都区内下町の夏祭りはもう終わったと思っていたのですが、インターネットを検索していたら、地下鉄「田原町駅」近くの「矢先稲荷神社」(東京都台東区松が谷2-14-1)の大祭が2018. 6.16(土)と6/17(日)に行われ、6/17(日)は9時から本社の神輿が氏子町内をまわるとと言うことから、映像の撮影に行ってきました。なお、ここは「浅草名所七福神」の「福禄寿」が安置されている神社です。
かなり暗い曇り空でしたが、家を8時頃に出て、歩いて、矢先稲荷神社近くの行くと、多数の露天が出ていました。そして、神社前に行くと、境内では8:30から始まった神事が行われていました。私は神社と合羽橋道具街の大通りの中間地点でカメラを構えて、出発を待ちます。
8:50頃から境内で神輿を担いでいるような掛け声が聞こえ、そして、8:55頃、境内を神輿が出てきました。そして、本社の神輿の渡御が始まります。まずは、神社前より、合羽橋道具街の大通りに向かって行列が進みます。先頭は「幡」、
次が50名は参加していると思われる鳶職達で、木遣りを謡いながら進みます。
その後、色々と続き、最後が本社に神輿です。
行列は合羽橋道具街の大通りに出ると、右折し、少し南下し、9:25頃、神輿は馬の上に置かれて、休憩となりますが、普通、こう言う場合、拍子木をたたく人と担ぎ手で手締めが行われますが、なぜか、行われません。そして、9:30頃より、ここで、神職による神事が行われます。
神事は10分位で終わり、また、本社神輿渡御が始まります。ここでは、もう、先程、沢山いた鳶職達は解散となり、僅かな人達のみ加わっています。
さて、ここからの行列の構成ですが、先頭は、「幡」、次は「榊」です。
その後ろが「賽銭箱」、そして、「天狗(猿田彦)」が進みます。
次が祭囃子を演奏している「山車」ですが、子供や大人達が曳くのではなく、2、3名で曳いたり押したりして進みます。
その後は氏子町内役員達、
榊を持った神職と続きます。
そして、最後が本社の神輿です。
行列は、僅かに南下した後、右折して、今度は西方向に進みます。そして、200m程、進んだ所で右折し、少し進んだ後、右折し、今度は東方向に進みます。なお、途中、神輿が馬の上に置かれて、担ぎ手達が交代しましたが、その時も手締めは無しで、この祭りでは手締めが行われないことが普通のようです。また、この矢先稲荷神社の氏子町内は狭いのか、行列は、大通りだけではなく、結構、狭い通りを進んでいました。
また、神輿を追って、身長1m位の大きな豚を犬みたいな感じで散歩させている人がいました。めでたいと言うことからか、豚の頭には虹色が塗られていました。
と言うことで、10:20頃に、撮影を終了とし、「錦糸町駅」近くの「すみだトリフォニーホール」に行くために、東方向に進みます。「隅田川」を渡り、「大横川親水公園」を南下します。ここには、結構、「紫陽花」が咲いていました。
と言うことで、ここの本社神輿渡御、初めて見ましたが、ここは浅草神社や下谷神社に近いと言うのに、それらと異なる担ぎ方と言うか、担ぎ終わってからの締めのやり方が異なるのには驚きました。
以上は、レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF5」+「パナソニック:G VARIO 12-32mmF3.5-5.6」で撮ったものです。
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