一昨日の、日本歌人クラブ賞の春日いづみ氏はすでに歌壇で活躍なさっていられるが、木ノ下葉子はまだ知名度が低いのではないか。新人賞の歌人はふいに注目され私たちを刺激する!
🌹木ノ下葉子は昭和55年静岡生まれ、『水甕』所属。歌人年鑑で調べたがこの程度のことしかわからない。歌人クラブ会誌「風」 からこのたびの新人賞受賞の言葉と自選五首を引用する。
「私にとって歌とはまた言葉とは、怖いものですが支えでもあり、言葉が歌の形を成していることに安らぎを覚えます」 、
自選五首
🔘かつて雨は地を打つよりも真つ先にわが額ぬらし挨拶をした
🔘抜く時に痛むと怯え留め置く棘のやうなりうたはぬうたよ
🔘言へなかつたことばは川を下りゆき汽水となりて頬を伝へり
🔘きみの名に忌と続ければ唐突に君は死にたり陸離たる空
🔘雷鳴のとどろく海に泳ぐこと銀のくさはら隠し持つこと
💐 歌人クラブ新人賞お目出とうございます。ご活躍を楽しみにしております
🌹木ノ下葉子は昭和55年静岡生まれ、『水甕』所属。歌人年鑑で調べたがこの程度のことしかわからない。歌人クラブ会誌「風」 からこのたびの新人賞受賞の言葉と自選五首を引用する。
「私にとって歌とはまた言葉とは、怖いものですが支えでもあり、言葉が歌の形を成していることに安らぎを覚えます」 、
自選五首
🔘かつて雨は地を打つよりも真つ先にわが額ぬらし挨拶をした
🔘抜く時に痛むと怯え留め置く棘のやうなりうたはぬうたよ
🔘言へなかつたことばは川を下りゆき汽水となりて頬を伝へり
🔘きみの名に忌と続ければ唐突に君は死にたり陸離たる空
🔘雷鳴のとどろく海に泳ぐこと銀のくさはら隠し持つこと
💐 歌人クラブ新人賞お目出とうございます。ご活躍を楽しみにしております