2024. 3.31(日)、本日の天気予報によると「ほぼ終日、曇り」の上、本日は日曜日なので、京都市内の桜の名所は劇混みだろうと言うことで、本日は桜井駅から天理駅までの山の辺の道を歩くこととします。本当は桜の中を歩きたかったのですが、今年は染井吉野の開花が例年よりかなり遅れたので仕方がありません。インターネット上の情報だと、「満開は今週末」と言うことですので、今週の土曜日までいるつもりの私は、かろうじて満開に間に合う感じですが。
と言うことで、京都駅から近畿電鉄で言ってもよいのですが、既に1日分、使用済の青春18キップが余りそうな気配なので、青春18きっぷを使用して奈良線・桜井線経由で行くこととします。ホテルから出ると、空はもやった感じですが、何と、直射日光が射しています。ううん、朝の天気予報より良いのかもと思いますが、いずれにしろ、日曜日の混んだ所には行きたくないので、予定通りに山の辺の道を歩くこととします。
大津駅6:55発姫路行快速に乗り、7:04京都駅着。奈良線ホームに行き、京都駅7:16発奈良行各駅停車に乗ります。列車は定刻に発車します。空の状態は相変わらずで、直射日光が射しています。それにしても、乗客は異人さんが多いです。稲荷駅で下りるのかと思ったのですが、下りません。ううん、奈良駅まで行くでしょうか。8:33奈良駅着。異人さん達は奈良駅までは行かずに、途中で降りてしまったようです。奈良駅8:38発王寺行各駅停車に乗り替え、9:06桜井駅着。この列車4両編成なのですが 何と後2両はドアが開かず、乗る事はできません。単に車両を運ぶためだけに連結されているようです。加えて満席以上で、座ることができません。さて、天気ですが、ずっと、直射日光が射していたのですが、奈良駅に着いた時には曇りになっていました。
近畿電鉄の改札口付近に行き、山の辺の道の案内地図を受け取り、9:11近畿電鉄の駅舎より発ちます。この山の辺の道は案内地図のほか、道標も充実しているので、基本的に道標に従って進みます(もし、道標が無かったら、まともに進めないのではと思うほど、右折、左折、広い道、狭い道と非常にいりくんだ道です)。薄日が射している中、広い道を進み、9:13橋を渡り、9:17広い通りに出るので右折して進み、9:20JRの踏切を渡り、9:25信号がある交差点の所で左折します。9:28高架道路の下をくぐり、9:29川にぶつかるので右折し、9:30橋を渡ります。渡り終わった側の停号の上は桜並木ですが、一分咲き程度です。
9:34道標に従って、左折して、川と別れて進みます。9:35右折して、「海柘榴市観音堂」への路地みたいな感じの道を道標に従って進みます。9:36観音堂に着きましたが、観音堂自体はプレハブみたいな感じの建物で、有難みは感じませんが、そばに石仏があるのが救いです。8:38ここを発ち、先程、右折した道路まで戻り、9:39更に進みます。時々、古い感じの民家があります。9:43右折し、細い登り道を進むと、9:45「金屋の石仏」に着きました。そばに桜が咲いています。鉄琴コンクリート製の建物の中に薄く仏像が彫られた大きな石が2体安置されています。
9:48ここを発ち、更に進みます。途中、土の道になりますが、すぐにコンクリート道になり、9:52「平等寺」に着きました。ここは中々、立派なお寺で、本堂以外のお堂のほか、塔まであります。また、早咲きの桜も満開です。9:57ここを出て、更に進むと、10:00大神神社(オオガミ ジンジャ)に着きました。10:01拝殿の前を通って進むと、10:06大きな池がある場所に着きました。池の向こう岸に満開のヨウコウ桜があり、また、池に向かって左側にもヨウコウ桜が見えます。早速、池に向かって左側に行くと、何とここには小山があり、その頂上部分には展望台があります。そして、この周囲にはヨウコウ桜が沢山、植えてあり、満開状態です。

ここで、ヨウコウ桜を十二分に撮影します。10:35池の所に戻り、僅かに進み、右折して僅かに進めば、大神神社の摂社の1つの「狭井神社」に着きます。
10:43池のそばまで戻り、更に進みます・10:46左折して、大神神社の「ささゆり園」に入ります。ここにはかなり立派な枝垂れ桜があるので、撮影します。

10:50ここを発ち、更に進みます。この辺りより、農家の無人販売が行われ、八朔の小さめなのが3つで100円ですので、入手します。10:53「八大龍王弁財天」の案内標識があるので、右折して、緩い坂道を進みます。この坂道は堰堤みたいに作られており、堰堤の内側は四角い池で、その中央部分に伸びた半島みたいなものがあり、そこにお堂があります。堰堤部分には桜並木になっており、二分咲き程度に咲いています。中央のお堂まで行き、戻って、11:11更に進みます。「玄賓庵(げんぴあん)」に着きました。ここは昔は境内に自由に入れましたが、今は境内は撮影禁止なので、外から撮るだけです。12:12登りの山道となり、平らになってしばらく進んだ11:17「檜原神社」に着きました。
11:19ここを発ち、時々、早咲きの桜が咲いてる道を更に進みます。空はもう完全に曇り空です。高い場所からの緩い下り道で、11:27道は鋭角的に左折して、民家が結構な数ある田園地帯を進みます。11:43一本桜があります。11:53景行天皇陵の脇を通り、11:56堀の前の休憩所で休むこととします。12:09ここを発ち、更に進みます。12:21崇神天皇陵の堀のそばを通り、12:24掘とは別れて更に進みます。12:29天理市トレイルセンターに着きました。当初はここより更に進んで、天理駅まで行くつもりでしたが、曇ってきたし、染井吉野桜は一分咲き程度ですし、大神神社にてヨウコウ桜の撮影に時間をかけてしまったので、予定より時間がかかりそうですし、また、ここからは、桜井線の「柳本駅」に行けるので、ここで、山の辺の道を歩くは中止とします。
12:31ここを発ち、柳本駅を目指して進みます。大通りの所で、左折して、信号の所まで行き、右折して更に進みます。12:38黒塚古墳と天理市立黒塚古墳展示館があるので、黒塚古墳の写真を撮ると共に、展示館の中に入ります。青銅製の鏡が幾つも展示しているほか、手に取って確認できる複製の鏡がありました。青銅製と言えば、緑青で緑色と言うイメージを持っていたのですが、そこにある鏡は、表面、すなわち、顔等を移す場面が金色で、顔をうつすと、よく顔が見えるのです。なるほど、昔の鏡とはこう言うものであったこと、初めて知りました。これ以外に、古墳の石室の実物大のものありました。12:46ここを発ち、更に進んで、12:52柳本駅に着きました。駅舎の中にはアップライトピアノがあり、それを使って練習している人がいました。
柳本駅13:16発奈良行各駅停車に乗り、13:38奈良駅着。13:37発京都行みやこ路快速は発車が遅れていたので、それに乗ります。そして、13:42に発車し、14:23京都駅に着きました。そして、14:30発長浜行新快速に乗り、14:39大津駅に戻りました。
本日は、大神神社にて、全く期待していなかった多数のヨウコウ桜に出会えた上、満開でしたので、十二分に撮影できたのが良かったです。加えて、枝垂れ桜まで撮影できましたし。勿論、抜けるような青空だったもっと良かったのですが、まあ、仕方がないですね。
本日の歩数:26.602歩
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