弁護士の小倉秀夫さんが、ブログの最新エントリ(7/22現在)でこうお書きになっている。
いやあ実名でブログをやるなんて、私は真っ向から反対しますよ。だって小倉さんみたいな人が印象操作(または甚だしい誤読)をして、他人の記事や筆者の人格を貶めるんだもん。
別に私は気にせずスルーするけど、初心者がコレやられたらそれこそ心神耗弱状態になっちゃいますよ。まじめな話。
というか、小倉さんの以下のエントリを読んだ出版社の方たちが「松岡ってこんな人間だったのか?」と誤認され、私にいっさい執筆依頼がこなくなったら、小倉さんはどう責任をお取りになるのでしょうか? 私は実名でブログ(を含めた原稿書き)をやってるんで、そういう事態はふつうにありえるんですが。
初心者(も含めたすべてのネットユーザ)に実名でブログをやらせるって、そういう甚大なリスクを負わせることを意味してるんですよ? おわかりですか? 小倉さん。
【証拠物件】-----------------------
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えっと、私が書いた上記の記事のいったいどこらへんに、「ネットでのいじめや嫌がらせなんてたいしたことがない」なんて意味の記述があるんでしょうか? 小倉さんにはぜひ具体的に指摘していただきたいものである。
というかこれって……。
松岡は「ネット上の嫌がらせなんてたいしたことがない」と書いていると、私が書いてもいないことを捏造し、印象操作することにより、ご自分が議論に勝とうとしてるだけじゃないんですかね?
論理で説得するんじゃなく、論争の相手を貶めることで相対的に自分への評価を高めよう、ってのはフェアな議論のしかたじゃありませんよ。
私はいままで小倉さんと直接コミュニケーションしたことがなかった。だからどんな人なのか、よくわかってなかった。
以前、小倉さんが、ご自身の記事に対するotsuneさんのブクマコメントをこう論評されるのを見て、「えっ、それって印象操作かなぁ?」と感じたことがある程度だった。
ところがなんのことはない。小倉さんはご自身が日頃から他人の文章を印象操作(または甚だしく誤読)しているせいで、ご自分に対する他人のコメントまでもがクロに見えるだけだったようだ。
私はてっきり、「小倉さんは実名制度を主張されてるせいで、たまたまネットユーザからバッシングを受けてるだけだ。ご本人はちゃんとした方なんだろう」と思っていただけにショックである。
ちなみに小倉さんが私の記事を論評した上記エントリに寄せられたブクマコメントを見れば、小倉さんの記事が第三者にどう見えるかが一目瞭然だ。
だれも小倉さんに同意してないのがすごい(7/22現在)。
実名の小倉さんより、「匿名」の方たちのほうが読解力や事実をねじ曲げないモラルがあるってことが図らずも証明されているのだ。
これ以上反証する必要もないだろうが、小倉さんのお書きになった上記エントリにfjskさんがつけたブクマコメントを以下に引用しておく。
最後にひとこと。
もし小倉さんが意図的に印象操作してるんじゃなく、単なる誤読なのであれば、ご自分に言及した記事やコメントに脊髄反射せず、もう一度読み返すことをおすすめしたい。
で、いったんお書きになった反論文はひと晩寝かせて、気持ちをクールダウンしてから翌日にまた推敲するのが効果的です。
こうしたセルフコントロールを効かせた原稿書きのノウハウと、その心理学的裏付けについては、よろしければ以下の拙文をご参照ください。
余計なお世話ですが、ネットユーザとのコミュニケーションが現状のままでは、小倉さんご自身のためにもならないと感じます。
【ご参考】
『スルーが効く理由(わけ)、効く場合』
【関連エントリ】
『インターネットの「リアル世界化」は正解か?』
『誰のための実名制か? ~小倉さんへの擁護が説得力を持たない理由』
『小倉さんの実名制は、能力があっても存在価値がゼロになる暗黒世界だ』
『小倉さん、論理の飛躍は計画的に』
『匿名の心理、実名の心理~暴言の抑止力になるものは?』
これからブログを開設しようという人に対しては、私はむしろ最初から実名で始めることを勧めます。(後略)
■『初心者にこそ実名でブログを開設することをお勧めする』(la_causette)
いやあ実名でブログをやるなんて、私は真っ向から反対しますよ。だって小倉さんみたいな人が印象操作(または甚だしい誤読)をして、他人の記事や筆者の人格を貶めるんだもん。
別に私は気にせずスルーするけど、初心者がコレやられたらそれこそ心神耗弱状態になっちゃいますよ。まじめな話。
というか、小倉さんの以下のエントリを読んだ出版社の方たちが「松岡ってこんな人間だったのか?」と誤認され、私にいっさい執筆依頼がこなくなったら、小倉さんはどう責任をお取りになるのでしょうか? 私は実名でブログ(を含めた原稿書き)をやってるんで、そういう事態はふつうにありえるんですが。
