2018. 6. 2(土)及び6/3(日)が南千住駅近くの「素盞雄神社」(東京都荒川区南千住6-60-1)の「天王祭」で、両日共、本社の神輿の渡御が行われるとのことで、映像の撮影に行ってきました。この本社神輿渡御は、6/2(土)は2/5程度が氏子達に担がれて、それ以外は本社神輿を台車に乗せての進行なのですが、7:00に素盞雄神社を発進して、11:00頃に都電「荒川区役所前停留所」までは氏子達に担がれ、途中、途中で、神輿が左右に振られる「神輿振り」が行われるので、そこを狙って行ってきました。
すなわち、南千住駅より歩いて、8時前に素盞雄神社前辺りに着くと、ちょうど、神社の横辺りから神輿の行列が出て来る所でしたので、早速、撮影を開始します。
行列の先頭は氏子町内の高張り提灯、
八咫烏が上に乗っている大きな太鼓、
その後が女性達が担いでいる「女神輿」(氏子らしい人によると、どこかの町会が神輿を新調したため、古い神輿を寄付し、それを整備したものとのことです)、
そして、本社に神輿です。
と言う訳で、なぜか、神職や天狗(猿田彦)等はおりません。行列は大通り(日光街道)に面した素盞雄神社の前を通り、千住大橋方向に僅かに進んだ後、右折して道を渡った後、右折して、大通りを僅かに進み、左折して「小塚原通り」を進みます。女神輿も本社に神輿も10m位進むと、呼子が吹かれ、止まって、神輿が左右に振られる「神輿振り」が行われます。
時々、神輿振りが行われながら、しばらく進んで、右折し、「柳通り」を進みます。勿論、ここでも、何回も神輿振りが行われます。また、「日光街道」にでるので、それを渡りますが、何と、道路の中央で神輿振りが行われた上、神輿を両腕で高く上げて、回転しました。ううん、この間、日光街道は完全に通行止めです!
そして、柳通りより「千住間道」に入り、また、同じような形で進みます。なお、女神輿も本社の神輿も担ぎ棒は長いものが2本で、神輿の下の左右には横を向いた2人がいます。そして、神輿を左右に振るときは、担ぎ手達はしゃがんだり、伸び上がったり、一方、神輿の下の人達は無理な姿勢でかがんだり、伸び上がったりします。
そして、10:30頃、「NTT荒川」前に着き、ここで、担ぎ手達の交代となります。今までは、「南千住・三ノ輪連」なのですが、今度は「三河島連」になります。なお、この交代の前に、氏子町内役員達による交代の式が行われ、その周りは氏子町内の高張り提灯で囲まれていました。
10:45頃に行列は発進しますが、本社の神輿の担ぎ方はかなり異なります。すなわち、担ぎ手達ですが、前半分は後ろ向き、すなわち、神輿に向かって担ぎ、加えて、神輿は左右に揺れながら進みます。加えて、木遣りみたいなものが謡われ、それが終わると、神輿振りが行われ、そして、進むと言う形です。ですから、5m位進むと、神輿振りが行われると言う感じです。そして、都電「荒川線」の踏切を渡った所で、神輿は台車に移されます。
そして、氏子町内の高張り提灯を先頭に進み、明治通りを渡り、更に進んで、常磐線のガードの直前で右折し、線路に平行な道を進み、三河島駅前に出ます(11:45頃)。
ここでは、「道中参拝」が行われます。すなわち、本社神輿はまず、台車から、普通の状態、すなわち、神輿を置く「馬」に乗せられます。神輿に下には葉っぱの上に塩が山状に盛られています。そして、神輿に前には、三宝が置かれ、更に2本の竹が置かれます。すなわち、神様がここまで出張してきたと言う訳です。ここでお参りする人達は、渡された紙にお賽銭を包んで、三宝の上に置き、2拍2礼で祈ります。お参りしている人には何と異人さんまでいました。
12時過ぎに氏子町内の人達に担がれて、行列は「尾竹橋通り」に向かって発進します。ここも三河島連により担がれているので、先程と同様に、謡われながら進んで、神輿振りが行われます。これは尾竹橋通りまで行われるのですが、12:15位で、撮影を終了としました。
と言うことで、途中、映像の撮影に失敗することもありましたが(映像を撮影していると思っていたのですが、実際はシャッターが押されていなかったのです!)、それでも、直射日光の中、まあまあの写真を撮れて良かったです。家で、撮った映像をTVで母に見せましたが、あまりに迫力に驚いて、大きな声を出していました。
以上は、レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF5」+「パナソニック:G VARIO 12-32mmF3.5-5.6」で撮ったものです。
matsumo(http://matsumo.seesaa.net)