変わらぬ「大きなサッカー」をしていた。一方の横浜FMは、あの嫌らしいくらいの決定力がすっかりなくなってしまった印象だ。まったく試合になってなかった。
神戸のフィニッシュのひとつは速いアーリークロスだ。ほかにも浮き球のサイドチェンジやSBからの対角のロングボールなど、彼らにはやはりワイドなサッカーが似合っている。また前半43分に右CKから、武藤が決めた対空時間の長いヘディングシュートも見事だった。大迫といいコンビだ。
神戸はやっぱり大迫を目がけて、ダイナミックに縦へ速くビルドアップするロングボールを出す攻めが利いている。久しぶりに彼らを見たが変わらない。いや変化がないところが「いい」のである。それだけ絶対的な得意形を持っているということだ。
あんな芸術的なポストプレイをずっと見られるなんて、神戸の市民は本当に幸せだ。それが変わらないことは、「いいこと」に決まっている。あれを変える必要なんてまったくない。
この試合を観て改めて思いを強くしたが、今季は、あのアーティスト・大迫勇也と献身的に戦い続けるその仲間たちにこそ、J1リーグ優勝がふさわしい。大迫は得点王も取り、2冠で完全優勝してほしい。いやそうすべきだ。彼にこそそれがふさわしい。
ついでに言えば、そんな大迫が日本代表に選ばれないなんてありえないことだ。ならばせめて彼のすばらしいプレイにその栄誉を称え、それを表彰する意味でJ1リーグ優勝と得点王を勝ち取ってほしい。
彼にこそ、それがふさわしい。