初心者(も含めたすべてのネットユーザ)に実名でブログをやらせるって、そういう甚大なリスクを負わせることを意味してるんですよ? おわかりですか? 小倉さん。
【証拠物件】-----------------------
松岡美樹さんは、
「また小倉さんはリアルの世界における例をあげて反駁している。だがこの論争は現実世界のそれではなく、あくまでネット上における暴言被害の話だ。
そもそもスルー力はネット特有のコミュニケーション術であり、スルーが有効なのもネット限定の話だろう。なのにリアルの世界におけるいじめと関連付けては議論がそれてしまう」
と仰っています。
しかし、「ネットでのいじめや嫌がらせなんてたいしたことがない」みたいな認識はもやは(原文ママ)古い、牧歌的なものであるとしか言いようがありません。(※強調部分は松岡による)
■『ネットでの暴言被害の方がより深刻だ』(同)
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えっと、私が書いた上記の記事のいったいどこらへんに、「ネットでのいじめや嫌がらせなんてたいしたことがない」なんて意味の記述があるんでしょうか? 小倉さんにはぜひ具体的に指摘していただきたいものである。
というかこれって……。
松岡は「ネット上の嫌がらせなんてたいしたことがない」と書いていると、私が書いてもいないことを捏造し、印象操作することにより、ご自分が議論に勝とうとしてるだけじゃないんですかね?
論理で説得するんじゃなく、論争の相手を貶めることで相対的に自分への評価を高めよう、ってのはフェアな議論のしかたじゃありませんよ。
私はいままで小倉さんと直接コミュニケーションしたことがなかった。だからどんな人なのか、よくわかってなかった。
以前、小倉さんが、ご自身の記事に対するotsuneさんのブクマコメントをこう論評されるのを見て、「えっ、それって印象操作かなぁ?」と感じたことがある程度だった。
「 誹謗中傷が溢れる美しい国日本!」というエントリーに関するotune(原文ママ)さんから「定義を曖昧にしたまま「指摘・議論=誹謗中傷・いじめ」と強弁するのは小倉弁護士blogだとこれで何回目だろ? 」というはてなブックマークコメントを頂きました。「指摘・議論=誹謗中傷・いじめ」とは言ってはいないのですが、一種の印象操作かも知れません。(※強調部分は松岡による)
■『「受忍限度」ではまだ納得しないでしょうか?>otune(原文ママ)さん』(同)
ところがなんのことはない。小倉さんはご自身が日頃から他人の文章を印象操作(または甚だしく誤読)しているせいで、ご自分に対する他人のコメントまでもがクロに見えるだけだったようだ。
私はてっきり、「小倉さんは実名制度を主張されてるせいで、たまたまネットユーザからバッシングを受けてるだけだ。ご本人はちゃんとした方なんだろう」と思っていただけにショックである。
ちなみに小倉さんが私の記事を論評した上記エントリに寄せられたブクマコメントを見れば、小倉さんの記事が第三者にどう見えるかが一目瞭然だ。
だれも小倉さんに同意してないのがすごい(7/22現在)。
実名の小倉さんより、「匿名」の方たちのほうが読解力や事実をねじ曲げないモラルがあるってことが図らずも証明されているのだ。
これ以上反証する必要もないだろうが、小倉さんのお書きになった上記エントリにfjskさんがつけたブクマコメントを以下に引用しておく。
引用元の(松岡の)文章を「ネットでのいじめや嫌がらせなんてたいしたことがない」みたいな認識』と本気で要約しているなら読解力を疑う。それともこれは法廷戦術?ともかくコレ以上の議論はどうにもならない気がする
最後にひとこと。
もし小倉さんが意図的に印象操作してるんじゃなく、単なる誤読なのであれば、ご自分に言及した記事やコメントに脊髄反射せず、もう一度読み返すことをおすすめしたい。
で、いったんお書きになった反論文はひと晩寝かせて、気持ちをクールダウンしてから翌日にまた推敲するのが効果的です。
こうしたセルフコントロールを効かせた原稿書きのノウハウと、その心理学的裏付けについては、よろしければ以下の拙文をご参照ください。
余計なお世話ですが、ネットユーザとのコミュニケーションが現状のままでは、小倉さんご自身のためにもならないと感じます。
【ご参考】
『スルーが効く理由(わけ)、効く場合』
【関連エントリ】
『インターネットの「リアル世界化」は正解か?』
『誰のための実名制か? ~小倉さんへの擁護が説得力を持たない理由』
『小倉さんの実名制は、能力があっても存在価値がゼロになる暗黒世界だ』
『小倉さん、論理の飛躍は計画的に』
『匿名の心理、実名の心理~暴言の抑止力になるものは?』