えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

どうなる千葉県、きのうも大雨

2019-09-17 14:37:05 | 歌う
台風15号によって被害が相次いだ
千葉県に追い打ちをかけるように昨日の大雨 、屋根や壁をブル一シ一トで覆った家屋を、横なぐりの雨が叩くなんて酷い!やりきれない!

紫陽花は終わりの頃がいいですね、深海の藍のような花々

房総半島は冬も温暖で、寒がりの私は秋から初夏によく旅をする。そろそろ紅葉が始まるのを楽しみにしていた。紅葉の木々の間から見下ろす海原は素晴らしい。春も早く始まり菜の花畑は私を黄色に染めてしまう。

菜の花が苦しくなるほど黄色くて遠くの海を眺めていたり

晩春の紫陽花は加齢と共に惹かれる花。茂原の紫陽花屋敷は度々訪れた。私を紫陽花にしてしまう庭園、ドイツ村の紫陽花は欧州のム一ドが漂い愉しい。千葉は私の老化を遅らせくれる。

海の見える家で暮らすのが私の長年の夢だったが1週間前、そして昨日の千葉は私を海から遠ざけてしまう。いま夕日が私の窓から去ろうとしている、海の見えない我が家の窓から、☀

太宰治の引力

2019-09-15 14:26:39 | 歌う
昨日の朝刊☀「太宰 時を超える引力」
「人間失格」 アニメ映画に、の記事をよみながら、太宰治は生きていたら今年は106歳かなどと思った。百歳を過ぎても元気な老人は私の周りに何人もいる。太宰治はあの世で後悔しているのではないか。自ら命を川に捨てたなんて!

生誕110年を迎えた今年、代表作「人間失格」 に着想を得た実写とアニメの映画2作が公開された。「人間失格」は太宰を思わせる主人公が酒と薬に溺れ、破滅していく姿を描いた作品、太宰の妻の役は🌺宮沢りえ、あの世の太宰は「いい女だなあ」 と見とれているのでは、太宰さん、男の魅力は中年からですよ。30代で「恥の多い人生だった」 なんて、恥をかきながら人間は逞しなり魅力的になり人生が愉しくなるのに。

☔ 雨の夜の鏡の奥のわたくしは太宰治のように頬杖

本日朝刊☀高校国語で小説軽視?

2022度から実施される高校学習指導要領で「文学」 と「論理」 が区別され「文学」が軽視され、近現代の小説などにふれる機会が減るのではないか。文学の研究者や作家などは懸念しているとか。

📚 読まれないとき本棚の本はみな直立不動、太宰治も

でも、北風の夜ふけなど太宰治の本を、淋しいときや辛いときには強い人より弱い人に寄り添いたくなるのかも、、、


まだ停電、断水の千葉

2019-09-12 15:07:16 | 歌う
台風15号が押し寄せたのは5日前の夜だった、テレビで神奈川県に近づいたと騒ぎだし私は窓越しに外を見ると、辺りの大木が怒り狂って揺れていた。ベランダの鉢植えはみな倒れ転がっている。全てを室内に入れた。強風の中で動き回り私は疲れて寝てしまった。明け方のテレビで台風は千葉で荒れ狂っているのを知り驚く。あれから5日目の今日もまだ停電が続いているなんて!強風で倒れた電柱の復旧作業が困難で、しかもまだ猛暑、どうなるのか、 一刻も速く電気を水を!

本日朝刊では安倍首相第4次再改造内閣発足が派手に報道されている。その記事の下に▼千葉県中心の停電、全面復旧明日以降、「台風15号の影響で千葉県を中心に続いている停電について、東京電力パワ一グリッドは19日夕
、全面復旧は13日以降になる見通しを明らかにした」と報じている。

台風15号はわか家も通過したのだ、ベランダで私は強風に遭ったが、我が家は海から遠く離れているのでさほど強風ではなかったのか。私は千葉が大好きただ。春は千葉の菜の花畑から始まる。アクアラインが開通してからツア一を利用して千葉を楽しんでいる。一刻もはやく全面復旧して欲しい!

50代から認知症の予防を

2019-09-10 13:54:07 | 歌う
今日の新聞広告を見て「婦人公論」 までと驚く。▼認知症予防と発症後のケア
▼50代からの予防「寝不足」 「無趣味」 は要注意

20年位前から私は認知症という言葉を度々聞くようになった。キレやすい母親に困っている中年のA子がその母親が無趣味であることに気ずく。手芸、生け花、俳句などを勧めてもダメ。仲間たちとの井戸端会議しか興味がない。

趣味の仲間たちにも嫌われているらしく、不満や悪口ばかり聞かされているうちに母親は認知症になりはじめていた。友だちの家庭にとても関心があり
母親にお稽古ごとは辞めさせようとA子は日帰りの旅へ母親を誘った。

バス旅行でも車内のひとのことばかりに関心を持ったがA子は旅のグルメや花の名所、滝や海 や山などのことばかり話した。月に2度くらい母親との旅をしているうちに、テレビの旅番組を母親が見るようになった。いつのまにか人の噂話をしなくなり旅に興味を持っようになった。2年後には認知症が遠ざかったらしい。還暦を過ぎてから生け花や俳句などを始める意欲は愉しい、若い頃に興味があった場合は成功している人が多い。A子の母は若い時から無趣味だったのに俳句なんて!

A子は認知症になりはじめた母親に重荷を背負わせていたことに気ずく。日帰りの旅のおかげで認知症は少し良くなったらしい。焦ってはダメね。これからも月に2度くらい母と日帰りの旅を楽しむとのことである。紅葉の秋こそ認知症を遠ざけるでしょう。

日本歌人クラブ新人賞は木ノ下葉子

2019-09-08 14:43:38 | 歌う
一昨日の、日本歌人クラブ賞の春日いづみ氏はすでに歌壇で活躍なさっていられるが、木ノ下葉子はまだ知名度が低いのではないか。新人賞の歌人はふいに注目され私たちを刺激する!

🌹木ノ下葉子は昭和55年静岡生まれ、『水甕』所属。歌人年鑑で調べたがこの程度のことしかわからない。歌人クラブ会誌「風」 からこのたびの新人賞受賞の言葉と自選五首を引用する。

「私にとって歌とはまた言葉とは、怖いものですが支えでもあり、言葉が歌の形を成していることに安らぎを覚えます」 、

自選五首

🔘かつて雨は地を打つよりも真つ先にわが額ぬらし挨拶をした

🔘抜く時に痛むと怯え留め置く棘のやうなりうたはぬうたよ

🔘言へなかつたことばは川を下りゆき汽水となりて頬を伝へり

🔘きみの名に忌と続ければ唐突に君は死にたり陸離たる空

🔘雷鳴のとどろく海に泳ぐこと銀のくさはら隠し持つこと


💐 歌人クラブ新人賞お目出とうございます。ご活躍を楽しみにしております